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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦もてぎ決勝 #35平良が8連勝を達成するも、タイトル争いは次戦に持ち越し

FIA-F4選手権第9戦の決勝が11月8日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、#35平良響(TGR-DC RSトムススピリットF4)が第7戦、第8戦に続いてポール・トゥ・ウィンを達成。連勝記録を8に伸ばした。

13周の決勝がスタートした

優勝は平良響(TGR-DC RSトムススピリットF4)

決勝2位は小川颯太(WARMTECH Skill Speed)

決勝3位は澤龍之介(BJ RacingスカラシップJSS)

インディペンデントカップ優勝はIKARI(BJ Racing F110)

第9戦決勝は午前9時より13周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

ここでのスタート順は第7戦決勝中に各自が記録したベストタイムの順となっている。ポールポジションはファステストラップを記録した#35平良。スタートもミスなくこなしてトップで1コーナーに飛び込んだ。

第8戦に続いて2番手スタートとなった#62平木玲次(HELM MOTORSPORTS F110)は今回も出遅れてしまい7番手まで後退、代わって#77小川颯太(WARMTECH Skill Speed)が2番手に浮上した。

その後方ではインディペンデントカップの#2仲尾恵史(TCS Racing Team)が1コーナーで#3佐藤セルゲイビッチ(結婚の学校フィールドモータースポーツ)に追突。両者一旦は走行を再開したが、#3佐藤はアクシデントの際に右側のラジエターを破損してしまい、途中でストップせざるを得なかった。

さらにV字コーナーで#55土屋祐輔(Liaison DM F110)と#92浦田裕喜(AKILAND RACING)が接触。浦田がグラベルにストップしたため2周目からセーフティーカーが導入されることになった。

その後#92浦田は自力で走行を再開。セーフティーカーは3周終わりでピットインし、4周目からレースは再開された。

リスタート後はトップの#35平良が後続を引き離しにかかり、5周終了時点で1.482秒、6周終了時点で1.662秒までリードを広げる。

しかし#77小川も次第にペースを上げ、7周目からは徐々に平良との差を縮めていった。小川は9周目に1'58.514とファステストラップを更新。トップとの差を1.435秒とする。

平良も11周目に1'58.492を叩き出して1.576秒差とするが、小川も負けじと追い上げて12周終了時点での35平良のリードは1.386秒となる。しかしそれでも小川は平良を攻略することができなかったため、#35平良響が8連勝を達成。ドライバーズポイントを202.5まで伸ばした。

しかしランキング2位の#62平木が5位入賞し、ポイントを129.5としたため、チャンピオン争いは最終富士大会に持ち越しとなった。

またインディペンデントカップは上位陣の脱落などもあり、#98IKARI(BJ Racing F110)が嬉しい初優勝を達成している。

次戦の舞台は富士スピードウェイ。11月28-29日に第10、11、12戦が行われる。

優勝した平良響(TGR-DC Racing School) インディペンデントカップで優勝したIKARI(Bionic Jack Racing) 表彰式 インディペンデントカップの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI


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