FIA-F4選手権の2025シーズンがついに開幕。
5月3日に静岡県小山町の富士スピードウェイで行われた第1戦、第2戦の公式予選は、白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)が自身初のポールポジションを2戦連続で獲得、佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)も2戦連続で2位につけ、HYDRANGEA Kageyama Racingのフロントロー独占で幕を開けた。
公式予選は午前7時45分よりチャンピオンクラス、午前8時20分よりインディペンデントクラスがそれぞれ20分間で行われた。天候は快晴。路面はドライだが、前日の雨の影響で所々滑りやすい場所が残っている難しいコンディションでの走行となった。
チャンピオンクラスでは、Kageyama Racingの2台が序盤から好タイムを連発。佐藤が6周目に1分46秒403、7周目にも1分46秒261とタイムを縮めてトップに立つと、8周目には白崎が1分45秒935でこれを上回り、10周目には1分45秒885までタイムを縮めてベスト、セカンドベスト共にトップで予選を終えた。
佐藤も8周目に1分45秒977を記録するが今一歩及ばず。12周目にも1分46秒051を記録してセカンドベストもタイムアップを果たしたが、いずれも2位で決勝に臨むことになった。
なおベストタイム3位は梅垣清(TGR-DC RS F4)、セカンドベスト3位は鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)といずれも参戦2年目のTGR-DC Racing School勢が占めている。
インディペンデントクラスはKENTARO(Baum Beauty Clinic)が1分47秒740で第1戦のポールポジションを獲得。第2戦はDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)がポールを獲得している。
第1戦決勝は今日の午後0時15分より14周で行われる。
Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO