フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権第4戦レース8の決勝が、8月30日、スポーツランドSUGOで行われ、ポールスタートの鈴木斗輝哉(マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR)が、独走で優勝を飾った。
マスタークラスは、ライバル不在の鳥羽豊 (AIWIN)がスピンを喫しながらもクラス優勝を飾った。
午後になって、日差しが強くなるなか、スタートを迎えた。
ポールシッターの鈴木、3番グリッドから好スタートの大宮賢人(PONOS RACING F111/3)、2番グリッドの梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)、ジャ・ジャンビン(B-MAX RACING F111)、小田優(Rn-sports F111/3)、猪爪杏奈(ユピテル羽衣6 F111/3)という順でオープニングラップを終えた。
3周目に入るストレートで、猪爪が小田に仕掛けて前に出ると、小田はその後の馬の背コーナーでコースオフをしてグラベルにストップ。これでセーフティカーが導入された。
6周目に入るところでリスタート。トップ鈴木はここでも好スタートを見せ、周回を重ねる度に2位大宮との差を開いていく。その差は、10周目には2秒以上となり、ここから鈴木は独走態勢を築いていく。
レース後半の見どころは、大宮と梅垣の2位争いと、ジャンビンと猪爪の4位争い。
特に2位争いは1秒以内の差で続いたが、大宮がミスなく安定した走りを見せたため、梅垣は仕掛けるチャンスを見いだせず、結局、順位は変わらずにフィニッシュとなった。
ジャンビンと猪爪は、両者1分19秒前半のラップタイムで周回し、最後まで1.5秒の差は変わらずに、ジャンビンが自己最高位となる4位でチェッカーを受けた。
マスタークラスは、鳥羽が途中スピンをしたり、SCからのリスタートで5秒加算のペナルティナルティを課せられたりしたものの、ユウゴウ(S2R Racing)に抜かれることはなく、クラスウィンを飾った。
レース9、10は、明日日曜の午前10時、午後2時から、それぞれ22周で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: Kazuhiro NOINE







