プレスリリース 菅生F3000合同テスト 6月12日(水)/宮城県・スポーツランド菅生 テスト2日目の今日、仙台地方は朝から晴天となった。 しかし、天気予報では、午後から雨というリポートであった。そのため、チームに よっては午前中の走行時間帯の後半から、予選シュミレーションに入るところも出 てきた。 天気は、午後の走行時間帯が始まった午後0時30分になっても、くずれること はなかった。ただ、少しづつ積乱雲がサーキット上空に現れ始め、時間が経つにつ れて、太陽は雲に隠れて、いつ雨が降ってもおかしくない状況となる。 一方、気温と路面温度は、朝から続いた晴天のために上昇を続け、太陽が雲に遮 られる直前頃には、気温が32度、路面温度は50度に達して、昨日にも増してマ シンとドライバーとタイヤにかなり厳しいコンディションとなっている。 また、今日から小河 等選手がニュー・マシンのローラT91/50で参加して おり、T91を使用するトップ・ドライバーがもう一人増えている。なお、この日 のトップ・タイムは今回がシェイク・ダウン・ランである同じローラT91/50 を使用するジェフ・リース選手がマークした。リース選手は菅生が得意とはいえ、 シェイク・ダウンでいきなり好タイムをマークして、関係者の注目を浴びている。 このような状況の中で、チーム・レイトンの関谷正徳と田中 実は、一日中をレー ス・セッティングに集中しており、周囲のタイムは気にせずに燃料を満載した状態 での基本セッティングのデータ収集に努めている。ただし、関谷は、雨が降り出す 直前の時期を見計らって、今回のテストでは初めての予選シュミレーションを行い、 1分10秒台の8番手のタイムをマークしている。 関谷 正徳 「たいへんなレースになりそうだね。レースはこの調子だと1分13秒台が現実的な タイムだろうけど、予選は、それから4秒位速いタイムでラップすることになる。鈴 鹿じゃ、こうはいかないよ。予選セッティングとレースセッティングをキッチリと分 けておかないと、このギャップに惑わされることになりそうだ。そういった意味では、 ウチは予定通りプログラムをこなしているから、大丈夫だとは思うけど。後は天候か な。レースが今日みたいに30度を越える気温の中でとなると、かなりタフなモノに なりそうだね。」 田中 実 「今日は、僕はレース・セッティングに集中していたよ。セッティングもかなり進ん できてるしね。他のドライバーは、すぐに予選シュミレーションに入ったみたいだけ ど、レース・セッティングでのタイムでなら、みんなとほぼ互角のところまで来てる と思うけど。でも、油断は禁物だね。明日も、もっと走り込んでデータを集めたいよ。 そのためにも、明日が晴れるといいんだけど。」 提供:チーム・レイトン * FMOTOR4 Sub-sysop * 新倉芳夫 / PBA00065