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PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

第3戦岡山決勝 木村偉織が雨の中2連勝 2位には卜部和久が、3位には伊東黎明が入る

優勝は木村偉織(SKY GROUP 40)

 ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン(PCCJ)第3戦が24日、岡山国際サーキットで行われ、2番グリッドからスタートした木村偉織(SKY GROUP 40)が優勝した。

 決勝は午後3時35分、セーフティーカー(SC)先導でスタートが切られた。早朝より降り続いた雨は小降りになったが、路面は依然としてヘビーウエットだ。IKEDA(HYPER WATER RACING)が出走を取りやめたため、13台(内プロアマクラス5台、アマクラス3台)が出走した。

 SCは3周を回って退き、4周目からレースはスタートした。トップ3台、卜部和久(HYPER WATER RACING)、木村偉織(SKY GROUP 40)、伊東黎明(SHOWA AUTO with BINGO RACING)はグリッド順のまま、後続を大きく引き離してレースが始まる。しかし、トップの卜部はいきおい余ってレッドマンコーナーでコースアウト、3位まで後退した。

 トップ木村と2位伊東は0秒5前後の差で接近戦。ペースは伊東の方がよさそうだが、雨のため木村を攻略しかねている。3位卜部はさらに2秒3後方につける。

 7周目、3位卜部はここまでのファステストラップをマークし、徐々にトップ2台との差を削り始める。9周目には2位の伊東がヘアピン侵入でブレーキをロックさせコースアウト、4位に落ちた。

 これでトップ木村は安泰かと思われたが、3秒1差で2位に上がった卜部が11周目にはこのレースのファステストラップとなる1分44秒015をたたき出し急接近。4位の伊東は3位に上がった渡会太一(seven × seven Racing)を攻略して3位まで順位を回復してきた。

 13周目、トップ木村と2位卜部の差はついに1秒を切った。しかし木村も巧みに卜部をブロックし先行を許さない。

 レースは規定時間の30分を過ぎ16周で終了。卜部を押さえきった木村が、鈴鹿の第2戦に続き2連勝を飾った。2位には卜部が、3位には伊東が、4位には渡会が入った。

 5位には佐藤樹(Posrche Japan Junior Programme)が入り、6位にはプロアマクラスで優勝したBANKCY(seven x seven Racing)が入った。

 アマクラスは11位に入ったSky Chen(SKY MOTORSPORTS)が優勝した。

 第4戦決勝は明日25日午前10時35分から、第5戦決勝は午後1時55分より、それぞれ17周で行われる。

セーフティーカーが退きレースがスタートした

プロアマクラス優勝はBANKCY(seven x seven Racing)

アマクラス優勝はSky Chen(SKY MOTORSPORTS)

表彰式

プロアマクラスの表彰式

アマクラスの表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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