DERAM ANGELS RACING NEWS
佐藤久実とのコンビ復活のレースとして出場を果たした、スーパー耐久シリーズ第4戦「SUPER TEC」(富士スピードウェイ)にて、ドリームエンジェルアドバンRX7はクラス9位(総合28位)でチェッカー、無事完走を果たしました。
シーズンレギューラー参戦組に対しスポット参戦で挑むドリームチームは公式練習初日から苦戦を強いられました。オギ姉は昨年9月、久実は5月以来、富士にいたっては、10年ぶりレースとなり、金曜の公式練習は50分が3セッション予定されていましたが、オギ姉、久実ともマシン、コースに慣れることに時間を取られるかたちになりました。それでもドライでの3本目では翌日の予選に向け、手ごたえを感じる走行ができました。走行終了間際に攻め過ぎたオギ姉がコースアウト。フロントエアロを破損するというプチアクシデントが発生。
週末の天気は曇り時々雨と予報されていましたが、予選日朝はいまにも雨が降りそうな曇り空、予選が始まる時点では、 完全なウェット路面になり、2人にとってはレインタイヤを履いてのぶっつけアタックになりました。
15分間の短い計測時間の中では6~7ラップが限界、タイヤを丁寧に暖め、マシンの動きを確認し、ラスト1周にかけるアタック、攻めきれないまま時間切れ、4クラスのFFマシンに先にいかれるちょっと悔しいポジションとなりました。
決勝日も残念ながら雨。しかも予報以上に降水量の多い路面で、FRマシンのRX7には厳しい戦いが予想されました。 4時間の戦いは13時にSC(セーフティーカー)先導でスタート。どのマシンも路面の状況を把握し、慎重に1コーナー を通過し、大きなクラッシュなども無く、レースラップをこなしていく流れとなりました。
1時間15分経過したところで、オギ姉から佐藤久実にバトンタッチ、トラブル無く周回を重ね、3時間目に突入。 再びオギ姉に代わってからしばらくすると、富士特有の霧が出始め、みるみるうちにその霧が濃くなってきました。 76周目にSCカーが入り、その周回は天候が回復する88LAP目までの12周続きました。
87週目にピットインしたドリームチームは、久実へとドライバー交代し再スタートは最後尾からとなりましたが、その後は4クラスマシンをかわし、快調に周回を重ね、総合28位、クラス9位で4時間レースのチェッカーをくぐりました。
テスト不足やマシンポテンシャル向上など課題はありますが、手ごたえを感じることができるレース内容であったと思います。また1年ぶりの富士でのレース参戦にドリームエンジェルスポンサー・サポーターの皆さん、応援してくださる方々が多く予選日、決勝日、チームピットに激励に来ていただきました。今後ともドリームエンジェルレーシングの活動をご支援いただけますよう、お願い申しあげます。
- SUPER TEC(スーパー耐久シリーズ第4戦) 天候 予選・決勝 雨/路面 ウェット
- 予選結果11位(クラス)・総合32位
- 決勝結果 9位(クラス)・総合28位
- オフィシャルサイト:www.Dreamangels.Jp