スーパーFJ岡山シリーズは26日、岡山国際サーキットで決勝を行い、ポールポジションからスタートした阪口晴南(ドラゴコルセKKSⅡ戸田パワー)が12周・20分7秒448で優勝した。
相変わらず真夏の太陽が照りつけ酷暑の中、第3戦決勝は午後1時25分にフォーメーションラップが始まった。
ポールポジションの阪口晴南(ドラゴコルセKKSⅡ戸田パワー)は「抜かれても抜き返す自信があったので普通にスタートしようと思った」と無難にスタート。好スタートを切った予選2位の片山義章(Team KRS)がインから並びかけるも、阪口はアウトからかぶせてトップを死守。片山は逆に予選4位から3位に上がった大湯都史樹(Rn-S TANZEN KK-SⅡ)にバックストレッチでスリップに入られヘアピンでインからパスされることとなった。
阪口はオープニングラップで2位の大湯を0秒8離し、「序盤もっと速く走りたかった」というものの毎ラップファステストラップを更新しながら2位以下を突き放しにかかる。
2位の大湯はパスした片山に背後から迫られ防戦一方。阪口は「勝つ以外に練習も兼ねているの最後まで緩めなかったと」2位以下の争いを尻目に12周を走りきり、デビューウインを飾ることとなった。
大湯と片山の2位争いは終盤白熱したものの決め手がなく、2位大湯、3位片山の順でゴールを迎えた。
2位に入った大湯は依然としてポイントリーダー。シリーズチャンピオンに一歩近づいた。
第4戦は10月11日に岡山チャレンジカップレース第4戦として行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Hiroyuki MINAMI