2004全日本GT選手権 第1戦 「GT選手権レース in TI 」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■開催月日:2004年4月3-4日 ■開催場所:TIサーキット英田 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ クスコスバルADVANインプレッサ、14位完走で開幕戦を終える 2004年JGTCの開幕戦は、4月3~4日に岡山のTIサーキット英田で開催され、小林且 雄/谷川達也組の#77クスコスバルADVANインプレッサは、14位完走を果たした。 3日の公式予選、午前中の予選1回目は15℃と暖かい天候に恵まれた。#77インプレッ サは谷川のアタックで1分31秒976で13位。 谷川がコースレコードを更新しても、クラストップは1分29秒台に突入と、GT300ク ラスは大幅にレベルアップしている。 午後の予選2回目は1回目よりも若干気温が落ちたコンディションになった。谷川は ポジションアップを狙ったが、アタック中に電気系のトラブルに見舞われタイムアッ プならず。2回の合計でも14位と逆に順位を落とす結果になった。 4日の決勝日は朝のうち前夜からの冷たい雨が残ったが、それにもかかわらず5万8500 人ものファンでスタンドが埋まった。決勝はサポートレースでアクシデントが発生 した影響で、予定より15分遅れの14時15分にスタートすることになった。 天候は曇り、コースコンディションはウェット。安全確認のためセーフティカーの 先導で4周を終えた時点でスタート。GT300クラスは全車がドライ用タイヤを選択し ており、序盤から混乱が予想された。 スタートを担当したのは谷川。14位のポジションを守っていたがコースが乾いてく るにつれ他の車両のペースについていけず、ジリジリとポジションを落としていく。 それでも谷川は我慢の走りで12位までポジションを上げて39周でピットイン。 バトンを受けた小林は17位でコース復帰して、こちらも我慢の走りで15位までポジ ションを上げた。ところが右リヤのホイールが緩み、予定外のピットイン。その後、 小林は淡々と走行。残念ながら10位以内でゴールすることができずポイント獲得は ならなかったが14位で完走しチェッカーを受けた。 ■決勝結果:GT300クラス Pos.No.Driver Car Name Time/Diff 1 #10 田中哲也/余郷敦 JIM Gainer アドバンF360 2:10'44.083 2 #43 新田守男/高木真一 ARTA Garaiya 1Lap 3 #16 山野哲也/八木宏之 M-TEC NSX 1Lap 4 #19 青木孝行/谷口信輝 ウェッズスポーツセリカ 1Lap 5 #5 玉中哲二/三船剛 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R 1Lap 6 #63 OSAMU/吉本大樹 LEYJUNダンロップ320R 1Lap 7 #31 田中 実/松田晃司 A'PEX i-mobisessMR-S 2Laps 8 #80 木下みつひろ/星野一樹 エンドレスダイシンアドバンZ 2Laps 9 #30 佐々木孝太/後藤聡 RECKLESS MR-S 2Laps 10 #11 松田秀士/菅一乗 JIM RodeoDriveアドバンF360 2Laps 14 #77 小林且雄/谷川達也 クスコスバルADVANインプレッサ 3Laps ◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。