全日本F3選手権は25日、岡山国際サーキットで第10戦の公式予選を行い野尻智紀(HFDP)が初の総合ポールポジションを獲得した。
第9戦予選から10分間のインターバルをおいて、第10戦予選も10分間で争われた。
ここでは開始5分過ぎに野尻智紀(HFDP)が渾身のアタック。なんと1分26秒096と9戦の予選を大幅に上回るタイムをたたき出し、いきなりトップに躍り出る。このタイムは予選終了まで誰も逆転することができず、自身初の総合ポールポジションを獲得した。
2位には平川亮(RSセリザワ)が1分26秒392で、3位はリチャード・ブラッドレーが1分26秒718でつける。
予選終盤、中山雄一(トムス)が3位ブラッドレーのタイムを1分26秒627で上回るも、最後には山内英揮(B-MAX)が1分26秒616をたたき出し中山のタイムを逆転。3位に滑り込んできた。
Nクラスはここでも佐々木大樹(NDDP)が1分26秒733と自身第9戦のポールタイムをも大幅に上回りポールポジション。クラス2位には平峰一貴(HFDP)が入り、同3位にギャリー・トンプソンと第9戦と同じ順位となった。
第10戦決勝は明日26日、10時35分から25周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Motorsports Forum