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S-FJ筑波シリーズ

S-FJ:第6戦筑波 鈴鹿からの刺客、岡本大地が地元勢を寄せ付けず優勝

ポールポジションを獲得した草野裕也(Sウィンズ花島.10VED) 優勝した岡本大地(FTK・レヴレーシング) 決勝2位の草野裕也(Sウィンズ花島.10VED) 決勝3位の野島遼葵(Deep-R・10V・ED) マスタークラス優勝の秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED) マスタークラス決勝2位の上吹越哲也(KKS-2) マスタークラス決勝3位の夕田大助(KKS-2) 優勝した岡本大地(FTK・レヴレーシング) 表彰式 マスタークラスの表彰式

 2020年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ最終第6戦が10月25日(日)に筑波サーキットで開催された。

 第2戦/第3戦がコロナ禍で、富士での第5戦が悪天候でそれぞれ中止になり、今回は実質4戦目となる。

 抜けるような秋晴れの天気で絶好のレースコンディションとなったこの大会。注目されるのは今シーズン鈴鹿で開幕から4連勝で早々にチャンピオンを決めた8号車岡本大地(FTK・レヴレーシング)の出場で、地元勢がどう迎え撃つかに興味が集まった。

 エントリーは全部で14台。最終戦という事でかマスターズクラスのエントリーが増え、そこに岡本のチームメイト2台も加わり今年最大の出場数となった。

 一方開幕3連勝でこちらも早々に筑波チャンピオンを決めた伊藤駿は欠場、岡本とは今年菅生シリーズの第3戦/4戦で対戦し1勝1敗と分けていただけにバトルが期待されたが残念だった。

 前日の練習走行から岡本は順調にタイムを上げ、1回目の走行ではクラッシュでノーズセクションを壊すシーンもあったが、最終的に59秒台と地元勢とそん色無いタイムをマークした。

■練習走行後のコメント

8号車岡本大地(FTK・レヴレーシング)
 「今回の参戦はチームメイト2台のサポートがメインだが自分の経験値も上げたい。筑波は初めて走るが、事前にイメージしていた『ヘアピンが連続するタイトなコース』という印象と違ってスピードの乗るコーナーもあり想像以上に難しかった。チームからは『58秒台に入れろ』とプレッシャー掛けられているが、とりあえず鈴鹿仕様のままのセッティングで走って59秒台が出たので、後は微調整で本番に挑みたいと思う。(練習中ダンロップコーナー入り口で地元選手に比べて積極的にイン側の縁石に乗せて走っていたが?)アプローチではいろいろ試していた。自分達のマシンは縁石でも安定しているのでこの走り方もアリだと思う」

■予選(20分)

 午前8時30分に全車コースイン、路面はドライコンディション。

 まずは66号車野島遼葵(Deep-R・10V・ED)がトップタイムを出し、前回ポールポジションの91号車草野裕也(Sウィンズ花島・10VED)、岡本、7号車本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)という順で続く。

 5分経過のタイミングで草野が59秒954と1分を切りトップに立つとタイムアタックが本格化。野島が次の周回で59秒574でトップを奪い返す。

 7分時点で岡本が59秒560で初めてトップタイムをマークするが、すかさず野島が59秒475で逆転、草野も59秒493を出して続き、岡本を3番手に追い落とすと、その勢いのまま11分時点でベストタイムとなる59秒232をマーク。野島、岡本に続く4番手に1号車関根陽幹(オートルック10V)が59秒台に入れて上がってくる。

 ここで各車がペースダウンして順位が落ち着く中、野島がひとり自己ベストを更新し草野のとのタイム差を削り続け、0.079→0.071→0.039秒と迫るがここまで。草野の3戦連続ポールポジションが確定した。岡本は野島と0.119秒差で3位から初の筑波のレースに挑むことになった。

 セカンドロウ争いはで22号車内藤大輝(RCIT with Raise UP)が最終ラップに自己ベストを出して0.055秒差まで接近するが関根がそのまま4番手を守った。

 マスターズクラスのトップは総合6番手の3号車秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)が一人59秒台に入れ、鈴鹿から遠征の0号車夕田大助(KKS-2)が総合9番手で続いた。

■予選後のコメント

ポールポジション 9号車草野選手(Sウィンズ花島・10VED) 59秒232
 「厳しい予選だった。前回と同じ状況でポールは取れたが、僅差なので尚更気は抜けない。決勝に向けていろいろ(戦い方を)考えて挑みたい」
2位 66号車野島選手(Deep-R・10V・ED) 59秒271 トップとの差0.039秒
 「前半はタイヤのグリップもよく調子が良かった。後半は熱さでタイヤがタレてタイムが出なくなった。決勝では、前回(優勝)の伊藤選手の様にスタートで前に出て逃げられればいいが、草野選手相手ではそうもいかないだろう。その場合は食らい付いて行って最後に追い越したい」
3位 8号車岡本大地(FTK・レヴレーシング) 59秒390 トップとの差0.158秒
 「(予選タイム差を聞いて)すごい激戦ですね。(他の選手のタイムの出し方を確認して)すごい難しかった。初めての筑波でタイヤの内圧の最適値も分からず鈴鹿のセットのままで走ったが、ニュータイヤがどれくらい走れるかも分かっていなくて、思っていたのとはタイヤの様子が違ってて、予想していたのとは違った展開になった感じだ。決勝に向けては改善策が見えたので色々試してみる。(筑波で走るのは)鈴鹿ともオートポリスとも全然違い、とても勉強になる」
4位 81号車関根陽幹(オートルック10V) 59秒498 トップとの差0.266秒
 「昨日の練習が全然ダメで、59秒5が出る気は全然しなかった。それからいろいろ見直して良い方向に行ったので良かった」

■決勝(18LAP)

 定刻11時5分に全車コースイン。ドライコンディションの路面は予選時に比べ暖まって来ている状態。

 全車クリーンスタートを決める中、3番グリッドから飛び出した岡本の加速が伸び野島をかわすと、1コーナーの進入でラインを交差させて草野をアウト側から攻め立てる。草野はインを守りつつ並んで1コーナーを通過するとそのまま2台はS字を並走して攻防を見せるが、第1ヘアピンでインを取った岡本が草野をオーバーテイク。鈴鹿仕込みの勝負強さを見せてトップに立った。3番手野島、4番手関根は順位をキープ。

 しかし草野もひるむことなく0.5秒前後の差で岡本を追走。これに対して4周目、5周目と岡本は連続ファステストラップで対抗するが草野も6周目にファステストラップを出し差を維持して岡本にプレッシャーをかける。野島はこの2台の攻防から次第に遅れて1.25秒、1.45秒、1.84秒と離され行くが4位関根以下とは3秒以上の差で3位を守っている。

 後方ではマスターズクラスの上位争いに変動があり、総合7位を走る秋山に続いて、夕田をかわしたチームメイトの9号車上吹越哲也(KK-2)が自己ベストを出しつつ総合8番手のクラス2位に上がる。

 草野は中盤からペースを上げてトップを追い上げるいつものレースパターンに持ち込み、9周目0.465秒差、10周目0.397秒差と岡本に迫るが、ここから岡本が粘りを見せ、今度は11周目0.498秒、12周目0.917秒とじりじり草野とのギャップを拡げる。 ここから終盤まで岡本と草野は0.7秒前後の間隔でお互い気の抜けない戦いを繰り広げたが最後に草野は力尽き、岡本が0.832秒の差でトップチェッカーを受けた。

 3位は野島がスタートから順位を保って2戦連続の表彰台を獲得。久々にレースが成立したマスターズクラスの優勝は秋山、続いて上吹越、夕田という鈴鹿から遠征の2台が続いた。

■決勝後のコメント

優勝 8号車岡本大地(FTK・レヴレーシング)
 「スタートダッシュが決まった。(トップに立った後は後ろとの間隔見ながら走っていたのか?)ずっとフルプッシュで走っていたが速さ自体は草野選手の方があったように感じた。第1ヘアピンで抜いた後は逃げ切り体勢に持ち込みたかったが、突き放せなかった。スリップが効いてる部分もあったとは思うが草野選手の方がスピードがあり、彼がクリアに走れていたら追いつかれていたかも知れない。彼の方に細かいミスがあって離れたり近づいたり、という展開になったのではないかと思う。(決勝に向けてセッティングの変更は行ったのか?)タイヤの内圧を調整した他に、予選後に他のマシンを観察してキャンバーとか違う様子だったのでそこは改善した。多少前進したかな、という感じでそれほど大幅に改善した訳ではないが予選よりは(調子が)よかった。(もてぎの日本一決定戦に向けて)来月のもてぎシリーズ最終戦に出場してから日本一決定戦に挑む予定。(来年の予定は?)86/BRZレースは継続決定、スーパーFJもたぶん参戦すると思う。鈴鹿がメインで他にどこに遠征するかはチームの方針次第」
2位 9号車草野裕也(Sウィンズ花島・10VED)
 「(厳しいレースだったか、の問いに)中々仕掛ける所まで行けなかった。調子は普通だったが、自分の力が足りず、相手が速かったというより自分がまだまだで、マシン的には絶対勝てるクルマだったのに、自分がポテンシャルを最後まで引き出す事ができなかった、というのが正直なところ。(来年の予定は?)まだ未定だが、(スーパーFJで)どこのシリーズになるかは分からないがチャンピオン目指して再挑戦したい」
3位 66号車野島遼葵(Deep-R・10V・ED)
 「スタートで(タイヤが)空転気味でミスしてしまった。実は予選の時にシートベルトがズレて身体を痛めてしまって、レース中も痛みが続き後半にどんどん酷くなっていてレースに集中しきれなかった。(来年の予定は?)来年もスーパFJ参戦を目指している」
マスターズクラス優勝(総合7位) 3号車秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)
 「(久々のクラス成立で)前回は1台きりで淋しかったが今回今年一番の台数が集まりよかった。クラスでなく総合での表彰台を目指していたが上位のペースには追いつけなかった。(来年の予定は?)来年も活動を継続する」

 今年の筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ戦はこれにて終了。チャンピオンシップは開幕から3連勝した8号車伊藤駿が60ポイントで獲得、ランキング2位は7号車本田千啓41ポイント、3位草野裕也36ポイントという順位になった(手元集計)。

 なお今年のスーパーFJ日本一決定戦は12月5日~6日にツインリンクもてぎで開催される、

Text & Photo: Junichi SEKINE


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