2025年Formula Beat地方選手権第11戦の決勝が9月28日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、金井亮忠(チームNATS正義001)が独走のポール・トゥ・フィニッシュで今季3勝目を挙げた。
第11戦決勝は午前11時40分より15周で行われた。空からは時折小雨が降ってきてはいるものの、路面はまだドライのままだ。
ホールショットは金井、2番手にハンマー伊澤(萬羽アルカディア☆ハンマーR)。以下、梅本幸汰(ファーストガレージ FG01)、KAMIKAZE(ファーストガレージ&Rd04W)と続く。後方では松本隆行(SHOUEI☆ミスト)が1コーナーでスピンアウトするが、自力でレースに復帰している。
1周終わって金井のリードは2秒289。その後もハイペースで1周1秒以上も後続を引き離しにかかり、10周目までに10秒544の大差をつけてきたばかりか、8周目には予選タイムを上回る1分32秒574を叩き出した。
途中雨が降ってきた影響から1周4秒以上のペースダウンを強いられるが、2位以下には一切付け入る隙を与えずに走り切り、最後は後続に23秒494の差をつけてチェッカーを受け、金井亮忠(チームNATS正義001)が開幕戦鈴鹿、第5戦もてぎ以来の今季3勝目をものにした。
2位はハンマー伊澤(萬羽アルカディア☆ハンマーR)。スタート手順違反で5秒加算のペナルティを受けたが、後続との差を6秒以上広げてポジションをキープしている。
3位も予選3位のがベストタイムの梅本幸汰(ファーストガレージ FG01)がそのまま3位を終えている。
ジェントルマンクラスはKAMIKAZE(ファーストガレージ&Rd04W)がトップ。総合でも4位でフィニッシュしている。
Text: Kazuhisa SUEHIROPhoto: Yoshinori OHNISHI










