F4日本一決定戦は27日、ツインリンクもてぎで決勝レースを行い、大湯都史樹(TANZEN Rn-S MYST JSS)が15周・31分21秒358で優勝、F4日本一の称号を手にした。
最終レースはスタート進行中急に大粒の雨が落ち始め、各車スリックタイヤでピットアウトしたもののたまらずグリッド上で全車レインタイヤに交換。午後1時45分、14台が参加してフォーメーションラップが始まった。
スタートを制したのはポールポジションの大湯都史樹。続いて2番グリッドの金井亮忠(チームNATS・正善・001)、3番グリッドの飛田陽宏(ガレージ茶畑まえだ眼科RK01)はスタートで出遅れポジションを落とし、柴田隆之介(レプリスポーツ MC090TODA)3位に浮上するものの、すぐさま背後から4番グリッドの一條拳吾(サムライサポーターズF4)が攻略を開始し3位に上がる。
トップ大湯都史樹は2位の金井亮忠を周回毎にリードを広げながらレースは終盤に。後半雨脚が弱まりトップ大湯はメインストレートで濡れた路面を選んで走行しタイヤをいたわる場面を見せるが、終わってみれば2位に15秒581の大差で独走し優勝を飾ることとなり、予選・セミファイナル・ファイナルと全てトップで完全優勝。2位には金井亮忠が入り、3位には一條拳吾が入った。
4位は飛田陽宏、5位には柴田隆之介が、6位には里見乃亜(チームNATS・エクシズ・006)が入った。
Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA