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EPSON NSX(松田/A.ロッテラー組)が6位 決勝日:7月18日(日) サーキット:十勝インターナショナル・スピードウェイ 決勝周回数:89周((303.045km) 天候:予選/晴れ 決勝/晴れ 気温:33℃(15:00現在) コースコンディション:ドライ 観客:3万1300人 7月18日(日)、十勝インターナショナル・スピードウェイ(北海道)において北海 道初のGT選手権大会となる、2004年全日本GT選手権(JGTC)第4戦「HOKKAIDO GRAN GT CHAMPIONSHIP」の決勝レース(89周=303.045km)が行われた。 予選日の17日(土)は好天となり、午後3時に開始された予選2回目は気温32℃、路 面温度45℃にまで上昇した。予選タイムアタックはトップから1秒差以内に11台が 入る白熱した展開となった。この結果、Honda NSX-GT勢は#18道上 龍/S.フィリッ プ 組(TAKATA童夢NSX)がトップから0.5秒差の1分14秒652を記録して予選7番手を獲 得。続いて#32松田次生/A.ロッテラー組(EPSON NSX)が1分14秒754を記録し9番手。 #100中野信治/加藤寛規 組(RAYBRIG NSX)が11番手、#8金石勝智/伊藤大輔 組(ARTA NSX)が12番手から決勝スタートを迎えることとなった。 決勝日は早朝まで小雨が降っていたものの、午前中から快晴となり、スタート時 点では気温33℃、路面温度42℃まで上昇する厳しいコンディションとなった。しか し、レースは最後までアクシデントも少なく、スムーズな展開が繰り広げられた。 レース序盤からA.ロッテラー選手(EPSON NSX)、S.フィリップ選手 (TAKATA童夢 NSX)、伊藤大輔選手(ARTA NSX)が7位から9位、中野信治選手(RAYBRIG NSX)が13位 付近を走行。34周目終了時、RAIBRIG NSXがドライバーとタイヤ交換のため先陣を 切ってピットイン。続いてTAKATA童夢NSX、EPSON NSXとARTA NSXの順でドライバー 交代を行った。 最後まで安定したペースを保ち続けたNSX-GT勢は89周の長丁場を走り抜き、最終 ラップに順位を上げたEPSON NSXが6位、TAKATA童夢NSXが8位、RAIBRIG NSXが10位 となった。ARTA NSXは53周目に金石勝智選手が他車と接触して右フロントカウルに ダメージを負うもの粘り強く走行を続け12位でチェッカーを受けた。 優勝したのは、#22影山正美/M.クルム組(モチュールピットワークZ)だった。 ●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー 「今回は過給器システムを中心に大幅な改良を加えて望み、予選ではトップグルー プとの差が縮まったと感じましたが、決勝では悔しい結果となりました。しかし、 今回の改良でNSX-GTの戦闘力が向上したことは各チーム・ドライバーも感じてお ります。これから、シーズンも後半戦となり、次戦のホームコースである第5戦 もてぎラウンドまで約1ヶ月半の間、テストを行い更に新しいバージョンのNSX-GT を投入したいと考えております。’04NSX-GTがシーズン初勝利を飾れるよう、よ り一層の競争力向上に努めますので、皆様の更なる応援を宜しくお願い致します」 6位 #32 EPSON NSX ●松田 次生(Tsugio Matsuda)選手 「今回はNSX-GTの戦闘力が大幅にアップしたのですが、ライバルに追いつくには車 体のセッティングをもっと詰めていく必要がありますね。ペース自体は悪くなかっ たのですが、ほんの少しの差が今回の結果になったようです。次戦はもてぎです し、必ず優勝したいと思いますので応援をお願い致します」 ●アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer)選手 「今回は暑さの厳しいレースとなりましたが、荒れたレースにはなりませんでした ね。NSX-GTは今回でかなり進化を感じたので後半戦は期待していてください。優 勝を目指します」 ◆ホンダのモータースポーツ情報はHonda Racingをご覧下さい。--------