スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿決勝第2レース 予選3位の片岡龍也(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が優勝

 スーパー耐久シリーズ第6戦は22日、三重県の鈴鹿サーキットで40分間の決勝第2レースを行い、予選3位からスタートしたGT3クラスの片岡龍也(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が19周、40分6秒796で総合優勝を飾った。

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 決勝第2レースは9時45分、フォーメーションラップがスタート。ST-2クラスポールポジションの大澤学(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)がトラブルでストップ、コース上にオイルが出たため、その処理でフォーメーションラップに2周を費やしスタートが切られた。

 スタートでトップに立ったのは総合ポールポジション、GT3クラスの青木孝行(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)、2位に荒聖治(GT3:もり山 R8 LMS ultra からあげ)、3位に片岡龍也(GT3:PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)と続くが、片岡は3周目の1コーナーでインから荒をかわして2位に上がると、逃げはじめたトップ青木を追う。

 片岡は6周目あたりには青木に追いつけ、この2台が周回遅れをかわしながら激しいトップ争いを展開する。この争いは中盤過ぎまで続き、ついに12周目のヘアピンで片岡が青木をアウトからかわしてついにトップに躍り出た。

 片岡はその後も青木とのタイム差をコントロールし、最終的には2秒5差で40分を走りきり優勝を飾った。2位には青木が、3位には荒が入った。

 ST-1クラスは、佐藤茂(Faust Racing BMW Z4)が完走して優勝した。

 ST-2クラスは、前述のようにポールポジションの大澤がスタートできなかったため、白坂卓也(新菱オート☆DIXCELエボIX)がトップに立つが、その後ろからスピードに優る阪口良平(RSオガワADVANランサー)が徐々に接近。5周目には阪口が白坂をかわしてトップに立つと、その差を広げて優勝を飾った。2位に白坂、3位には成澤正人(RSオガワADVANランサーII)が入った。

 ST-3クラスは、ポールシッターの前嶋秀司(asset テクノ Z34)がリードしてレースが始まる。しかし、その後ろから迫ってきたのが田中哲也(岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34)と吉本大樹(PETRONAS TWS GS350)のベテラン2人。前嶋は8周目の1コーナーで田中にパスされ2位に落ちると、終盤には吉本にもかわされ、その後も後退、4位でレースを終えた。優勝は田中、2位吉本、3位には藤田竜樹(TRACY SPORTS IS 350)が上がってきた。

 ST-4クラスは、ポールシッターの植松忠雄(TRACY SPORTS ings S2000)がトップに立つも僅差で小林康一(ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5)、太田侑弥(DIJON IS WAKO'S ED DC5)が続く。しかし、植松は2位以下を退け、ポールトゥウィン。2位に小林をかわした太田が、3位には小林が入った。

 ST-5クラスは、序盤でトップに立った井尻薫(エンドレスアドバントラストヴィッツ)が一時、奥村浩一(BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット)にかわされ2位に落ちるが、これを抜き返し優勝を飾った。2位に奥村、3位には野村浩史(RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ)が入った。

 決勝第3レースはこの後13時35分より40分間で争われる。

Text: Yoshinori OHNIHSI
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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