3月29日、栃木県のツインリンクもてぎで、スーパー耐久シリーズの開幕戦の公式予選が行われた。
20度を超える暖かさの中、午後1時からまずはAドライバーの1グループのセッションが20分間で行われた。今季はGT3から再びST-Xクラスへ呼称を変更したGT3マシンのクラスとインタープロトシリーズのマシンが参戦するST-1クラス、ST-2、ST-3クラスでのセッションとなった。同じく20分で引き続き行われたST-4、ST-5クラスの2グループの予選セッションとなった。
Aドライバーの予選で1分52秒796のトップタイムをマークしたのは、#24GT-Rの藤井誠暢。ST-1クラスは#51BMWZ4の坂本祐也。ST-2クラスは昨年の最終戦で逆転のシリーズタイトルを獲得した#59インプレッサの大澤学。ST-3クラスは#35Z34の前嶋秀司。ST-4クラスは#41のシリーズチャンプS2000の植松忠雄。ST-5クラスはニューマシンFIT3参戦の#95松井猛敏となった。
10分間のインターバルで13時50分から行われたBドライバーのセッションでは、#24GT-RのGAMISANが1分53秒931でトップタイムをマーク。ST-1も#51BMWZ4の池田大祐がトップタイム。ST-2も#59インプレッサの吉田寿博、ST-3も#35Z34の佐々木雅弘とここまでは、Aドライバーがトップタイムを出した同じマシンが文句なしのポールポジションを獲得した形になった。
ST-4クラスは#93S2000の太田侑弥が、ST-5クラスは#99フィット3の大野尊久がそれぞれトップタイムをマークしたが、ABドライバーの合算タイムではST-4クラスは#41S2000に、ST-5クラスは#95FIT3がそれぞれポールポジションを獲得することとなった。
決勝レースは30日の12時15分から5時間の予定で行われる。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA