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第5戦鈴鹿優勝ドライバーのコメント 野尻智紀「次からが本当の戦い」

GT500クラス 16号車#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(ARTA MUGEN)

野尻智紀(ARTA MUGEN)

 「(これで通算11勝になったが)僕の主観ですけど、軽い中で勝ってきた勝利が今まで多かったと思うんですよね。開幕戦からうまくいかない、うまくいかないで、中盤戦で軽い中で勝ってっていう。たくさん勝っててっていうふうに言われますけど、あんまり誇れる内容ではないなっていうふうに思います。なので、やっぱりチャンピオン取らないと残れる結果ってやっぱないと思うんで。この勢いのまま36号にチャレンジしていきたいですね」

 「(自分のスティントについて)最初に流れ作りたいなと思ってたんで。(64号車の履く)ダンロップタイヤの温まりとか、その辺も全く分からなかったんで、抜けるなら最初のうちにっていうところで、大津選手がいい感じに扉をこじ開けてくれたので、僕はどちらかというと漁夫の利的な感じで、ラッキーで前に行けたなっていうふうに思います」

 「(17号車とのバトルについて)間合いだけの問題で追いついたかなって思いますが、なかなか抜くまでには至りませんでした。本当はもう少し燃費もセーブしながらついていければっていう感じでしたが、それ以上に野村選手が速かったので、ついていくのにいっぱいいっぱいだったなっていう感じはしましたね」

 「ランキングが上がったとはいえ、36号車にはまだまだ点数差もありますし、しっかりと次のSUGOも上位狙っていかないと、チャンピオンはどんどん遠くなってしまうと思うんで。次からが本当の戦いっていう風に思うんで、上を狙って戦いたいなと思います」

佐藤蓮(ARTA MUGEN)

 「自分の実力を証明できたレースというより、今回がスタートラインかなと思っています。今後もいいレースができるように、そこに向かってしっかり進めていきたいなと思います」

 「GT500の2年目ぐらいからとにかく勝ちが欲しかったです。みんな1回勝つと変わる言いますけど、ちゃんとレースをして勝つというのは大事だと思います。今回ようやくそれができました」

 「(17号車とのバトルについて)セクター4のシケインでのブレーキでアドバンテージがあるとは数周前から感じていて。ちょっと距離はありましたけど、とりあえず行ってみて、チャンスを作りたかったんです。130Rでのオーバーテイクは、GT500がGT300を抜いていくパターンとして、あれはよくあるので。あそこは絶対にチャンスだと思って、もう全開で抜くつもりで入っていって、それがうまくいったので、もう完璧な抜き方ができたなとは思いました」

 「(フィニッシュの瞬間は)安心しましたね。プッシュしてる時は何も考えてないんですけど、残り5周でSCが入って、いつ再開されるかっていうところの緊張感と、最後まで車がトラブルなく走ってくれるかっていうところ。これはすごく不安でしたね」

 「SUGOはかなり(サクセスウェイトが)重くなって、ランキング的には2位で挑むレースなので、少しでも36号車に対して差を詰めるレースにしたいです」

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GT300クラス 9号車PACIFICうま娘NAC BMW(PACIFIC RACING TEAM)

藤原優汰(PACIFIC RACING TEAM)

 「スタートから淡々と自分たちのペースを守っていくことができました。後半、富林選手に代わってから、さらにマージンを広げるのにかなりすごい走りしてくれて、ミスもなかったので勝つことができました」

 「スタートで余裕が生まれればレース自体の余裕が生まれるかなと思ってました。最初の希望は、後ろとの間を開けるっていう、それが仮に1秒でも2秒でもいいかなというふうに思っていましたが、実際走り出したら車のパフォーマンスもタイヤのパフォーマンスもすごく良くて、いけると思って、ちょっと淡々と走っていうかなっていう感じですね。不安要素は全くなくて、すごく良かったです」

「昨日ロングランが見えてなかったので、スティントを均等割にする作戦にして、ちょっと探りつつは行ったんですけど、後半まですごく安定していました」

 「ミシュランはウォームアップがすごく早いので、4本交換してもロスが全然ないので、今回は4本交換を選択しました」

 「菅生大会も、まずポイントを確実に狙っていきたいなと思いますし、願わくばトップ10をというところで、全員がその時できることをできるだけやったら、自然といいところに行くと思うので、全員ができることを全力で頑張りたいです」

冨林勇佑(PACIFIC RACING TEAM)

 「同世代のライバルはみんな優勝やチャンピオンを争っている中で、ポイント取るのもやっとっていう悔しさを抱いていましたが、自分も負けてないことを証明するためにも、チームの用意してくれてる車が今一番早いんだぞってことを証明するためにも、いろいろケアしながらですが本当にプッシュすることだけを考えて走っていました。終盤はセーフティーカーが出ちゃって、タイヤ冷えると結構難しい部分も僕らはありましたし、後ろにバックマーカーが2台挟まってたんで、再開しても大丈夫かなと思いつつ、終わるならこのまま終わってくれっていう気持ちもありました。でも比較的冷静ではいられたと思います」

 「リードも築いていたので本当は最後までぶっちぎって帰ってきて、イエーイってやりたかった気持ちもあります。でも何より最後までしっかり走りって優勝することが大事でしたし、そこを達成できたのはよかったです」

 「BMW、ミシュランというものに変わってから非常に自信もあった中でうまくいかなかったんですけど、こうやって0を1にするのってすごい難しいと思うんですよ。それは僕らドライバーもそうですし、チーム自体も勝ったことがないのでかなり難しかった」

 「逆に勝つといろんな運が巡ってこれたり、勝ち癖というものがつくものもあると思います。今まではポイント取れるか取れないかみたいなチームの実力というか、そう思われがちな部分もあったと思いますが、こうして優勝することで、ワンランク上のところで戦える可能性も増えたかなと思います。チャンプ争いというところまでは、まだ全然考えてないですけど、しっかりポイントを取ることをチームの目標として、後半戦も着実に戦っていけたらなと思います」

Photo&Text:Kazuhisa SUEHIRO

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