スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎグループ1決勝 ST-Xクラスの内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が開幕勝利

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 昨日の曇りから天候が回復し爽やかに晴れ渡るツインリンクもてぎ。13時15分にフォーメーションラップを開始、13時19分に200分レースのスタートが切られた。

 1コーナーにST-Xクラスの上位3台がもつれ合う様に飛び込み、スタートを制したのは3番グリッドから飛び出した#1 スリーボンド 日産自動車大学校GT-Rだった。その後ポールスタートの#8 ARN Ferrari 488 GT3は4位に後退した後、序盤に周回遅れのマシンと接触しリアホイールが損傷した為緊急ピットイン。6位まで後退すると#1 スリーボンド 日産自動車大学校GT-R、#3 ENDLESS ADVAN GT-R、#99 Y’s distraction GTNET GT-RとGT-Rがワンツースリー体制となる。

 ST-3クラスは予選クラストップの#38 muta Racing TWS IS350が序盤から飛び出すと続くのは#39 ADVICS TRACY RC350と#62 DENSO Le Beausset RC350でこちらはレクサス勢がワンツースリー体制。

 ST-4クラスはこちらもクラストップの#93 SKR ENGINEERING S2000が飛び出し、昨年から上位を占めていた86勢を押さえS2000が快走する。

 折り返し100分の途中経過はST-Xクラスが#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-R、#3 ENDLESS ADVAN GT-R、#99 Y’s distraction GTNET GT-Rの順。ST-3クラスは#38 muta Racing TWS IS350、#39 ADVICS TRACY RC350までは変わらないが3番手に#68 埼玉トヨペットGreenBraveマークXが順位を上げて来た。ST-4クラスは#93 SKR ENGINEERING S2000、#86 TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86、#13 ENDLESS・ADVAN・86の順。

 ピットインのタイミングで順位が入れ替わるものの、ラストスティントに入る頃には100分経過時点の順位に落ち着いていたが終盤のST-4クラスで激しいドラマを演じる事になったのは#93 SKR ENGINEERING S2000。

 終盤まで引っ張りあと30分ちょっとのところでピットイン。背後には#86 TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86が忍び寄り、タイヤ交換してしまうと勝負権を失いそうなタイミング。ここでタイヤ無交換で飛び出すものの逆転を許し2番手に後退。しかしこの後猛煙とペースアップしラスト10分余りのところでついに#86 TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86を攻略し再逆転した。

 レースを終えてみれば赤旗もなく荒れずに進行した事もあり上位のマシンが安定のレース運びで大きくオーダーを変える事なくフィニッシュ。

 ST-Xクラス優勝は内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-R)、2位はYUKE TANIGUCHI/山内英輝/元嶋佑弥組(#3 ENDLESS ADVAN GT-R)、3位は植松忠雄/星野一樹/藤波清斗組(#99 Y’s distraction GTNET GT-R)とGT-Rが表彰台を独占。

 ST-3クラスは堀田誠/坂口良平組(#38 muta Racing TWS IS350)が優勝。2位は手塚祐弥/前嶋秀司/鈴木陽組(#39 ADVICS TRACY RC350)、3位は服部尚貴/脇阪薫一/平沼貴之組(#68 埼玉トヨヘ゜ットGreenBraveマークX)となり、こちらはレクサスとトヨタで表彰台を独占した。

 ST-4クラスは太田侑弥/佐々木雅弘組(#93 SKR ENGINEERING S2000)が優勝。2位は松井孝允/蒲生尚弥/井口卓人組(#86 TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86)、3位は小河諒/高橋翼/花里祐弥組(#13 ENDLESS・ADVAN・86)となった。

 第2戦は4月29~30日に宮城県のスポーツランドSUGOで行われる予定だ。

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Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA


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