スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO 1号車PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/Imuran Shaharom組)が開幕2連勝!

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 5月9日、宮城県のスポーツランドSUGOで、スーパー耐久第2戦の決勝レースが予選に引き続き行われた。

 気温19度、路面温度28度のドライコンディションで、13時40分に400kmレースがペースカー先導のローリングスタートで幕を開けた。

 ST1クラスは序盤から、#1PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/Imuran Shaharom組)の谷口と#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(片岡龍也/Fariqe Hairuman/Melvin Moh組)の片岡のトップ争いが延々と続く展開となった。30周目にしてその差はわずか0.5秒のテールtoノーズ。52周目にトップ#1がピットインしタイヤを4本交換行い#28がトップに立つ。71周目に馬の背入口にST4クラスの#62がエンジンブローでストップ。長いオイルの帯がコース上にでき、また芝が焦げる状況とマシンの停止した場所が危険との判断からSCカーランが6周にわたって続いた。この前の68周目に#1はピットインし、SC中の72周目に#28がピットイン10秒以上のマージンを持って#28がトップに立つ展開となった。77周目ではトップ#28の11秒差で#1、3位には#8 ART TASTE GT3(清水康弘/竹内浩典/立川祐路組)がつけていた。しかし、#28に対して他者との接触からドライブスルーのペナルティが出され、80周目には労せずして#1が#28に対して5秒近くのマージンをもって再びトップに立つ。108周のレースは#1が#28に1.3秒差で開幕2連勝を遂げた。3位には#8が入った。

 総合4位には、ST2クラスのトップ#20RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)が、7位にはST3クラスの#34 asset・テクノZ34・nismo(藤井誠暢/佐藤公哉/影山正美組)がニューマシンZ34を投入してのデビューウインを飾った。期待された#51 DIAMANGO-Z(影山正彦/池田大祐/石原正将組)は終盤にスローダウンし、兄弟の3クラス表彰台はかなわず。ST4クラスは12位に#18コスモソニック21FKingsDC5(浅野武夫/岡野陽朋/森正行組)が入った。

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ウイナー他のコメント
#1谷口信輝
st_r02_winners  「最初のピットインで#28にかなりの差をつけられて『これはまずいな』と思った。SCでも流れが#28の方にいってしまったのですが、#28にドライブスルーのペナルティが出たので、ぼくらは労せずしてトップに立てました。同じチームなので#28は残念だと思います・・・」
柳田正孝
 「チームの1-2は嬉しいけれど、こういう形で勝てたことは同じチームメイトとのバトルなのでちょっと正直には喜べない気分もあります」
#28片岡龍也
 「今日はパーフェクトのレースだった!ドライブスルーのペナルティさえなければ勝てていました」
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA


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