もてぎ・菅生S-FJ選手権

第6戦SUGO決勝ドライバーコメント 優勝・田上蒼竜「あと一個取れるものなら取って、今年を終わりたい」

優勝:13号車:田上蒼竜(A'sカンパニーZAP ED)1分29秒630

優勝した田上蒼竜(AsカンパニーZAP 10V ED)

 「雨が怖かったです(笑)。フォーメーションラップでポツっときて「うわこのタイミング?」と思っていたのですけど、途中で(雨足が)強くなって来ちゃって、ちょうど馬の背あたりからめちゃくちゃ(水滴が)当たる量が多くなって、それで慎重に行ったけどそれでもけっこう滑ったので怖かったですけど、スリリングで楽しかったです(笑)。(これで二つめのタイトル?)いろんな方に応援してもらってここまでやって来られたので、あと一個(日本一決定戦)取れるものなら取って、今年を終わりたいと思います」

2位:81号車:内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)

決勝2位の内田涼風(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

 「(スタートで村田選手の前に出たが?)そこまではいい感じで、ヘアピン(第4コーナー)で田上選手のインを刺そうと思ったのですけど、刺す間がなくて、その後逃げられちゃう形で終わってしまいました。雨は全然問題なかったですが、雨降るのなら最初から降って欲しかったな、という感じはあります。(雨で田上選手のペースも落ちてた?)あのままだったらバトルになったかもしれないです。(後は最終戦と日本一決定戦?)このまま勝ち逃げされちゃったら悔しいので、頑張ります」

3位:37号車:大川烈弥(アルビB-AutoダイテルED)

決勝3位の大川烈弥(アルビB-AutoダイテルED)

 「雨が来て、その状況への対応方法が分からなくて、ペースも分からなくて、けっこう(後ろと)キツキツになっちゃったのですけど、無事でよかったです。(ファイナルラップに)最終コーナーから上がってきた瞬間に「よかったー」と思いました(笑)」

4位:15号車:齊藤慈岳(FER WILD LIFE KK-S2)

決勝4位の齊藤慈岳(FER WILD LIFE KK-S2)

 「雨降ってから前のアルビレックスの2台がかなり苦戦していて。うちのメカニックがひとネタ(マシンに)仕込んでおいてくれて、雨降りだしてからすごいいいクルマでドンピシャだったので、そのおかげでついて行けました。(最後のオーバーテイクは?)最終コーナーはとりあえずクラッシュしてもいいから前の2台にくっつけるように全開で踏んでいこうと思って、気合いれて踏んでいって、そしたらスリップうまいこと使えて、タナボタだったけど、よかったです。とりあえず頑張ってよかったです」

5位:35号車:磐上隼人(アルビビヨンドGIA KKS ED)

決勝5位の磐上隼斗(アルビビヨンドGIA KKS ED)

 「(大川選手とのバトルは?)いやー、向うの方が上手で一本勝ちです(笑)。ストレートで並ばれちゃって、なすすべなく、ブロックもできずで。その後最終ラップの最終コーナーで追いついたのですけど、後ろから齋藤選手が来ていて、それを全然見ていなくて、結局0.004秒差で巻き返されちゃったので、これはもう僕の負けです。(村田選手のスピンは目の前だった?)コーナー立ち上がったら向うが横向いていて「あ、これは3位だ、あと9周10周絶対(この順位を)カバーしてやるぞ」という気持ちで走っていたのですけれど、途中雨が降り出して、僕の経験不足で対処しきれないところがあったりして、カバーできませんでした」

6位:26号車:村田悠磨(Vieureka ZAP 10VED)

決勝6位の村田悠磨(Vieureka ZAP 10V ED)

 「(スタート直後のスピンは?)最初タイヤが暖まっていなくて、前に必死に追いついて行って、あそこ(レインボーコーナー)ってけっこう(路面が)ボコボコしていて、それでバランス崩しちゃったみたいで。アクセル思いきり踏んでいたので、そのままスピンしちゃいました。(雨のせいではない?)違いますね、ただもうタイヤが暖まっていなかったためだと思います。(その後は頑張って挽回していたが?)もうちょっとで(5位まで)行けたんですけど(スピン後の)再発進でミスして、ギアがニュートラルに入っちゃって、そこで1秒くらい無駄にしたのがもったいなかったな、と思います」

7位:79号車:安藤弘人(ZAPSPEED10VED)※ジェントルマンクラス優勝

決勝7位、ジェントルマンクラス優勝の安藤弘人(ZAP SPEED 10V ED)

 「ぶっちぎりの最後尾です(苦笑)。途中で(雨が)降ってきて滑り出して、そのへんが難しかったですけれど、スピンもせずに完走できたので、よかったなと思っています。(後ろから村田選手が迫ってきたが?)抜かされないように頑張ったのですけれど、あっという間に抜かされちゃいました(笑)」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA


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