JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第5戦第二ヒートは8月9日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で決勝(10周)を 行い、62号車川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が21分00秒188で優勝を飾った。
ツインリンクもてぎは陽が傾いてもまだ暑さの残る中、16時15分よりフォーメーションラップを開始。
シグナルブラックアウトからスタートするとポールポジションの川合孝汰が出遅れ2位にドロップし、蹴り出しの良かった2番グリッドの63号車武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)がホールショットを奪い1コーナーに飛び込む。19号車徳升広平(ZAP SPEED 10V ED)はグリッド通りの3位で続く。
後方では8号車飯嶋郁陽(ZAP SPEED ED)がやや出遅れ、66号車飛田陽宏(Deep-R・10V関口ED)に先行されるもののレース中盤で4位のポジションを奪い返す。
レース中盤まではトップ武村和希、2位川合孝汰、3位徳升広平のオーダーで接近戦を繰り広げていたが後半に差し掛かると川合孝汰がプッシュを開始し、狙い澄ましたかの様にトップに返り咲く。
その後トップ川合孝汰、2位武村和希、3位徳升広平のオーダーでファイナルラップに突入し、そのままフィニッシュ。第一ヒートに続き川合孝汰が 優勝を飾り第3戦以降3連勝を決めた。
これによりシリーズポイントは川合孝汰が逆転し、ランキングトップに浮上する事となった。
2位には63号車武村和希が入り、再び地元ル・ボーセがワンツーフィニッシュ。3位には徳升広平、4位に飯嶋郁陽、5位に飛田陽宏、6位に57号車丸山友輝(新潟国際自動車ワコーズEDKK)、7位に16号車芳賀靖 (KRacモータースポーツ)が入って第一ヒートと全く同じリザルトとなった。
スーパーFJもてぎシリーズのチャンピオンの行方は今季最終戦となる第6戦まで持ち越しとなった。
最終第6戦は10月25日に行われる。
Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA