SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿決勝 規定周回数の半分を消化してトップは#36ペトロナスRC Fに。GT300は#88マネパランボルギーニがトップ浮上!

2015スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」は規定周回数の半分を消化。
GT500クラスは#36PETRONAS TOM’S RC F(伊藤大輔/ジェームス・ロシター組)、GT300クラスは#88マネパランボルギーニGT3(織戸学/平峰一貴/佐藤公哉組)がトップを走行している。

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レースが中盤に差し掛かろうとしたところで空には晴れ間が見え、路面はどんどん乾き始めた。
これが丁度2度目のピットストップタイミングと重なり、ウェットタイヤを装着したチームとスリックの投入に踏み切ったチーム、二つの判断が周回数によって大きく分かれた。
ここでうまくスリックに交換できたのが#64エプソンNSX、逆にイレギュラーのピットインを強いられたのが52周目にピットインした#46S Road GT-Rと56周目に入った#15モデューロNSXだ。

この時点でトップを争っていた#100レイブリックNSXと#36ペトロナスRC Fはそろって61周目に2止めのピットイン。
この際に100号車は目の前にピットインしてきた#33Excellence Poroscheに行く手を阻まれ、ピットアウトが遅れてしまう。
この隙に#36ロシターが前でコースインすることになった。

ところがその直後、スプーン手前で#50SKT EXE SLSがクラッシュ、コース上に盛大にパーツをばらまいたため、コース清掃のためセーフテイーカーが導入された。
この時点のトップはまだ2度目のピットストップを行っていなかった#12カルソニックGT-R。64周目に入ったところだった。

SCは69周終わりでピットイン。70周目からレースは再開された。
隊列の先頭を走っていた12号車はピットオープンと同時に68周終わりでピットインしたため、ここで36号車がトップに繰り上がった。2位は100号車、3位には75周目の1コーナーで石浦宏明のドライブする#38ZENT RC Fをかわした#15モデューロNSXの小暮卓史が上がってきた。

しかしその直後、#51JMS LMcorsa Z4がコース上にオイルを撒いてしまったため、再びSCが導入されてコース清掃作業が始まった。
レースは79周目に再開。
依然としてトップは#36ペトロナスRC F、#100レイブリックNSXが2番手につけている。

一方GT300クラスは最初のSC導入の際にピットクローズであったにもかかわらず2ストップ目のピット作業を行った#2シンティアム・アップル・ロータスに90秒ストップの重いペナルティが下ったほか、#7Studie BMW Z4にホワイトラインカットでドライブスルーペナルティ、#31プリウスにもSC中のスピンによるドライブスルーと上位陣が次々にペナルティの対象となって順位を落とすことになった。
この結果トップに立ったのは#88マネパランボルギーニGT3、2位には#61BRZが続くこととなった。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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