Motorsports@niftyプロジェクトが、表彰台の真中に立った!
ザウルスJrレースシリーズに参戦するMotorsports@nifty号が、最終戦で 優勝! シリーズも2位で終えた。 9月22日。ザウルスJrレースシリーズも、はや最終戦。前回の第4戦か ら2週間という短いインターバルの後に、舞台を筑波サーキットに移して 開催された。 この最終戦を持ってシリーズチャンピオンが決定するが、#18 Motorsports@ niftyチームは、4戦終了した時点でトップと7ポイント差の2位。この 最終戦で#18 東源が優勝し、シリーズ暫定トップの#41 伊藤が4位以下 の場合、#18 東源のチャンピオンが決定する。 --------------------------------- レース前にFISCOから筑波仕様へセッティングを変えテストを行うが、な かなか決まったセッティングが見出せず。チームでは、急遽テスト時間を 増やしてセッティングの煮詰め作業に専念する。 結果、全走行が終了する前に納得の行くセッティングが見出せると共に、 同日走行するザウルスJr車両の中で一番タイムを叩き出す。 予選は、序盤からリーダーズボードの最上位に#18が点灯したまま経過。 途中、1周だけ他車にトップの座を明け渡すことになるが、再び#18がト ップに返り咲く。 結果、10分間で争われる予選時間のほぼ全てを#18 東源が制し、唯一 1分5秒台に入れる1分5秒785で、2位と0.444秒差でポール ポジションを獲得した。 2位はシリーズ暫定3位の#8 阿部、3位にシリーズ暫定トップの#41 伊藤が着け、シリーズチャンピオンの芽がある3台がトップ3を形成する 結果となった。 曇り空ながら、先ず雨の心配はなさそうな気配の中で行われた決勝。 会心のスタート切った#18 東源であるが、3速へのシフトアップをミス。 だが、幸運にもこのミスで#18をパスするマシンは無く、トップのまま 1コーナーを制する#18 Motorsports@nifty号。 予想通り、レースは序盤から#18 東源、#8 阿部、#41 伊藤のオーダー で争われるが、#18 東源が序盤から逃げる体制を築き、#8 阿部を1周に つきコンマ4秒ずつのペースで引き離していく。また、#41 伊藤は、4位 以下を押さえる事となり、次第に優勝争いから脱落。 レース中盤。インフィールドのコーナリングスピードは大差ないながら も、第2ヘアピン立ち上がりから最終コーナー出口に掛けての速度が他車 より圧倒的に速い#18 東源は、#8 阿部との差を2.8秒まで広げ、クルージ ングに入る。それでも#8 阿部との差は更に広がっていく。 ラスト2周。#8 阿部との間合いを鑑み、コーナーを丁寧に走る余裕まで 見せ、#18 "Motorsports@niftyワコーズJr"の東源は、レース全体を通し て1度もトップの座を明け渡すことなく、2位とは4秒差でチェッカー。 完勝を決めた! また、レース中のベストラップも獲得。 シリーズチャンピオンは、このレースを3位入賞でフィニッシュした#41 伊藤が、4年連続で獲得。#18 東源は、#41 伊藤と同ポイントながら、 優勝回数で伊藤に届かず、残念ながらシリーズを2位で終えた。 #18 Motorsports@nifty・ワコーズJr 宮下監督のコメント: 今回は、将に完勝です。初優勝がこんな素晴らしい形で獲得でき、最高 ですね。7年間プライベータとしてコツコツデータを集めて造ってきた マシンが、やっと開花したって言うか…。 シリーズは残念ながら2位で終わってしまいましたが、来年は絶対獲り ますよ。 ドライバー東源夏樹のコメント: 事前のテストでは、序盤マシンのセッティングが出なくて焦りましたが、 チームがキッチリとベストな状態を造ってくれたので、最後はテストを キャンセルするほどの余裕でレースに臨みました。 予選・決勝を通じても、気持ちのいいくらいマシンが決まってて、何だ か申し訳ない?くらい。(笑) こんないい状態のマシンを造り、レースをサポートしてくれたチームの 皆には、本当に感謝です。 公約?のチャンピオンを獲れなかったのが、唯一の心残りですが、これ は来年の為に取っておきます。 Reported by Miya Racing Service