◇AWDインプレッサ、デビュー2戦目でポイント獲得を目指す
SUPER GT第7戦は9月9~10日、ツインリンクもてぎにおいて開催される。SUPER GTで唯一シンメトリカルAWD機構を持つ「クスコ スバルADVANインプレッサ」は、デビュー2戦目でまずは完走、そしてトップ10ゴールして初ポイント獲得を目指す。
なお、ベテランの小林且雄とコンビを組むドライバーは、長くチームメイトを務めた谷川達也から菊池靖に変更。もてぎラウンドから、新ドライバー体制となる。
10年ぶりのAWD GTマシンとして注目された「クスコ スバルADVANインプレッサ」は、第5戦SUGOラウンドでデビュー。満足なテストを行えなかったにもかかわらず、ウェットコンディションでAWD機構を生かし予選でトップ10に入ったが、決勝レースでは駆動系のトラブルでリタイアとなった。直後、今回のレースの舞台となるツインリンクもてぎで行われた合同テストでは、SWRTドライバーのステファン・サラザンをテストドライバーに起用して、セッティングを煮詰めた。
チームは第6戦鈴鹿をスキップして駆動系のパーツを開発しなおし8月下旬にオートポリスで行われた合同テストに参加。GT300の車両は参加3台であったものの、ウェットコンディションのセッションではトップタイムをマーク。ドライコンディションでもトップから1秒以内のタイムをマークするなど、手応えをつかんだ。
ツインリンクもてぎのロードコースは、ストップ&ゴーで、さらに急な下りストレートとタイトなターンがあり、ブレーキや駆動系に負担がかかりやすい。このコースを問題なく走りきることが肝要となる。
インプレッサにとっては仕切り直しラウンドとなる第7戦。GT300クラスのエントリー台数は26台(計41台)。予選はスーパーラップ進出をかけてトップ10狙い。決勝レースでは、まず完走。さらにトップ10でゴールしてポイント獲得を目指すことになる。
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