SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝 500km消化目前にARTAの炎上でSC導入!! 依然トップはKRAFT SC

スーパーGT第6戦決勝はスタートから500kmとなる87周を消化した。
トップは依然として#35KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)だが、 85周目に左リヤタイヤのスローパンクチャーによりスロー走行していた#8ARTA NSX(ラルフ・ ファーマン/伊沢拓也組)が130Rに差し掛かったところでリヤから出火、そのままコース脇にストップしてしまったため、 この消化と車両排除のためにセーフティーカーが86周目に導入され、そのままSCランが続いている。
GT300クラスはこの時点で#81ダイシンアドバンFerrari(青木孝行/藤井誠暢/青山光司組)が再びトップに立っている。

中盤に差し掛かったGT第6戦。
快調にトップをひた走る35号車は58周目に2度目のピットストップを行い、再び石浦がステアリングを握った。

gt_r06_r_6 この間にトップに立ったのは、56周目の1コーナーで#3ハセミGT-Rを捉えて2位に浮上していた#6エネオスSC430。 しかしこの6号車は63周終わりで2度目のピットストップを行い、再びビヨン・ビルドハイムにスイッチしたところで突如スローダウン、64周目の立体交差下でストップしてしまい、そのままレースを終えることとなった。

全車が2度目のピットストップを終えた時点で35号車は再びトップに。
#3ハセミGT-Rがピットアウトの際に#1モチュールGT-Rに引っかかって遅れるなどした結果、#8ARTA NSXが2位に浮上した。

ところがこの8号車は左リヤタイヤにスローパンクチャーを発生させてしまい、ファーマンは我慢の走りを強いられてしまう。
その結果、85周目に入ったところで1コーナーをオーバーランしてしまい、その後もスロー走行でピットに向かう。

gt_r06_r_sc ところが不運はそれだけでは終わらなかった。
8号車は130Rに差し掛かったところでリヤから出火、火はどんどん燃え広がって後ろ半分が丸焼けの状態となってしまった。
これにより、消火活動と車両排除のために86周目にセーフティーカーが導入されることとなった。

GT300クラスは中盤に入っても変則的なピット作業を行うチームが相次いだ。
まずは#43ARTAガライヤが45周終わりで2度目のピットイン。これを給油のみの10秒ストップとした。
次に69周終わりで#81ダイシンフェラーリも給油のみのピットストップを行い、クラス2位のままピットアウト。

これにより、74周終わりで通常のピット作業を行った#11ジムゲイナーに代わり、81号車がトップに立っている。

なお、808号車は61周目の立体交差下でトラブルによりストップ、レースを終えている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA, Mami OKUDA


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