優勝したRegein童夢NSXの道上龍とセバスチャン・フィリップ (Photo: K.Takeshita)
■トップ3、ドライバーのコメント■
優勝 Regain童夢NSX
道上龍
予選は失敗したが、テストからレースセットは決まっていたので今日はそのセットで戦った。スープラも予選で速かったが前半離されなかったので今日は行けると思った。ウェイトも積んでなくてここまで戦えたので後半のGT選手権が楽しみだ。マシンを軽くするためにクールスーツのアイスをたくさん積んでなくて30分くらいで解け、スティント後半は辛かった。
セバスチャン・フィリップ
道上が頑張ってくれたので、自分としてはただ走るだけでよかった。後ろからの追い上げもなかったのでプッシュする必要はなかったが集中力だけは絶やさないようにした。GTでは次戦から60kgのハンディがあるがチャンスはあると思う。
2位 G'ZOX-NSX
伊藤大輔
優勝を狙ってたので2位はくやしい。でもホンダとしては1-2で飾れてよかった。予選のセットは決まっていたが、決勝ではリアに負担のかかるセッティングが解消できなくて、その差がRegin童夢NSXと出てしまったようだ。第1スティントで道上にシケインで抜かれたのはオーバーステアが出てブレーキが苦しかったから。スープラが速かったので昨年のようにまた引き離されていくんじゃないかと思ったが相手もミスがあったようでかわすことができた。GTではスープラと戦えるレベルまで来たと思う。今度は我々が優勝する番だ。
トム・コロネル
初めての1000kmレースだったが来年も戻って来たい。第2スティントではフィリップに迫りたかったが後ろからスープラも来るし無理はしなかった。GTではシーズン初めにはスープラと差があったがここでは競り合えた。スープラはストレートが速いのでGTではここのようなコースでレースがしたい。
3位 auセルモスープラ
立川祐路
クルマの状態はまずまずだった。第1スティントではトップでバトンを渡すことができたが、2回目乗ったときからエンジンが不調できつかった。
竹内浩典
1回目乗ったときは立川がトップで帰ってきたが、ピットストップの間に童夢NSXに抜かれてしまった。プッシュして抜き返したがスピンをしてしまった。第4スティントからはエンジンのパワーが落ちてNSXと戦える状態ではなかった。
下田隼成
1スティント30周は暑くて暑くてどうしようもなかった。