Archives

  • [—]2022 (1)
  • [+]2021 (678)
  • [+]2020 (461)
  • [+]2019 (579)
  • [+]2018 (552)
  • [+]2017 (564)
  • [+]2016 (639)
  • [+]2015 (714)
  • [+]2014 (655)
  • [+]2013 (623)
  • [+]2012 (621)
  • [+]2011 (484)
  • [+]2010 (554)
  • [+]2009 (522)
  • [+]2008 (467)
  • [+]2007 (596)
  • [+]2006 (530)
  • [+]2005 (460)
  • [+]2004 (304)
  • [+]2003 (454)
  • [+]2002 (454)
  • [+]2001 (217)
  • [+]2000 (408)
  • [+]1999 (376)
  • [+]1998 (465)
  • [+]1997 (424)
  • [+]1996 (1)
  • [+]1995 (425)
  • [+]1994 (411)
  • [+]1993 (423)
  • [+]1992 (519)
  • [+]1991 (423)
  • [+]1990 (248)
  • [+]1970 (1)

ニュース内検索

SUPER GT

SGT:第8戦富士 まさかのマシントラブルで決勝出走ならず、最終戦をノーポイントで終わるも、年間目標のC組脱却を果たす(Arnage)

 前戦もてぎラウンドから約3週間、2021年のシリーズを締め括る最終戦が富士スピードウェイで行われた。2度目の富士ラウンドということもあり、チームは前回富士仕様セットのフィードバックを活かしたセットで最終戦に臨んだ。菅生ラウンドから入った新構造のタイヤにマッチするセットアップは徐々に熟成され、ここ数戦で少しずつ結果が出始めており、チームは最終戦で完走ポイント3を獲得して、シーズンの目標であるC組からの脱却を確実なものとしたいところだった。

11/27 予選日

 予選日の富士スピードウェイは朝から快晴に恵まれていたが、強く吹く風も相まって朝の冷え込みは厳しく、気温9度、路面温度10度と非常に厳しいコンディションの中、9時からの公式練習が行われた。

 最終戦富士ラウンドに横浜タイヤが準備したのはハード(H)タイプとミディアム(M)タイプで、チームはそのタイヤテストを中心に練習走行を行った。

 まずチームは予選タイヤを検討するためにQ1の実施時間を想定し、15分ずつでHとMのタイヤテストを行った。

 走り出しは柳田選手。Hを装着して低路温のなかコースに出たが、15分の間では温まりが悪く発動が難しいことがわかった。チームは続いて柳田選手にMを装着させてフィーリングの確認を行った。グリップの良いMは温まりも良く、柳田選手は13Lap目に1’36.998をマーク。このタイムはチームとしてもこれまでの富士ラウンドでベストとなるタイムであり、チームは決勝スタートをこのタイヤに定め、決勝を想定しての練習に移った。

 前戦もてぎでは燃料を積んだ重い状態でマシンのバランスが悪くなる症状があったため、チームは給油を行い、加納選手に燃料を積んだ状態で走行させて、フィーリングの確認を行った。加納選手が12周ほどを走行する中で「Fr.の入りはいいが、Rr.が若干弱い」とのコメントがあったため、チームがマシンをピットに入れてチェックしたところ、Fr.左側タイヤにアンダーステアでできたと思われるグレーニング痕を確認。Fr.の車高を下げ、左右タイヤを入れ替えて、柳田選手が再度フィーリングを確認した。セットは問題ないものになっており、その後行われたFCY訓練の時間を使って、加納選手が決勝セットの最終チェックを行い、ようやく最終戦に向けてのセットアップが決まった。

 14時30分から行われた予選では、Arnage RacingはQ1をB組から出走することになっており、Q1を担当する柳田選手がコースイン。気温10度、路面温度13度の厳しいコンディションの中、タイヤを入念に温めた柳田選手は5周目、1’36.592のタイムをマーク、Arnage Racingは翌日の決勝を25番手から戦うこととなった。ライバルマシンが軒並み1分35秒台をマークする中、柳田選手のタイムはQ2進出には届かなかったが、チームがターゲットとしていたタイムを大幅に上回り、意気上がるチームは予選後のピット練習に勤しんで決勝に備えた。

11/28 決勝日

 最終戦決勝が行われる日曜日の朝も、雲ひとつない青空が広がり、シリーズの行方を見届けようと大勢の観客がスタンドを埋めていた。

 決勝前のウォームアップ走行では、決勝に向けての最終確認のため、まず柳田選手がコースに出てマシンのフィーリングをチェックした。柳田選手は1分39秒台で順調に走行、前日の公式練習で定めたセットの効果が出ており、問題がないとのコメントを得た。チームは6Lapで柳田選手をピットに呼び戻し、加納選手と交替。加納選手も柳田選手と同等のタイムで5Lapを走行して、決勝に向けてのセットに問題がないことを確認した。

 ウォームアップ走行終了の時間が迫っており、チームは最終のピットシミュレーションを行うため、メカニックがタイヤを並べてピットインする加納選手を待っていた。ところがピットに戻ろうとした加納選手から「フロント左がパンク」との無線が入り、加納選手はスロー走行でピットに戻ってきた。

 待機していたメカニックが急いでマシンをピットに入れてチェック。すると、トラブルはパンクではなく、左フロントアッパーアームのブラケット破損であることが判明した。シャシーに付いているブラケットは、シャシーからもぎ取られるように外れており、これまでの接触などによる衝撃の蓄積が少しずつクラックを呼び、このタイミングで、Bコーナー付近でのブレーキングに耐えられずに損傷したものと思われた。

 決勝までのわずかな時間で修復できるトラブルではなく、チームは決勝に出走することを断念。2021年の最終戦は突然、リタイアという形で終了となってしまった。

 チームが2018年にマシンをAMG GT3にチェンジしてから続いていた完走の記録はここで途絶えてしまい、最終戦に託していた完走ポイント3獲得の目標も果たすことはできないまま、無念のシーズン終了であった。

<一年を振り返って>

 2021年のシーズンは、昨シーズンから続くコロナ禍のため、第3戦の鈴鹿ラウンドが延期になるなど、イレギュラーなスケジュールとなることもありましたが、なんとか順調に日程をこなすことができました。ピットにお客様をお迎えすることには制限があったものの、少しずつ入場制限も緩和され、徐々にお客様との距離を取り戻すことのできたシーズンでもありました。そんな中でも、いつも温かくチームを見守り応援してくださるスポンサーの皆さま、ファンの皆様のエールを常に背中に感じながら、Arnage Racingは今年もシーズンを戦い抜くことができました。

 チーム一同心より感謝致します。

 チーム結成から9年目、2021年のArnage Racingは、2018年から4シーズン目となるMercedes AMG GT3でシリーズに臨み、Aドライバーにチーム結成以来ずっと苦楽を共にしてきた加納政樹選手、そしてBドライバーには、チームにとってこれまでで最高の武器とも言える、名手柳田真孝選手を起用しました。ハイレベルなライバルマシンが鎬をけずる中で、Arnage Racingは、タイヤの特性を捉えることが難しく、シーズン前半はセットアップに苦心するレースが続きました。しかし、後半戦になり、ようやくセットアップの方向性が見えて、アルナージュらしいレース運びができるようになり、最終戦こそはと臨んだ富士ラウンドでしたが、残念ながら、マシントラブルによるリタイヤで、チームポイントはノーポイントとなってしまいました。

 とはいえ、シーズンを通して、地味ながら着実にレースを続け、完走ポイントを重ねることができたのは、両ドライバーの頑張りの賜物であり、そのおかげで、今シーズン、チームが最大の目標に掲げてきたC組からの脱却を無事に果たすことができました。

☆Arnage Racing SUPER GT2021年シリーズの戦績

  • Round 1 4/10~4/11 岡山国際サーキット 18位完走
  • Round 2 5/3~5/4 富士スピードウェイ 21位完走
  • Round 3 8/21~8/22 鈴鹿サーキット 19位完走
  • Round 4 7/17~7/18 ツインリンクもてぎ 22位完走
  • Round 5 9/11~9/12 スポーツランド菅生 24位完走
  • Round 6 10/23~10/24 オートポリス 14位完走
  • Round 7 11/6~11/7 ツインリンクもてぎ 21位完走
  • Round 8 11/27~11/28 富士スピードウェイ リタイヤ
Arnage Racing


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース