’92全日本F3000選手権・NISSEKIレーシングチーム予選レポート 第7戦・NIPPONN SHINPAN NICOS CUP RD3 FUJI CHANPIONS 予選総合25位/1分19秒223 和田孝夫/レイナード92D・無限/ブリヂストン ●マシン調整/公式予選 ・金曜日フリー走行(午前)に向けての改良点→高速コーナーおよびコーナーリング 性能を向上させるため、ダンパーをスタンダードスペックのKONIからPENSKEに、また スプリングをハードなものに変更。ベストラップはレース用タイヤで1分20秒17、 Qタイヤで1分18秒19。 ・金曜フリー走行(午後)に向けての改良点→4速ギヤの調整変更。スプリングをよ りハードなものへ。また、エキゾースト・アッセンブリーをより高速タイプに変更。 ベストラップはレース用タイヤで1分19秒44、Qタイヤで1分17秒50。 ・公式予選1回目に向けての改良点→Qタイヤの持つ高いグリップ力を、より有効に 引き出す為に、ウィングを寝かせてダウンフォースを減少させた。タイヤはソフトタ イプのものをチョイス。しかし1セット目のタイムは1分19秒223。予選1回目 は24位。 ・公式予選2回目に向けての改良点→変更はとくになし。タイヤはハードタイプのも のをチョイス。大幅なポジションアップを狙った2セット目であったが、タイムは1 分19秒247にとどまり、結局、総合25位という不本意な順位で予選を終了。 ●予選後のコメント *和田孝夫:「1回目、最初まわりの様子を見てたら全体的にまわりのタイムが昨 日よりもコンマ5秒から1秒くらい遅かったし、タイヤもそうタレてなかったから、 ああ、これはタイヤ温度が上がってないからなんだろうと読んだわけなんですよ。じ ゃぁ、まわりがあまり使っていないソフトにしてみようと。で、おいしいところを出 てっていつもより早め早め暖めていったら逆に暖まり過ぎちゃって、おいしいところ を出だしのストレートで使っちゃって。粘着力があるもんだから路面に食いつきすぎ て、ぜんぜんスピードが乗んなかった。1コーナー手前で昨日より時速で8キロぐら い遅かったからね。で、反省して2セット目は前の日に17秒5を出していたハード タイヤでいったんですけど、逆に今度は暖まりが充分でなくて。ウィングも思いっき り寝かせてあったんでブレーキングの安定性も悪くて1コーナーで突っ込みすぎてオ ットットってなっちゃって。ほんとにうまくいかないですね。明日はもう、いい意味 で開き直って最初からぶっ飛ばしていくしかないね!」 提供:NISSEKIモータースポーツ事務局 *** FMOTOR4F SysOp 名倉 勇二 (SDI00601) /RIJ ***