(Photo:K.Takeshita)
全日本選手権フォーミュラニッポン第8戦の公式予選一回目が10月23日午前10時35分より 爽やかな秋晴れのツインリンクもてぎで行われ、DoCoMoダンディライアンの#41服部尚貴が 1分36秒683を出して暫定ポールを獲得した。 2番手は前戦優勝の#31アンドレ・ロッテラー(PIAA NAKAJIMA)、3番手は#7脇阪寿一 (Team LeMans)だった。 いよいよ終盤戦に入った2004年全日本選手権フォーミュラニッポン。第8戦の舞台は 今年2回目の開催となるツインリンクもてぎだ。 予選開始早々にアタックを開始したのは、先日第7戦の裁定が覆って優勝が認められた #19ブノワ・トレルイエ。いきなり1分37秒台のタイムを出して好調ぶりをアピールする。 しかし他のドライバーはすぐにはコースインせず、様子見の構え。結局全車がコースに 入ったのは、セッション開始から15分を経過した頃になった。 残り20分の時点での順位は、1位脇阪、2位ライアン、3位ロッテラー、4位#8土屋武士の 順。 残り10分をきったところで各車ニュータイヤを装着。 ここからタイムアタックはさらに熾烈になっていく。 最初に動いたのは#1本山哲(TEAM ADiRECT 5ZIGEN)だった。本山はタイヤを労わって慎重 にペースを上げていく。その間に#2金石年弘、ライアン、ロッテラーらが次々にタイムを 更新して上位に名を連ねる。 さらには土屋武士が1分36秒945と最初に36秒台に突入してトップに立つ。 本山も残り3分近くなって漸くアタックに入るが、タイムは36秒971と土屋に及ばない。 ここで#41服部が猛然とアタック。残り1分を切ろうかという時点で36秒683を叩き出して トップに躍り出た。 これにロッテラー、脇阪も続こうとするが、それぞれ36秒825、36秒895と今一歩及ばな かった。 ここでチェッカーが出て予選終了。 暫定ポールは服部のものとなった。 公式予選2回目は午後2時55分より、1回目と同じく45分間で行われる。
2004年10月23日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
P No Driver Team Time Gap ------------------------------------------------------------------------------- 1 41 服部尚貴 DoCoMo TEAM DANDELION 1'36.683 - 2 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA RACING 36.825 0.142 3 7 脇阪寿一 Team LeMans 36.895 0.212 4 8 土屋武士 Team LeMans 36.945 0.262 5 1 本山 哲 TEAM ADiRECT 5ZIGEN 36.971 0.288 6 11 松田次生 COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 37.130 0.447 7 20 井出有治 mobilecast TEAM IMPUL 37.157 0.474 8 40 リチャード・ライアン DoCoMo TEAM DANDELION 37.200 0.517 9 3 道上 龍 Yellow Hat KONDO Racing Team 37.219 0.536 10 2 金石年弘 TEAM ADiRECT 5ZIGEN 37.308 0.625 11 32 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA RACING 37.405 0.722 12 4 立川祐路 Yellow Hat KONDO Racing Team 37.430 0.747 13 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast TEAM IMPUL 37.518 0.835 14 25 片岡龍也 Team LeMans Spirit 37.932 1.249 15 28 野田英樹 CARROZZERIA Team MOHN 38.262 1.579 16 12 影山正美 COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 38.365 1.682 17 27 山西康司 CARROZZERIA Team MOHN 39.073 2.390 ------------------------------------------------------------------------------- 参加台数:17台 出走台数:17台 シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。