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SGT:第7戦もてぎ クスコDUNLOPスバルインプレッサ決勝11位も収穫の多いレースに (SUBARU)

◇クスコDUNLOPスバルインプレッサ、決勝11位も収穫の多いレースに
【公式予選】

 今回はGT300クラスに25台がエントリー。予選はノックダウン方式という勝ち抜き式が初めて採用された。予選1回目は基準タイムクリアの走行。予選2回目のセッション1で25台のうち20台が勝ち抜け。セッション2ではさらに半分の10台が勝ち抜けとなり、セッション3では最後の10台でグリッドを決定する。

 この緊張感あふれる予選2回目は山野がドライブした。セッション1を4位で通過した山野だったが、セッション2では13位と伸び悩みここで終了。決勝レースは13番グリッドスタートとなった。

【決勝レース】

gt_r07_s_1  台風9号は北に去り、気温32℃、路面温度40℃と残暑が戻ってきたもてぎ。さらに湿度が高く蒸し暑いコンディション。ここもてぎはストップ&ゴーのコーナーが多く、また急角度のバックストレートもありブレーキやタイヤに厳しい。最後まで安定して走りきれれば結果も残るというレースになりやすい。

 スタートドライバーは山野。14時に63周の決勝レースがスタートした。混乱するオープニングラップで山野は慎重に走り14位へ。GT500から周回遅れにされ始めた8周目には、さらに2ポジションダウン。さらにアンダーステアに悩まされ18位にまで後退した。しかし粘り強い走りで#55フォードGTの背後でチャンスをうかがい21周目にこれをパスして16位に。早めのピット作業を始めるチームもあり、28周目には11位にポジションを上げて29周目にピットインし、青木に交代した。

 青木は18位でコースに戻ると、上位のピット作業がひと段落すると15位へ。終盤、上位の車両にトラブルやアクシデントが発生する中、確実に走って徐々にポジションアップ。ノントラブルで58周を走りきり11位でチェッカーを受けた。

 残念ながらポイント獲得はならなかったが、改良・対策した部分にトラブルも出ず、データも蓄積できた。残りは2戦だが、今回のデータを元にさらに上の結果を求めていく。

青木孝行
 「入賞はできませんでしたが全体的には今年で一番いいレースでした。これでやっとスタートラインに立てたという気がします。ただセットアップを失敗しました。強いアンダーステアに見舞われクルマが思うように曲がらず苦戦しました。ドリンクがなくなっていたり、クールスーツが効かなかったりしましたが、運転には問題ありませんでした。シリーズは残り2戦ですが、どちらか雨になってほしいですね。手応えを感じることのできたレースになりました!」
上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text & Photo: スバルテクニカインターナショナル株式会社



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