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SUPER GT

第6戦SUGO Arnage MC86、目標のチームポイント3獲得ならず(Arnage)

 前戦鈴鹿ラウンドから3週間、鈴鹿で3人のドライバーを苦しめた数々のトラブルを修復するために、ガレージでは念入りなメンテナンスが行われた。

 重くなってしまったパワステをオーバーホール、オルターネータも交換して、万全を期した修復が行われた。

 マシンはスポーツランド菅生に入る前に、福島県矢吹にあるアネスト岩田福島工場様を訪問して模擬走行を行うことになっており、普段よりも1日早くファクトリーを出発、秋の気配漂うみちのく路を目指した。

<9/17 公式練習〜予選>

 菅生ラウンドの行われる週末は、大型で勢力の強い台風が沖縄から日本列島を横断するとの予報が出ていた。しかし、幸い東北地方にはまだ影響は届かず、予選の行われる土曜日の朝も、秋晴れの空に筋雲の流れる爽やかな晴天に恵まれていた。 公式練習は9時25分よりスタート。

 まずフィーリングを確認しようと阪口選手がコースに出たが、すぐに、内圧が上がらないと訴えてピットに戻ってきた。

 Arnage Racingはこの菅生大会用として、第4戦の富士大会でも使用した、ソフト目と考えられているタイヤを準備してい た。しかし、「タイヤの発動が極端に遅く、フロントが入らない」との阪口選手のコメントに、チームは、このタイヤを使いこなすには、これまでのセットの方向性を変えなければならないと判断。富士ラウンドから効力を発揮していた、「路面からの攻撃性を弱め、柔らかい挙動でタイヤを守る」セットではなく、タイヤに力を加えて発動させるという真逆の発想に転換、ベストなセットを模索すべく、何度もマシンをピットに入れて調整を繰り返した。

 しかし、ウイングの角度やリアの車高を調整するも、アンダーステアの状況はあまり変わらず、最終コーナーでバランスが崩れるなど、苦しい状態が続いていた。

 捗々しい効果が見られないまま、チームは加納選手に交替させてフィーリングを確認したが、コメントは阪口選手と大差なかった。チームは再度マシンをピットに入れて、今度はフロントの車高を下げ、さらにダンパーのセットアップを行い、マシンの挙動を確認させた。

 するとアンダーステアが改善されてフロントの入りがよくなり、最終コーナーでのバタつきも改善される兆しが見られた。マシンの方向性の糸口を掴まえたチームは、FCY訓練の後でマシンのフルセット変更を敢行することにした。

 予選までのインターバルは3時間近くあったが、車高、ダンパーのセット変更を行い、キャンバー調整まで行ったため、思いのほか時間を費やし、予選開始ギリギリまで、メカニックがアライメントの取り直しに勤しんだ。しかし、結局細部まで完成することができないまま、Q1の時間を迎えることとなってしまった。

 14時30分から行われた菅生大会のQ1を、Arnage RacingはA組から出走することになっていた。今シーズンのArnage Racingは、トラブルのため予選に出走できなかった春の富士大会を除いて、開幕以来ずっとQ2進出を果たしており、今大会も、Q1を担当する阪口選手が、Q2進出を目指してコースインした。

 阪口選手は慎重にタイヤに熱を入れながらタイミングを見計らっていが、苦戦して攻めあぐね、ようやく5Lap目に1’19.313をマークした。しかし強豪ぞろいのA組にあって阪口選手のタイムは13位と振るわず、残念ながらQ1敗退となってしまった。Arnage Racing は翌日の決勝を24番手から追い上げることとなった。

<9/18決勝>

 日曜日のスポーツランド菅生も、前日同様朝から眩しい青空が広がり、絶好のレース日和を思わせる。天気予報では午後遅くから傘のマークが見え隠れしていたが、ウエットコンディションを想像することは難しかった。

 しかし、午後12時40分、決勝前のウォームアップ走行が始まる頃には、雲が空いっぱいに広がり、雨を予感させる嫌な風が吹き始めた。

 ウォームアップ走行で、加納選手はタイヤのスクラブ後、確認走行を行い、残り10分のところで阪口選手と交替して、同じく確認走行を行った。予選時に完成していなかったセット変更についてフィーリングをチェックした結果、両選手共に車両の動きが格段に良くなり、レースに向けてセットアップが完成していることを確認することができた。

 スタート進行が始まる頃になると、空模様は一段と怪しくなり、雨粒が落ちてき始めた。しかし雨は一旦止む気配を見せ、2周のフォーメーションラップのあと、定刻に「SUGO GT300kmレース」がスタートした。

 第1スティントを担当するのは、春の富士ラウンド以来2回目のスタートドライバーを任された加納選手。レースはスタート直後にアクシデントがありセーフティカーが導入されるなど、荒れた展開となることを暗示していたが、加納選手は順調にタイムを刻んでいた。

 ピットスタートをチョイスするライバルマシンもあり、実質21番手からのスタートとなった加納選手は、8Lap目に48号車を抜き去るなど好走を見せ、前方へ浮上するチャンスを狙っていた。

 ところが12Lap目の頃になると、一旦止んでいた雨が今度は本格的に降り始め、コース上はあっという間にウエットコンディションとなってしまう。チームは即座にウエットタイヤに交換することを決断、13Lapで加納選手を呼び戻してタイヤ交換を行った。

 25番手でコースに戻った加納選手は、逸早くウエットタイヤに交換したアドバンテージもあり、あっという間にポジションを上げて22Lap目には19番手に浮上。スティントの終盤は1分31秒台を連発して、ウエット勢としては好タイムを刻んでいた。

 チームは当初、第2スティントをロングに想定し、阪口選手との交替のタイミングを25Lapと想定していた。しかし、コースコンディションの行方を見極めるため、好調の加納選手を27Lapまでコースに留め、28Lap目、見かけ上14番手でマシンをピットに呼び戻した。

 メカニックは予定通り、タイヤ無交換で給油のみを行い、加納選手からステアリングを委ねられた阪口選手が20番手でコースに復帰した。

 ところが数Lapのうちに雨脚は弱まり、あっという間にコンディションがドライに変化して、タイヤ交換のためにピットインするチームが出るなど、レースは混沌とし始める。状況を見ていたArnage Racingも、46Lap 目に阪口選手をピットに呼び戻してスリックタイヤに交換、19番手でコースに復帰した。

 阪口選手は、59Lap目に決勝ベストとなる 1’22.015 をマークするなど力走を見せていた。しかし、曇天の下路面温度は前日の公式練習時よりも低く、30℃を切るような悪いコンデイション。周回を重ねても内圧は寧ろ下がっていくようなありさまになっていた。

 苦しい走りを強いられる阪口選手は、さらに、コースアウトした際芝生を巻き込んでしまい、オーバーヒートの症状が出たため、63Lap目に緊急ピットインすることとなってしまった。

 メカニックがフロントグリルを覆った芝生を除去し、ピックアップのためパフォーマンスの落ちていたフロントタイヤを交換して、再び阪口選手をコースに送り出した。

 しかし、その頃になると、雨脚は再び強さを増してきた。阪口選手は天候を見越して、チームにウエットタイヤをリクエストしていたが、通信状況が悪かったせいか伝達されておらず、ピット側が交換したのはスリックタイヤ。阪口選手は内圧の上がらないスリックタイヤで、再びプッシュを試みたが、65Lap目に20号車と接触してしまった。

 結局阪口選手は「危険なドライブ行為」を咎められて69Lap目にドライブスルーペナルティを課せられ、Arnage Racingは、浮上するチャンスを完全に失ってしまった。最後まで歯車の噛み合わないまま、Arnage Racingは、75Lap目22位でチェッカーを受けることとなった。

 どうにか完走は果たしたものの、チームが目標としている完走ポイント3には遠く及ばず、Arnage Racingは完走ポイント獲得の望みを残り2戦に賭けることとなった。

Arnage Racing


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