F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5戦、第6戦もてぎ公式予選 第5戦は#80伊東、第6戦は#35野中が今季初のPP獲得

FIA-F4選手権第5戦、第6戦の公式予選が7月17日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、第5戦は#80伊東黎明(OTG DL F4CHALLENGE)、第6戦は#35野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)がいずれも今シーズン初のポールポジションを獲得した。

第5戦ポールポジション、第6戦予選2位の伊東黎明(OTG DL F4CHALLENGE)

第5戦予選2位、第6戦ポールポジションの野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)

第5戦、第6戦とも予選3位の木村偉織(HFDP/SRS/コチラレーシング)

5月に富士スピードウェイで開幕した今年のFIA-F4選手権だが、5月に予定されていた第3戦、第4戦が新型コロナウィルス感染拡大の影響で8月に延期されてしまったため、もてぎでの第5戦、第6戦、そして第7戦が先に開催されることとなった。

その公式予選は午前8時30分より30分間で行われた。第5戦のスターティンググリッドはここでのベストタイム順。第6戦はセカンドベストタイム順とされ、第7戦のスターティンググリッドは第5戦決勝中のベストタイム順とされた。予選開始時の天候は曇り。路面はドライだ。

開始からトップ争いを展開したのは#35野中、#6木村偉織(HFDP/SRS/コチラレーシング)、#7太田格之進(HFDP/SRS/コチラレーシング)。開始から15分が経過した時点では#36野中が1'58.038でトップだ。

野中は残り14分を切ったところで1'57.984までタイムを縮めるが、その直後に#80伊東が1'57.874を叩き出してトップに立った。

伊東はさらにタイムを縮めようとアタックを続け、セクター1でベストタイムを更新したものの、その先のV字コーナーで#2仲尾恵史(TCS Racing Team)がスピンアウトしたためにセクター2が黄旗区間となり、ペースを落とさざるを得なくなった。その後、ポストからは赤旗が出されてセッションは中断となった。

この時点の順位はトップが#80伊東。2番手に#36野中がつけ、#6木村が3番手。#7太田が4番手で続いていた。

車両回収ののち、予選は午前8時54分に再開された。終了予定時刻は午前9時2分と走行時間は2分間延長されたが、トップの伊東と2番手の野中はコースインせず、ピットに留まることを選択。結局最後まで伊東のタイムを上回る選手は現れなかったため、#80伊東黎明が今シーズン初のポールポジションを獲得して今日の第5戦決勝に臨むことになった。2番手は野中誠太、#6木村偉織が3番手となった。

セカンドベストタイム順となる第6戦は1'58.038の#36野中誠太がポールポジション。伊東が2番手、#6木村が3番手となった。

インディペンデントカップはベストタイム、セカンドベストタイムともに#63鳥羽豊がトップタイムを記録し、第5戦、第6戦ともにポールポジションからスタートすることになった。

第5戦決勝はこのあと12時15分より、第6戦決勝は午後4時10分よりいずれも13周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


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