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新生鈴鹿サーキットでオープニングサンクスデーが開催される

 昨秋からの改修工事が終了した鈴鹿サーキットは12日、これを記念して「オープニングサンクスデー」を開催し、集まった3万人の一般参加者が新生鈴鹿の船出を祝った。

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 鈴鹿サーキットは1962年、東京オリンピックの2年前に開場、翌63年には第1回日本グランプリが開催された。そのとき、ロータス23を駆って優勝したのが後のロータスF1チームの監督ピーター・ウォー氏。今回、このレースが再現されピーター・ウォー氏が46年ぶりにロータス23のステアリングを握り、新生鈴鹿サーキットを快走した。

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 また、鈴鹿サーキットが主宰するレーシングドライバー養成スクールのSRS-Fの卒業ドライバーによるレースも行われ、ドイツF3チャンピオンの金石年弘選手が優勝した。

 日本人初のフルタイムF1ドライバー中嶋悟氏がホンダRA2727を、ここ鈴鹿でF1日本人初の3位表彰台に立った鈴木亜久里氏がウィリアムズFW11をドライブして集まった観客を沸かした。

 現役F1ドライバー、中嶋悟氏の長男、中嶋一貴選手も鈴鹿に駆けつけた。メディア向けの共同記者会見のあと、ファンに向けてのトークショー、サイン会が行われた。

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 初の公式レースも併せて開催された。「ホンダエキサイティングカップワンメイクレース2009、シビックインターシリーズ第2戦/シビック西日本シリーズ第2戦」の予選、決勝が行われ、特別ゲストとして鈴木亜久里氏も参加した。

 そしていよいよ、初のビッグレースとなる「ケーヒン 鈴鹿2&4レース オープニングスペシャル」の決勝がこの19日に開催され、新生鈴鹿サーキットの本格的なレース供用が始まる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum



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