優勝 酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)
「チームメイトのブンスーム選手が単独スピンで自分がトップという形になってしまったのですが、運はよかったのかなという気はします。ただ前に出たら抜かれることはないという自信はあったし吉田選手も後ろにいたので、気を緩めることなく最後までプッシュできたと思います」
2位 吉田馨(TAKE First kks-2)
「もっとペースが上げられるかと思っていたのですが厳しい感じでした。酒井選手のペースが終始上回っていたので、こちらも限界まで攻めていたのですが、自分の精度が悪くてけっこうミスもあったので、次はもっと精度を上げたドライビングをしていけたらなと思います」
3位 石井大雅(ファーストガレージ制動屋SII)
「ミスがあったりや接触もあったので、それがなければペースもよかったのですが。接触(2周目に松原選手と)がなければと思うと悔しいですね。あれで2位の吉田選手との間がひらいてしまいました。久しぶりの表彰台ですが、まだ上位との差がありますし、優勝と最終目標であるチャンピオンに向けてがんばります」
4位 五十嵐文太郎(Drago CORSE)
「ペースがずっとなかったので、防戦一方でした。抑えきることはできましたがペースがなくて、本当なら表彰台狙える位置に最初はいたのですが(後続を)抑えることしかできなかったです」
5位 KODAI YOSHIDA(T's TECHNO RF KKS II)
「自分が唯一(五十嵐に)勝っているのが最終コーナーしかなくて。他のコーナーだと互角かちょっと離される状況で、(オーバーテイクに)行けるコーナーが第1コーナーしかなくて、そこはしっかりブロックされていて、外から頑張ろうと思いましたが、それもうまくいかずで、5位で終わってしまいました。調子はよかったのですが、せっかく追い詰めたのに結局抜くことができなかったのが悔しいですね」
6位 中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)
「もったいなかったですね。自分のイメージ通りに(コーナーに)入っていったら意外とリヤが喰わなくて、そのままスピンしたって感じです。スピンしちゃったときは気持ちが沈んでしまいましたが、あきらめずに頑張って走って、なんとか6位に入賞できたので、そこは自分の速さを生かすことができたと思っています。この経験を活かして次こそは優勝をめざします」
Text: Junichi SEKINEPhoto: Mizue NOINE