2月22日から今シーズン初の3メーカー揃っての国内でのGTメーカーテストが、開幕戦の舞台となる岡山国際サーキットで開催された。
前週の暖かさから一転し、時おり雪もちらつく天候となった岡山国際サーキットには、9台のGT500クラスマシンと、GT300クラスが3台運び込まれた。
チャンピオンナンバー1号車を含むレクサス陣営は、1号車・KeePer TOM'S LC500、6号車・WAKO'S 4CR LC500、38号車・ZENT CERUMO LC500、39号車・DENSO KOBELCO SARD LC500の4台が、ニッサン陣営は新たにGT500クラスに昇格した3号車・CRAFT SPORTS MOTUL GT-Rと、12号車・カルソニックIMPUL GT-Rの2台が、ホンダ陣営は8号車・ARTA NSX-GT、17号車・KEIHIN NSX-GT、100号車・RAYBRIG NSX-GTの3台が、GT300クラスは今シーズンから参戦する34号車・Modulo KENWOOD NSX GT3をはじめ、55号車・ARTA BMW M6 GT3、65号車・LEON CVSTOS AMGの3台が参加した。
雲に覆われ肌寒さの増す中、10時10分から午前のセッションがスタートし各車コースイン。
開始直後に39号車がコースアウトしたため赤旗が提示されたものの、その後は目立ったトラブルもなくテストは進む。
1回目のセッションは、KeePer TOM'S LC500が1分17秒897でトップタイムを記録、2番手にZENT CERUMO LC500、3番手にWAKO'S 4CR LC500とレクサス勢がトップ3で午前中のセッションは終了した。
前日にジェンソン・バトンがSNSで岡山滞在中と投稿した効果なのか、平日とは思えない程のファンが訪れる中、2時間のインターバルを挟んで14時10分から午後のセッションが開始。
午前中よりも時おり日が差すものの肌寒さは変わらないコンディションの中、大きなトラブルも無く各車順調に周回を重ねZENT CERUMO LC500が1分17秒735で2回目のセッションとこの日の総合トップタイムに。そこにWAKO'S 4CR LC500とレクサス勢がトップ2に、3番手にはホンダ勢最速となったKEIHIN NSX-GTが続いた。
このテストは、明日23日も行われる。
Text: Motorsports ForumPhoto: Hiroyuki MINAMI