Inter Proto Series

IPS:第3戦富士大会二日目 #4平川が今季2勝目を上げ、初代IPS王者に!

アジアンルマン第2戦と併催されているインタープロトシリーズ第3戦。
大会二日目はジェントルマンクラスの決勝レース2とプロフェッショナルクラスの決勝が行われ、ジェントルマンクラスは#3永井宏明(INGING)がレース1につづいて独走で2連勝を飾った。プロフェッショナルクラスは#4平川亮(RSS)が優勝、見事初年度のシリーズチャンピオンを獲得した。

9月22日の富士スピードウェイも朝から好天に恵まれ、絶好のレース日和の中、午前8時10分よりジェントルマンクラスの決勝レース2がローリングスタートで始まった。周回数はレース1と同じく12周だ。

ジェントルマンクラスは#3永井宏明(INGING)が2連勝 ホールショットを奪ったのはポールポジションの#3永井。そのまま4周目まで1周あたり1秒の差を2位の#50DRAGONに付けていく。
その後方では5番手スタートの#37澤田透が#16渡邊久和をオープニングラップで抜いて4位に浮上してきた。

序盤トップの澤田に一気に突き放された#50DRAGONだったが、5周目からは澤田とほぼ同ペースにタイムを上げてきた。しかしそれでもトップとの差を詰めるには至らず、永井は2位以下に7.221秒の差をつけて2連勝。
2位#50DRAGON、3位AKIRAと、終わってみれば表彰台の顔ぶれは昨日と全く同じという結果になった。

プロフェッショナル決勝は#4平川亮(RSS)が今季2勝目

プロフェッショナル2位は#37中山雄一(東名)

プロフェッショナル3位は#50関口雄飛(B-MAX)

続いて午前11時50分よりプロフェッショナルクラスの決勝レースが22周で行われた。
ホールショットを奪ったのはポールシッターの#37中山雄一。しかし3周目に#4平川が100Rでアウトから並びかけ、続くヘアピンコーナーでインを奪ってトップに躍り出た。
平川の先行を許した中山は、立ち上がりで3番手を走行していた#50関口雄飛にもパスされるが、5周目の1コーナーで関口のスリップから抜け出し、アウトから並びかけて2位を奪い返した。

この間にトップの#4平川は後続に2秒以上の差をつけると、そのまま中山につけいる隙を与えず22周を逃げ切り、開幕戦に続いて今季2勝目を上げ、インタープロトシリーズの初代王者となった。
2位は#37中山。#50関口が3位だった。

Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO


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