2015年7月15日
セオドールレーシングは新たにジュニアチームを立ち上げ、日本における今年度のJAF地方選手権スーパーFJ鈴鹿シリーズの後半戦と、ノンタイトルレースのF1日本GP サポートレース、そしてスーパーFJ日本一決定戦にエントリーします。
セオドールレーシングは2013年にカムバックし、マカオグランプリ通算7回のグランプリウインを達成しました。そして次のステップとしてテディイップジュニアはヤングドライバーデベロップメントの重要性に注目し、新たにジュニアチームプログラムを立ち上げそのファーストステップとして日本においてジュニアチームプログラムを展開する事を決定しました。
このプログラムはこれから四輪のレースキャリアの1stステップを踏み出そうとしているヤングドライバーを対象に始め、将来的にマカオGP(FIA-F3)やセオドールレーシングの姉妹チームであるステイタスグランプリへと導く為のプログラムである事を目的としています。ステイタスグランプリは現在、F1 グランプリのフィーダーシリーズであるGP2/3に参加していて、特に今年はGP2初挑戦にも関わらずモナコグランプリにて優勝を果たしております。
セオドールレーシングジュニアチームはKARTからのステップアップを丁寧に指導し、より高いスキルでフォーミュラへの取組みを習得させると同時に、レースマネージメントの教育プログラム等も学習し、国際性豊かな人材を育てる事を目的としています。
- テディイップジュニアのコメント
- 私の父はかつて後にF1ワールドチャンピオンとなった四名のドライバーを走らせておりました(アラン・ジョーンズ,ケケ・ロズベルグ,アイルトン・セナ,ミカ・ハッキネン)。そして今度は自分のルーツであるアジアのドライバーを成功に導きたいと常に考えております。デューイ(中矢龍二)がこのプログラムのスポーティングディレクター兼インストラクターとして来てくれた事は本当に嬉しく思います。彼はマクラーレンGT カープログラムや私のステイタスGP でオペレーションディレクターを務めるデイブ・スタッブスと共にウイリアムズF1 時代にコンビを組んでいたと言う縁深い人物です。この様な流れがあり、私にはヨーロッパとアジアをクロスオーバーさせるこのプログラムはすでに成功への片鱗が見えています。モータースポーツに重要な事はタレントのプールに沢山のドライバーを入れる事が必要であると気が付き、そこへ日本人ヤングドライバーにもグローバルな扉を開いてあげたいと考えております。そして結果的にこりプログラムがきっかけとなって、私のアジアでのモータースポーツプログラムをさらにデベロップメントしていきたいと考えています。
- チームプリンシパル :テディイップジュニア
- マネージングディレクター :デビッドケネディ
- チームマネージャー :シュウヘンイーカオリ
- スポーティングディレクター :デューイ(中矢龍二)
- アドミニストレーター :金谷和久
- 契約ジュニアドライバーズ
- 岡村 建(オカムラタケル) スーパーFJ 鈴鹿シリーズ
- 中野翔太(ナカノショウタ) テストドライバー