第1調整池。右奥に見えるのが100R。(Photo:Motorsports@nifty)
JGTC第5戦の予選が行われた8月2日、富士スピードウェイの改修工事見学会が行われた。 今回の見学コースは、第1調整池(ヘアピン内側に新設)、第2調整池(Aコーナー外側 に新設)、ショートコース(30度バンク下に設置)などで、場内の沢や雨天時の雨水 を一時的に貯留するための調整池はほぼ完成に近い状態に見受けられた。 ショートコースについては、来年4月開業を目標に急ピッチで工事が進められている。 また、リニューアルオープン時には従来のサブゲートの近くにメインゲートを設置する とのことで、入場すると富士山を正面に見ながらグランドスタンドまでの一本道を登って いく、という演出がなされるそうだ。 富士スピードウェイによると、今回の改修工事においては環境へのインパクトを最小限 にとどめることに留意しているとのことで、その一環として池の周囲は緑化されており、 今後植林される木も、従来から自生していたクヌギやコナラを用いることになっている。