SUPER GT

SGT:第4戦セパン インプレッサ、新体制初の入賞は5位! (SUBARU)

◇クスコDUNLOPスバルインプレッサ、新体制初の入賞は、5位!

 23~24日、SUPER GT唯一の海外ラウンド、マレーシアのセパン・サーキットにおいて開催されたSUPER GT第4戦で#77「クスコDUNLOPスバルインプレッサ」は、予選で惜しくも11位とスーパーラップ(SL)進出を逃したが、そこから確実にポジションを上げて行き、今季初めてチェッカーフラッグを受けて5位入賞。新体制となって初のシングル入賞を果たした。

【公式予選】

 今回はGT300クラスに23台がエントリー。23日の11時から始まった予選1回目は気温32℃、路面温度44℃で湿度の高いコンディション。今回もインプレッサをドライブする山野は、開始6分で2分07秒916のタイムで2位につけるとピットイン。2セット目のタイヤを装着して再びコースへ。しかし1セット目のタイムを更新できず12位にとどまった。11時40分からの混走枠で青木が予選基準タイムをクリアすると、再び山野がアタックに出て行き2分7秒710で10位に飛び込んだ。その後、暫定11位だった#88ムルシエラゴが9位にタイムアップし、山野のタイムは11位へ。このまま予選は終了して残念ながらSL進出を逃した。しかし、クラスポール車両のタイムから1秒以内の位置につけることができ、収穫の多い予選となった。

【決勝レース】

 昼間の気温が高いため、夕方16時からスタートの決勝レース。しかし気温34℃、路面温度は49℃とコース上にいるだけで汗が噴き出るような暑さだった。スタート直後の1コーナーで接触してハーフスピンした車両もあったが、山野はポジションキープでこれをクリア。そして7位争いの大集団の中で、2周目に9位、3周目に8位、4周目に7位とひとつずつポジションを上げて、9周目には6位にまでポジションアップを果たした。20周を超えるあたりからルーティーンピットインが 始まり、25周目に青木にバトンを渡した。

 タイヤ4本を交換し給油を済ませたインプレッサは13位でコースへ。他の車両のピット作業が落ち着いた30周目には、青木は9位までポジションを回復させていた。35周目に7位の車両がスピンを喫し、8位の車両と接触。このスキに青木は7位へ順位を上げ、さらに46周目には5位と6位の車両の接触の脇をすり抜けて5位へアップ。そのポジションを守ったまま今季初めてチェッカーフラッグを受け、04年のオートポリス(3位表彰台)以来の上位入賞を果たすことになった。

 昨シーズン途中からシンメトリカルAWDを採用したインプレッサを登場させ、今季から大幅にチーム体制を変更したが、これまでひとつひとつ階段を上ってきたものが、今回は結果として残ることになった。しかし階段はまだ途中。これからも表彰台、そして優勝を目指して改良を進めていくことになる。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社



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