COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 全日本F3000選手権第2戦 予選 アーバイン、フロントローを獲得!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 1992年4月10日 富士スピードウェイ 天気:曇/ドライ 気温:13゚C 1992年全日本F3000選手権第2戦の予選が、4月10日富士スピードウェイで開催さ れた。この予選でCOSMO OIL RACING TEAM CERUMOのエディ・アーバインが予選2位の タイムを記録し、明日行われる決勝レースを1列目のグリッドからスタートすること となった。富士では今季初のF3000レースとなる。 昨日は強い雨が降り、公式練習が中止となったが、今朝には雨も上がり、予選開始 前にはコースも乾き出していた。午前の予選開始時は、まだウェットの部分も多く、 各チームとも、レインタイヤ、カットスリックを使い周回を重ねていた。だが、予選 終了近くなると、コースはほぼドライ状態となった。アーバインはこの機にスリック タイヤでタイムアタックを行い、1分18秒087を記録し、午前の予選を2位とした。 午後の予選では、まず午前に使用したタイヤをもう一度使用してアタックに入った。 このアタックで1分17秒986を出し、早くも午前のタイムを更新した。アーバインは ピットに戻ると最初のタイヤより柔らかい予選タイヤを装着し、再度タイムアタック に入った。そして1分16秒698のベストタイムを記録。これはこの時点でのトップタ イムであったが、予選終了直前にチーバー選手にポールはさらわれてしまったが、予 選2位の獲得した。アーバインの予選2位は、昨年の第2戦オートポリスに続き2回 目のベストグリッドとなる。 これにより明日の決勝レースは最前列からのスタートとなり、優勝をめざすチーム にとっては、絶好のチャンスとなった。 ◆アーバイン選手のコメント 午後のアタックの時は、クラッチにちょっと問題があったんだ。それさえ なければもっといいタイムが出たと思うから、ちょっと残念だね。決勝は 去年のオートポリスの時みたいなミスをしないで、優勝をめざすよ。 ◆チーム監督のコメント 新しいマシンを使った最初のレースですが、エンジン、タイヤともに問題 はありません。テストでも常にトップクラスのタイムを出しているので、 今日の結果も納得のものです。決勝はフロントローからのスタートですか ら、スタートさえうまく行けば良い結果が得られると思います。 ◆予選結果 No.11 エディ・アーバイン コスモオイル ローラT92 無限 予選1回目:1'18.087(2位) 予選2回目:1'16.698(2位) 予選総合2位 1列目スタート