優勝 兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)
「スタートの失敗は思った以上にクラッチのミートポイントが手前でした。今週末スタート練習できていなかったので、それもあったかなと思います。ちゃんとスタート練習しなきゃな、と再確認できました。抜けない筑波ということで、1周目から前の西濱の様子を見て、コールド状態では僕の方がペースありそうだったので、第1ヘアピン、第2ヘアピンをクリアした段階で、向こうが苦労していそうな雰囲気だったので、最終コーナーで立ち上がり重視のラインを取れば1コーナーで抜けるかなと、そこは冷静に判断して抜くことができたと思います。スタートはちょっと反省しないといけないですが、オーバーテイクできたのはよかったなと思います」
2位 西濱康行(ETA白波ワークスVITA)
「自分では(タイムペナルティを)理解していなかったのですが、最後までプッシュしてよかったと思います。スタートが決まったとはいえ違反を取られているので、あれが実力かはわからないですね。いったん前に行けたのですが、兒島さんの方がペースよかったので、上手にインを突かれて、後はついていくレースになりました」
3位 山本龍(お先にどうぞ☆VITA)
「やっぱりエンジンが回っていないなという感触で、ちょっとずつ直線で離されている感じで。ま、しょうがないですね。もうちょっと西濱さんと兒島さんがずっとバトルしてくれれば、チャンスあるかなと思ったのですが、あっさり(西濱さんが)抜かれて(笑)、あとはジリジリ離される感じでした」
4位 大沢良明(ビーンズスポーツVITA)
「いっぱいいっぱいでしたね。精進しないと、ここから上は行けないですね(苦笑)。コンディションというより腕の方が、前の人を抜かすにはけっこう頑張らないとだめですね。なんとなくはついて行けたのだけど、もうちょっと精進します」
5位 山口真(ユニバーサルツインVita)
「エンジンが壊れたのですが、それをいたわりながら走って、最後までもっていくというレースでした。3周目あたりまではエンジン大丈夫で、4番手に追いつけそうだったのですが、エンジンからやばい音がし始めて、アフターファイヤみたいな音もして。パワーはちゃんと出ていたのですが、いつ壊れるかと心配だったので、エンジンをできるだけ回さずに、壊さずに走るようにコントロールしながら5位を死守できるように、頑張って終えたレースでした。厳しいレースでしたね、エンジンが壊れなかったら4番手も狙えたレースだったので、そこは悔しいです」
6位 中島正之(ビーンズスポーツ3年目VITA)
「暑くて疲れて、後ろからおぎねぇさんにすごく突かれて、何度か抜かれそうになりましたが初入賞です。3年やって、今シーズン7位~7位と来ていましたが、レース人生初の6位入賞です。守り切って、だいぶ横に並びかけられて、2回ぐらいやられそうになったのですが、助かりました、頑張りました」
Text: Junichi SEKINE