SUPER GT第5戦 波乱のSUGOラウンドでレクサスSC430が5位
GT300クラスではトヨタ セリカが今季初優勝!

SUPER GT第5戦で惜しくも5位に終わったレクサスSC430
(No.1 宝山 TOM\'S SC430)
2007年SUPER GTの第5戦「SUGO GT 300KM RACE」が7月28日(土)、29日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
これまで、菅生ラウンドではトヨタ勢が強さを見せており、過去6年に渡ってトヨタ車が優勝を果たしている。今年7連覇となるか、注目が集まった。
今大会にはGT500クラスに16台、GT300クラスに26台の計42台がエントリー。トヨタ勢は、そのうちGT500クラスには6台のレクサスSC430、GT300クラスに2台のトヨタMR-Sと1台のトヨタ セリカが出場した。
◆予選◆
28日(土)夏らしい暑さとなった好天の下で、午前11時からスーパーラップ出場権をかけた予選1回目が開始された。レクサスSC430勢では、宝山 TOM'S SC430 1号車が4番手、ZENT SERUMO SC430 38号車が10番手でスーパーラップ出場を決めた。午後2時半から行われた予選2回目、そして上位10グリッドを決定するスーパーラップでは、1号車が4番手、38号車は2つポジションを上げ、4列目8番手グリッドを獲得した。
GT300クラスでは、80kgものウェイトハンデを搭載しながらも、TDPドライバー石浦宏明が激走を見せたTOY STORY Racing apr MR-S 101号車が6番手。DOUBLEHEAD apr MR-S 31号車が7番手、TDPドライバー関口雄飛がスーパーラップでのアタックを担当したウェッズスポーツセリカ19号車は8番手につけた。
◆決勝◆
29日(日)午後2時に3.704kmのコースを81周して競われる決勝レースがスタート。スタートを前に降り始めた雨により、路面は完全にウェットコンディション。スタート時には雨は止んだが、各車浅溝ウェットタイヤ、気温22度、路面温度25度のコンディションで、6周に渡るセーフティカーランの末に、決勝レースのスタートが切られた。
4番手からスタートした1号車は、難しいコンディションにも関わらず、着実な走行を続け、激しい上位争いを繰り広げた。そして、給油、ドライバー交代と共に、スリックタイヤへと変更した中盤のピットインも素早くこなし、上位勢のピットインが一巡した時点で、1号車はトップに立った。その後も追い上げるNSX勢と、3台が横一線に並ぶ激しいバトルを展開。
このバトルも制し、首位を堅持、後続を引き離しにかかった1号車だったが、ピットイン時に白線をまたいでいたとして痛恨のドライブスルーペナルティを受けてしまう。これで優勝争いからは後退を余儀なくされた1号車だったが、その後も粘り強く走り抜き、トヨタ勢最上位の5位でフィニッシュした。6位には13番手スタートから粘り強い走りでポジションを上げたデンソー サード SC430 39号車が入った。
一方、GT300クラスでは、8番手スタートの19号車が、荒れたレースで確実にポジションを上げて行き、後半を担当したTDPドライバー関口雄飛が素晴らしい走りを披露。終盤には、首位を行くフェアレディZを追いつめ、見事逆転。嬉しい初優勝を飾った。関口雄飛の、19歳7ヶ月での優勝は、これまでTDPドライバーの大嶋和也が保持していた19歳11ヶ月の最年少優勝記録を更新するものとなった。
- トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
-
わずかなミスでまたしてもチャンスを失ってしまうという不運な展開となってしまったが、何とか歯を食いしばって、後半戦での盛り返しを図りたい。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
GT500クラス #8ARTA NSX
伊藤 大輔
雨が来るという予報は知ってましたが、思った以上に降りましたね。レインを履くほどじゃなく、
浅溝でいけると思っていたんですが。
前半ラルフが順位を上げてトップに立ち、リードを広げてくれましたけど、
コンディションの変化によってはセーフティマージンにならないと思っていました。
途中から路面が乾き始めたので、スリックに変えるタイミングでピットストップを済ませようとしばらく待っていました。
本当はもう2周ぐらい待ったほうが良いかな、というタイミングでアクシデントがあって、
セーフティーカーが出るかもしれないとラルフが判断して入ってきました。
まだアウトラップでは路面が滑りやすくて、タイヤを充分に暖められなかったのと、
トラフィックに引っかかったのとで1と18に先に行かれてしまいました。
そのあとはいろいろありすぎて覚えてないんですけど(笑)最終的には1号車にペナルティ、ということで。寿一さんもうまかったし、
かなりきわどかったんですけど、最後は僕のほうに運が回ってきて良かったです。
次はウェイトが重くなってしまいますが、鈴鹿ですし、長いレースになるので、何があるかわかりません。
できる範囲でポイントを獲りにいきます。
ラルフ・ファーマン
ドライには自信があったんですが、
スタートの30分前から雨になってしまって、ダイスケと一緒に溝の深さとかコンパウンドなど、タイヤチョイスでかなり悩んでしまって、
難しいレースになるなと思いました。
レースが始まってから驚いたのは、セーフティーカーランがあまりにも長すぎたことです。あれにはフラストレーションがたまりましたが、
その後トラフィックを使って18を追い越せたのはよかったです。
路面がどんどん乾いていったので、スリックに履き替えるタイミングをうかがっていたんですが、
そうしてるうちに大きなクラッシュが発生したので、SCが入るかも、と思ってピットに入りました。
ホンダにとっても久しぶりの1-2-3フィニッシュになったことは、ホンダにとっても、チームにとっても、良かったと思います。
次の鈴鹿は長いレースですから、厳しい状況ですがポイントを獲りつづけて後半戦を乗り切っていきたいです。
GT300クラス #19ウェッズスポーツセリカ
飯田 章
正直ほっとしてます。
シーズン当初から苦戦するだろうとは思っていましたが、予想どうりで、クルマもうまく走ってくれませんでした。
それでもここまでのチーム作りがうまくいったのと、救済で空力面が良くなったのとで、勝つなら菅生しかない、とは思っていたんです。
路面が乾くまではコースに留まるのがやっとの状況でしたから、路面が乾くまでじっと待っていました。
(関口は)ちゃんと走れば速いし、結果も出せると思ってましたが、そそっかしい面もあるので無線で指示をしながら見ていました。
今までは気持ちよく走れるような環境が整っていなかったので、つらい思いもさせたと思いますが、
まずはちゃんと走れるクルマをつくらないといけないのが我慢させていました。
速さはもってるので、もっと全体を見渡せるようになれば上にいけると思います。
チャンスがあったらニッサンでもホンダでもどんどん上に行ってほしいですね。
関口 雄飛
1スティント目が雨だったのでレインでスタートしましたが、
路面が乾いたといってもピットに入る2~3周前までは予選ベストの9秒落ちくらいしか出てなかったので、スリックで走り始めて1、
,2周は怖かったです。
Zが目の前に見えてきてからは『ぶち抜いてやるぞ』って思って思い切り行きましたが、いざトップに立ってみると、
それまではイケイケだったのに『ここでミスしたらチームに会わせる顔がないな』ってビビってイケなくなっちゃいました(笑)
表彰式では、自分が今までやってきたFTやF3とは違って、ものすごい数の人たちが集まっていたので、うれしかったです。

2007年7月29日(日)・決勝
会場:スポーツランドSUGO(3.704km)
天候:予選/晴れ 決勝/曇り
気温:22℃(14:00現在)
路面温度:25℃(14:00現在)
決勝レース:81周(300.024km)
コースコンディション:決勝/ウエットからドライ
観客:2万9000人(主催者発表)
7月29日(日)、宮城県にあるスポーツランドSUGOにおいて2007 オートバックス SUPER GT第5戦「SUGO GT 300km RACE」の決勝レースが開催された。

序盤は、ポールポジションからスタートした#18 TAKATA童夢NSXの小暮選手がレースをリードし、2位に#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手、3位に#32 EPSON NSXのL.デュバル選手が続く展開となるが、11周目の馬の背コーナーで、#17 REAL NSXの金石年弘選手がコースアウトしてグラベルに接触。マシンを損傷したために無念のリタイアを喫してしまう。
12周目、小暮選手をパスしたR.ファーマン選手がトップに立ち、20周目時点で、トップに#8 ARTA NSX、2位に#18 TAKATA童夢NSX、3位に#32 EPSON NSXが続き、#100 RAYBRIG NSXは8位を走行する。
スタート直後は大粒の雨が降ったものの、すぐに小康状態となって止んだため、路面は徐々に乾き始める展開となった。この難しいコンディションの中、R.ファーマン選手は1分28秒台の好ラップタイムを連発しながら2位以下を引き離しにかかる。
26周目に#32 EPSON NSX のL.デュバル選手がオーバーランを喫し、この際にL.デュバル選手をパスした#1宝山 TOM'S SC430と2位の小暮選手がテール・トゥ・ノーズの激しいバトルを展開する。小暮選手は、激しくプッシュする後続を抑えながら力走するが、40周目に周回遅れのマシンにラインをさえぎれたところをパスされてしまう。
コース上に乾いたラインが1本ある状態となった38周終了時に、トップを走行する#8 ARTA NSXがピットイン。ドライバーを伊藤選手に交代してコースに復帰。3位の#32 EPSON NSXも40周終了時にドライバー交代を行った。43周終了時に#18 TAKATA童夢NSXと#1宝山 TOM'S SC430が同時にピットインを敢行。ピット作業では順位を逆転できなかったものの、2台とも#8 ARTA NSXの前でコース復帰をしたため、3台がテール・トゥ・ノーズの激しいトップ争いを繰り広げることとなった。
残り20周となった時点で、NSX-GT勢はトップとわずか0.46秒差の2位に#8 ARTA NSXの伊藤選手、その1.26秒後の3位に#18 TAKATA童夢NSXの道上選手が走行。4位に#32 EPSON NSXのF.カルボーン選手、11位に#100 RAYBRIG NSXの細川選手が走行する。
62周目終了時、トップを走行していた#1宝山 TOM'S SC430が、ドライバー交代時のピットロード進入におけるホワイトラインカットの違反をしたため、ドライビングスルーペナルティを受けることとなった。これにより、伊藤選手がトップに浮上し、道上選手が2位、F.カルボーン選手が3位とNSX-GTが1-3位を独占する展開となった。
トップを走行する#8 ARTA NSXの伊藤選手は道上選手の猛アタックを受けながら最後まで守りきり、0.282秒差の僅差で第2戦岡山に続くシーズン2勝目を挙げた。#18 TAKATA童夢NSX は2位、#32 EPSON NSXは3位でチェッカーフラッグを受けてNSX-GTが見事に1-3フィニッシュを達成し、表彰台を独占する結果となった。NSX-GTが表彰台を独占するのは2001年開幕戦の岡山ラウンド以来となった。#100 RAYBRIG NSXは76周目にバックマーカーと接触してクラッシュしたため無念のリタイアとなった。
この結果、ドライバー部門のシリーズチャンピオン争いにおいて#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手/伊藤選手が計61ポイントを獲得してトップを独走。チーム部門でも計60ポイントを獲得したAUTOBACS RACING TEAM AGURIがトップに立った。
コメント
- 白井 裕(Hiroshi Shirai) Honda NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
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「予選1-3番手獲得を達成した流れのまま、天候が不安定な難しいコンディションの中の本戦でも1-3フィニッシュを決め、マシンの信頼性の向上を証明することができました。また、マシンの力に合わせて、チームの方々の適切な判断、ドライバーのがんばりといった総合力の結果の勝利といえると思います。次戦は鈴鹿1000kmですが、マシン全体の信頼性をさらに向上させ、引き続き優勝できるようがんばりますので、引き続き応援をよろしくお願いします」
- 伊藤大輔(Daisuke Ito) #8 ARTA NSX(優勝)
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「レース前から雨が降るだろうという予測はしていましたが、思いのほか雨量が多くてドタバタしてしまいました。レース序盤からラルフ(ファーマン)がトップに立ったのをみて、マシンとタイヤのバランスはいいだろうと感じました。レースが進むにつれて路面が乾いてきたので、スリックタイヤに交換するピットインのタイミングを考えていたのですが、予定より2周早くラルフとドライバー交代することになりました。まだ路面が完全に乾いていなかったので、交代してから最初の1周はコントロールが非常に難しく、加えてバックマーカーの渋滞に引っかかってしまい、18号車と 1号車に先行されてしまいました。そのあとは、あまり覚えていないのですが……。最後は我々に運が向いてよかったと思います。今回は荒れたレースになると予想していたので、チームのみんなに落ち着いて状況を見極めて、ポイントを稼ぐレースを目指そうと誓ったことがいい結果につながったと思います。結果的に NSX-GTが1-3フィニッシュを達成して最高にうれしいです。ラルフのがんばり、チームの判断力、Hondaの努力に感謝したいと思います」
- ラルフ・ファーマン(Ralph Firman) #8 ARTA NSX(優勝)
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「スターティング・グリッド上でダイスケ(伊藤)とブリヂストンのスタッフでタイヤの選択について悩みました。そして考え抜いたタイヤチョイスは完ぺきな結果となって表れました。最初にセーフティカーが6周も先導したときには、フラストレーションが溜まりましたが、ローリングスタート後は問題なくトップに立つことができました。ダイスケは交代した直後のドライブが難しかったと思うけれど、本当によくコントロールしてくれたし、最後までトップをキープしてくれたことに感謝したいと思います。Hondaの1-3フィニッシュはすばらしいことです。これからも、確実にポイントを獲得してチャンピオン争いに残っていきたいと思います」
Text & Photo: HONDA
「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」が4位入賞
SUPER GT第5戦決勝レースが7月29日(日)に宮城県のスポーツランドSUGO (1周 : 3.704km)で開催され、フェアレディZが5台出場したGT500クラスでは、「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3 セバスチャン・フィリップ/柳田真孝)が4位に入賞した。
決勝レースの全車がスターティンググリッドに並んだところで雨が降り出した。そしてスタート方式がセイフティカーの先導によるSCスタートに変更され、各車は予選順位に並んで6周を周回したのちセイフティカーが退き、残り75周のレースが始まった。
予選6位からフィリップがスタートした#3 Zは、混乱する序盤を無難に切り抜け「XANAVI NISMO Z」(#23)の本山哲と競いながら周回。15周目には#23 Zをかわして6位に戻し、40周目にピットインするまで安定したペースで走行した。交代した柳田は各車のピットインが一巡した47周目に5位となるとさらに上位を追い上げた。その後先行する#1 SC430がドライブスルーペナルティで後退したため4位に浮上。柳田は、その後も猛追する#1 SC430を寄せつけず、さらに3位の#32NSXを捉えるべく力強いドライビングを見せた。一時13秒あった前車との差を削り続け、最終的に0.5秒差まで追い上げたがここでタイムアップ。表彰台にわずかに及ばず、4位でレースを終えた。
予選10位の「XANAVI NISMO Z」は降雨が続くと読み、他車よりも溝の深いレインタイヤを装着して本山がレースをスタートした。しかし、予想に反してコースの水ははけていき、それに従ってタイヤがグリップを失っていった。31周目に早めのピットインでタイヤをスリックタイヤに交換して、リチャード・ライアンがポジションアップすることを期待したが
48周目にコース上にストップ。そのままリタイヤとなった。
予選9位からスタートした「MOTUL AUTECH Z」(#22)は、ミハエル・クルムがスタートを担当し、危なげない走りで前半を周回。予定通りの38周目に8位でピットインし松田次生にドライバー交代した。松田はスリックタイヤで後半に追い上げを狙ったが、濡れた路面でタイヤが暖まっていなかったためピットアウト時にコントロールを失い、ピットエンドを出たところでスポンジバリアに接触。マシンの電気系統が一斉にダウン。スターターが始動せず、そのままリタイヤとなった。
「カルソニック インパルZ」(#12 星野一樹/ジェレミー・デュフォア)は予選14位からスタートし、7位まで順位を上げてレースを終えた。前回優勝の「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)は15番グリットからレースをスタートして10位完走した。
- 上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
- http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2007/07/29) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | 500 | 1 | 8 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 81 | 2:01'17.063 |
2 | 500 | 2 | 18 | TAKATA 童夢 NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 81 | 0.282 |
3 | 500 | 3 | 32 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル ファビオ・カルボーン | DL | 81 | 23.302 |
4 | 500 | 4 | 3 | YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | セバスチャン・フィリップ 柳田 真孝 | BS | 81 | 23.816 |
5 | 500 | 5 | 1 | 宝山 TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 81 | 40.398 |
6 | 500 | 6 | 39 | デンソー サード SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | 81 | 1'20.106 |
7 | 500 | 7 | 12 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ジェレミー・デュフォア 星野 一樹 | BS | 80 | 1Lap |
8 | 500 | 8 | 25 | ECLIPSE ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 土屋 武士 織戸 学 | YH | 80 | 1Lap |
9 | 500 | 9 | 35 | BANDAI DUNLOP SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ロニー・クインタレッリ | DL | 80 | 1Lap |
10 | 500 | 10 | 24 | WOODONE ADVAN Clarion Z NISSAN FAIRLADY Z | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 荒 聖治 | YH | 78 | 3Laps |
11 | 300 | 1 | 19 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 飯田 章 関口 雄飛 | YH | 75 | 6Laps |
12 | 300 | 2 | 47 | 宝山 DUNLOP Z NISSAN FAIRLADY Z | 脇阪 薫一 密山 祥吾 | DL | 75 | 6Laps |
13 | 300 | 3 | 33 | HANKOOK NSC PORSCHE PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 坂本 祐也 | HK | 75 | 6Laps |
14 | 300 | 4 | 2 | プリヴェKENZOアセット・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 75 | 6Laps |
15 | 300 | 5 | 62 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 黒澤 治樹 | YH | 75 | 6Laps |
16 | 300 | 6 | 46 | 宝山 DUNLOP Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 横溝 直輝 | DL | 75 | 6Laps |
17 | 300 | 7 | 31 | DOUBLEHEAD apr MR-S TOYOTA MR-S | 峰尾 恭輔 坂本 雄也 | MI | 75 | 6Laps |
18 | 300 | 8 | 7 | RE 雨宮 ADVAN RX-7 MAZDA RX-7 | 井入 宏之 折目 遼 | YH | 74 | 7Laps |
19 | 300 | 9 | 88 | アクティオ ムルシェRG-1 LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1 | 松田 秀士 山西 康司 | YH | 74 | 7Laps |
20 | 300 | 10 | 11 | TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360 FERRARI F360 MODENA | 植田 正幸 菅 一乗 | YH | 73 | 8Laps |
21 | 300 | 11 | 55 | DHG ADVAN FORD GT FORD GT | 池田 大祐 番場 琢 | YH | 73 | 8Laps |
22 | 300 | 12 | 13 | エンドレスアドバン洗剤革命 Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | 73 | 8Laps |
23 | 300 | 13 | 110 | GREEN-TEC KUMHO BOXSTER-GT PORSCHE BOXSTER | 黒澤 琢弥 光貞 秀俊 | KH | 73 | 8Laps |
24 | 300 | 14 | 5 | クムホ プロμ マッハ号 320R VEMAC 320R | 玉中 哲二 竹内 浩典 | KH | 73 | 8Laps |
25 | 300 | 15 | 101 | TOY STORY Racing apr MR-S TOYOTA MR-S | 大嶋 和也 石浦 宏明 | MI | 72 | 9Laps |
26 | 300 | 16 | 333 | ADVAN UEMATSU 320R VEMAC RD320R | 植松 忠雄 阪口 良平 | YH | 72 | 9Laps |
27 | 300 | 17 | 111 | KUMHO GREEN-TEC BOXSTER-GT PORSCHE BOXSTER | 菊地 靖 Guts 城内 | KH | 72 | 9Laps |
28 | 500 | 11 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | 72 | 9Laps |
29 | 300 | 18 | 666 | 楽天 BOMEX 320R VEMAC 320R | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | YH | 71 | 10Laps |
30 | 500 | 12 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | ドミニク・シュワガー 細川 慎弥 | BS | 68 | 13Laps |
---- 以上規定周回数(GT500:56Laps / GT300:52Laps)完走 ---- |
- | 300 | - | 26 | ユンケルパワー タイサン ポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 谷口 信輝 ドミニク・ファーンバッハー | YH | 49 | 32Laps |
- | 300 | - | 77 | クスコ DUNLOP スバルインプレッサ SUBARU IMPREZA | 山野 哲也 青木 孝行 | DL | 47 | 34Laps |
- | 500 | - | 23 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 リチャード・ライアン | BS | 47 | 34Laps |
- | 500 | - | 22 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 松田 次生 | BS | 38 | 43Laps |
- | 300 | - | 43 | ARTA Garaiya Garaiya | 新田 守男 高木 真一 | MI | 34 | 47Laps |
- | 300 | - | 9 | LEYJUN DUNLOP MT900 MOSLER MOSLER MT900R OOX | 田中 勝喜 筒井 克彦 | DL | 34 | 47Laps |
- | 500 | - | 17 | REAL NSX HONDA NSX | 金石 勝智 金石 年弘 | BS | 10 | 71Laps |
- Fastest Lap: GT500 1'17.493 CarNo.39 デンソー サード SC430 (平中 克幸) / GT300 1'24.604 CarNo.19 ウェッズスポーツセリカ (関口 雄飛)
- セーフティカー先導による例外的スタート(セーフティ周回 時間:13:58~14:13/周回数:6周)
- CarNo.24は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(セーフティカー活動中のピット出口の信号無視)により、ドライビングスルーペナルティが科された。
- CarNo.1は、国際モータースポーツ競技規則付則L項違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティが科された。
2007オートバックス・スーパーGT第5戦、SUGO GT300kmは、#8ARTA NSX(伊藤大輔/ラルフ・
ファーマン組)が#18TAKATA童夢NSXの追撃を振り切り、今季2勝目を挙げることとなった。3位には#32エプソンNSXが入り、
2001年第1戦岡山(当時はTIサーキット英田)以来6年ぶりにNSXが1-2-3フィニッシュを達成した。
GT300クラス優勝は#19ウェッズスポーツセリカ(飯田章/関口雄飛組)。関口のアグレッシブな走りと果敢なオーバーテイクが光った。
(観客動員数:29,000人)

ウォームアップランの頃からぽつぽつ降り始めていた雨は、スタート進行が始まり、
コースインが開始されるとほぼ同時に強くなってきた。
路面は完全にウェットのコンディションだ。
このため、決勝はSCスタートとなり、セーフティーカーの先導で6周を消化した後、7周目から追い越しOKとなった。
雨はスタート直前に一旦は止んだものの、4周目に入ったところで再び降り始めた。
ポールポジションの#18小暮卓史がトップで1コーナーへ。2位の#8ファーマンも懸命に追いすがる。
#8ファーマンは12周目のSP二つ目で#18小暮が周回遅れのGT300に引っかかった隙にアウトから抜き去ってトップに浮上する。
抜かれた小暮は周回遅れに行く手を阻まれ、なかなかペースが挙げられない。そのうちに、
3位の#32エプソンNSXを駆るロイック・デュバルが迫ってきた。
レースが進むにつれて雨は止み、路面は次第に乾き始めた。
それにつれてラップタイムも当初は32秒台だったのが、25秒、22秒と短縮されていく。
一時は小暮の背後を脅かしていたデュバルは次第に遅れ始め、逆に4位の宝山SCを駆るロッテラーが迫ってきた。
ロッテラーは26周目の3コーナーでデュバルがコースをはみ出すのを見逃さずに3位に浮上する。
続いてロッテラーはその先を走る小暮との差をも削り始め、31周目にはテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込む。
この周終わりで#23ザナヴィZがピットイン。スリックに履き替えてコースに復帰する。
続いて#22モチュールZが38周終わりでピットへ。
これを見たトップのファーマンは39周終わりでピットイン。スリックに履き替えて伊藤大輔にステアリングを託す。
これで暫定トップに繰り上がったのは#1宝山SC。
40周目のハイポイントコーナーで周回遅れの#13エンドレスZと接触した#18TAKATA童夢NSXの脇をすり抜けた。
宝山SC、TAKATA童夢NSXの2台は43周終わりで揃ってピットイン。
トムスのチームクルーは素早いピット作業で宝山SCを送り出し、TAKATA童夢NSXに付け入る隙を与えない。
2台はARTA NSXの前でコースに復帰した。
ARTAの伊藤はスリックタイヤの熱入れとトラフィックの処理に手間取ったためにペースを上げられず、2台の先行を許したが、
45周目にはTAKATA童夢を攻略して実質2位に。
ところが46周目の1コーナーで伊藤はコースオフ。すぐに復帰したが#18道上の先行を許す。
2台は争いながらも#1宝山SC脇阪寿一の背後に迫り、遂に最終コーナー立ち上がりで並びかけていった。
互いにぶつかり合い、飛び跳ねながら併走状態でホームストレートを駆け抜ける3台。
このバトルを制したのは脇阪。1コーナーでラインをクロスさせた伊藤が道上を抜いて脇阪に続く。
この47周目で、それまでピットストップを引き伸ばしてトップを走っていた#39デンソーサードSCがピットイン。
これで#1宝山SCが晴れてトップに立った。
ところが。
宝山SCはピットインの際にホワイトラインカットを犯しており、62周目にドライブスルーペナルティのボードを提示されてしまう。
やむなく63周終わりでピットスルーを消化した脇阪は、#3イエローハットZの後ろ、6位でコースに復帰した。
これで#8ARTA NSXが再びトップに。
#18道上も懸命に追い上げ、66周目にはテール・トゥ・ノーズに持ち込み、何度もオーバーテイクを仕掛けるが、
伊藤はファイナルラップまで全く付け入る隙を与えない。
両者は最後まで接近戦を展開。フィニッシュラインでの両者の差は僅か0.282秒差だった。
3位には23秒遅れで#32エプソンNSXが入り、6年ぶりにNSXが1-2-3フィニッシュを達成することとなった。
GT300クラスは、
スタートで2位にジャンプアップした#46宝山Zが接触による右リヤフェンダー破損でオレンジボールを出されて21周で後退すると、
今度は滑りやすい路面でAWDの利点を生かした#77クスコスバルインプレッサが順位をぐんぐん上げて2位に浮上、
次第にトップの#2紫電に迫っていく。
そして遂に41周目の1コーナーでインプレッサは紫電のインに飛び込み、クラストップに立ってそのままピットイン。
しかしインプレッサはその後もピットイン、アウトを繰り返し、47周でレースを終えることとなった。
こうした後続の脱落に助けられながらトップを快走していた#2紫電だったが、1スティント目を引っ張ったのがあだになり、
ルーティンストップを終えてコースに戻ってみると、#47宝山Zにトップの座を奪われ、自身は5位まで後退することになってしまった。
加藤寛規から交代した高橋一穂は果敢に追い上げを試みるが、4位でレースを終えることに。
代わってトップに立った#47宝山Zの背後には、
次第に#19ウェッズスポーツセリカが迫ってくる。
19号車の後半を担当した関口は、途中何度もコースをはみ出すアグレッシブな走りでトップと差を詰めていき、
遂に72周目の最終コーナーで#47脇阪薫一のインに飛び込んでトップの座を奪い取ることに成功、そのまま75周のチェッカーを受け、
GT初優勝を達成した。
次戦は鈴鹿サーキット。伝統のPOKKA1000kmは8月19日決勝だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
■GT500 Class
1
18 TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍 / *小暮 卓史
BS 10
*1'15.120
2
8 ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔 / *ラルフ・ファーマン
BS 45
*1'15.545
3
32 EPSON NSX
HONDA NSX
*ロイック・デュバル / ファビオ・カルボーン
DL
*1'15.689
4
1 宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー
BS
*1'15.752
5
17 REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智 / *金石 年弘
BS
*1'15.971
6
3 YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
*セバスチャン・フィリップ / 柳田 真孝
BS +1
*1'16.052
7
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX
*ドミニク・シュワガー / 細川 慎弥
BS 60
*1'16.328
8
38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路 / *高木 虎之介
BS 35
*1'16.340
9
22 MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ミハエル・クルム / 松田 次生
BS 30
*1'16.351
10
23 XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
*本山 哲 / リチャード・ライアン
BS 40
*1'16.366
11
6 Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
*片岡 龍也 / ビヨン・ビルドハイム
BS
1'16.362
12
25 ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士 / *織戸 学
YH +1
1'16.714
13
39 デンソー サード SC430
LEXUS SC430
*アンドレ・クート / 平中 克幸
BS +1
1'16.764
14
12 カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジェレミー・デュフォア / *星野 一樹
BS 20
1'16.945
15
24 WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ / 荒 聖治
YH 50
1'17.289
16
35 BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴 / *ロニー・クインタレッリ
DL +2
1'17.836
■GT300 Class
1
2 プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂 / *加藤 寛規
YH 35
*1'22.760
2
43 ARTA Garaiya
Garaiya
*新田 守男 / 高木 真一
MI 20
*1'22.886
3
13 エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
*影山 正美 / 藤井 誠暢
YH 30
*1'23.285
4
46 宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
*佐々木 孝太 / 横溝 直輝
DL 10
*1'23.299
5
62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介 / *黒澤 治樹
YH
*1'23.360
6
101 TOY STORY Racing apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋 和也 / *石浦 宏明
MI 80
*1'23.502
7
31 DOUBLEHEAD apr MR-S
TOYOTA MR-S
*峰尾 恭輔 / 坂本 雄也
MI +1
*1'23.546
8
19 ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
*飯田 章 / 関口 雄飛
YH +1
*1'23.615
9
7 RE 雨宮 ADVAN RX-7
MAZDA RX-7
*井入 宏之 / 折目 遼
YH
*1'24.176
10
110 GREEN-TEC KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥 / *光貞 秀俊
KH
*deleted
11
33 HANKOOK NSC PORSCHE
PORSCHE 911GT3R
*木下 みつひろ / 坂本 祐也
HK
1'23.815
12
47 宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一 / *密山 祥吾
DL 5
1'23.818
13
5 クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二 / *竹内 浩典
KH +1
1'23.942
14
26 ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*谷口 信輝 / ドミニク・ファーンバッハー
YH
1'24.225
15
77 クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
*山野 哲也 / 青木 孝行
DL
1'24.307
16
55 DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐 / *番場 琢
YH +2
1'24.535
17
88 アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
松田 秀士 / *山西 康司
YH 15
1'24.692
18
333 ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
*植松 忠雄 / 阪口 良平
YH +1
1'24.740
19
111 KUMHO GREEN-TEC BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
*菊地 靖 / Guts 城内
KH
1'24.929
20
666 楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
*周防 彰悟 / 山下 潤一郎
YH +2
1'25.882
21
11 TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸 / *菅 一乗
YH +2
1'26.184
22
9 LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MOSLER MT900R OOX
田中 勝喜 / *筒井 克彦
DL
1'25.641
- ドライバー名の'*'印はスタートドライバーを示す。
- タイムの'*'印はスーパーラップで記録されたもの。
GTAは7月29日、スーパーGT第5戦の行われているスポーツランドSUGOにて行った定例会見の中で、
第7戦もてぎでノックダウン方式の予選の実施を検討していることを明らかにした。
ノックダウン方式とは、昨年からF1で採用されているもので、予選セッションを三つのピリオドに区切り、
それぞれのピリオドで上位の決められた台数のみが次のピリオドに進めるという方式だ。
スーパーGTでは午前中の予選1回目は予選通過基準タイムをクリアするためのセッションと位置づけ、
予選2回目をノックダウン方式で行う意向。
これに伴い、8月2日にツインリンクもてぎで行われるGT合同テストでシミュレーションを実施する予定だ。
今回はツインリンクもてぎサイドからの提案だったいうが、GTAとしても「土曜日もお客さんを呼べる」
ということで採用に動き出したとのこと。
なお、計時システムの制約などがあり、この予選方式は残念ながら第7戦一回限りとなる模様だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2007/07/29) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 500 | 1 | 8 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 45 | 1'16.727 | - | - | 173.802 |
2 | 500 | 2 | 18 | TAKATA 童夢 NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 10 | 1'16.771 | 0.044 | 0.044 | 173.703 |
3 | 500 | 3 | 1 | 宝山 TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | 1'16.935 | 0.208 | 0.164 | 173.332 |
4 | 500 | 4 | 32 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル ファビオ・カルボーン | DL | | 1'17.352 | 0.625 | 0.417 | 172.398 |
5 | 500 | 5 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | 35 | 1'17.495 | 0.768 | 0.143 | 172.080 |
6 | 500 | 6 | 17 | REAL NSX HONDA NSX | 金石 勝智 金石 年弘 | BS | | 1'17.563 | 0.836 | 0.068 | 171.929 |
7 | 500 | 7 | 25 | ECLIPSE ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 土屋 武士 織戸 学 | YH | +1 | 1'17.802 | 1.075 | 0.239 | 171.401 |
8 | 500 | 8 | 3 | YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | セバスチャン・フィリップ 柳田 真孝 | BS | +1 | 1'17.869 | 1.142 | 0.067 | 171.253 |
9 | 500 | 9 | 23 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 リチャード・ライアン | BS | 40 | 1'17.880 | 1.153 | 0.011 | 171.229 |
10 | 500 | 10 | 6 | Forum Eng. SC430 LEXUS SC430 | 片岡 龍也 ビヨン・ビルドハイム | BS | | 1'17.911 | 1.184 | 0.031 | 171.161 |
11 | 500 | 11 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | ドミニク・シュワガー 細川 慎弥 | BS | 60 | 1'18.217 | 1.490 | 0.306 | 170.491 |
12 | 500 | 12 | 39 | デンソー サード SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | +1 | 1'18.346 | 1.619 | 0.129 | 170.211 |
13 | 500 | 13 | 35 | BANDAI DUNLOP SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ロニー・クインタレッリ | DL | +2 | 1'18.444 | 1.717 | 0.098 | 169.998 |
14 | 500 | 14 | 24 | WOODONE ADVAN Clarion Z NISSAN FAIRLADY Z | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 荒 聖治 | YH | 50 | 1'18.676 | 1.949 | 0.232 | 169.497 |
15 | 500 | 15 | 22 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 松田 次生 | BS | 30 | 1'18.760 | 2.033 | 0.084 | 169.316 |
16 | 500 | 16 | 12 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ジェレミー・デュフォア 星野 一樹 | BS | 20 | 1'19.046 | 2.319 | 0.286 | 168.703 |
17 | 300 | 1 | 43 | ARTA Garaiya Garaiya | 新田 守男 高木 真一 | MI | 20 | 1'23.124 | 6.397 | 4.078 | 160.427 |
18 | 300 | 2 | 46 | 宝山 DUNLOP Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 横溝 直輝 | DL | 10 | 1'23.246 | 6.519 | 0.122 | 160.192 |
19 | 300 | 3 | 62 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 黒澤 治樹 | YH | | 1'23.754 | 7.027 | 0.508 | 159.220 |
20 | 300 | 4 | 2 | プリヴェKENZOアセット・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 35 | 1'23.941 | 7.214 | 0.187 | 158.865 |
21 | 300 | 5 | 19 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 飯田 章 関口 雄飛 | YH | +1 | 1'24.097 | 7.370 | 0.156 | 158.571 |
22 | 300 | 6 | 47 | 宝山 DUNLOP Z NISSAN FAIRLADY Z | 脇阪 薫一 密山 祥吾 | DL | 5 | 1'24.114 | 7.387 | 0.017 | 158.539 |
23 | 300 | 7 | 110 | GREEN-TEC KUMHO BOXSTER-GT PORSCHE BOXSTER | 黒澤 琢弥 光貞 秀俊 | KH | | 1'24.199 | 7.472 | 0.085 | 158.379 |
24 | 300 | 8 | 101 | TOY STORY Racing apr MR-S TOYOTA MR-S | 大嶋 和也 石浦 宏明 | MI | 80 | 1'24.367 | 7.640 | 0.168 | 158.063 |
25 | 300 | 9 | 77 | クスコ DUNLOP スバルインプレッサ SUBARU IMPREZA | 山野 哲也 青木 孝行 | DL | | 1'24.654 | 7.927 | 0.287 | 157.527 |
26 | 300 | 10 | 33 | HANKOOK NSC PORSCHE PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 坂本 祐也 | HK | | 1'24.667 | 7.940 | 0.013 | 157.503 |
27 | 300 | 11 | 7 | RE 雨宮 ADVAN RX-7 MAZDA RX-7 | 井入 宏之 折目 遼 | YH | | 1'24.702 | 7.975 | 0.035 | 157.438 |
28 | 300 | 12 | 26 | ユンケルパワー タイサン ポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 谷口 信輝 ドミニク・ファーンバッハー | YH | | 1'24.912 | 8.185 | 0.210 | 157.049 |
29 | 300 | 13 | 55 | DHG ADVAN FORD GT FORD GT | 池田 大祐 番場 琢 | YH | +2 | 1'25.017 | 8.290 | 0.105 | 156.855 |
30 | 300 | 14 | 31 | DOUBLEHEAD apr MR-S TOYOTA MR-S | 峰尾 恭輔 坂本 雄也 | MI | +1 | 1'25.068 | 8.341 | 0.051 | 156.761 |
31 | 300 | 15 | *5 | クムホ プロμ マッハ号 320R VEMAC 320R | 玉中 哲二 竹内 浩典 | KH | +1 | 1'25.214 | 8.487 | 0.146 | 156.492 |
32 | 300 | 16 | 13 | エンドレスアドバン洗剤革命 Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | 30 | 1'25.214 | 8.487 | 0.000 | 156.492 |
33 | 300 | 17 | 88 | アクティオ ムルシェRG-1 LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1 | 松田 秀士 山西 康司 | YH | 15 | 1'25.461 | 8.734 | 0.247 | 156.040 |
34 | 300 | 18 | 333 | ADVAN UEMATSU 320R VEMAC RD320R | 植松 忠雄 阪口 良平 | YH | +1 | 1'25.640 | 8.913 | 0.179 | 155.714 |
35 | 300 | 19 | 11 | TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360 FERRARI F360 MODENA | 植田 正幸 菅 一乗 | YH | +2 | 1'26.106 | 9.379 | 0.466 | 154.871 |
36 | 300 | 20 | 111 | KUMHO GREEN-TEC BOXSTER-GT PORSCHE BOXSTER | 菊地 靖 Guts 城内 | KH | | 1'26.376 | 9.649 | 0.270 | 154.387 |
37 | 300 | 21 | 666 | 楽天 BOMEX 320R VEMAC 320R | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | YH | +2 | 1'26.983 | 10.256 | 0.607 | 153.310 |
- | 300 | - | 87 | マルホン ムルシエRG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-G1 | 檜井 保孝 余郷 敦 | YH | | no time | - | - | |
- 赤旗中断: 9:03~9:25
- CarNo.5の車両は、2007 SUPER GT Sporting Regulations 第25条1.2)違反(走行可能表示前の走行)により、罰金3万円のペナルティを科す。
スーパーGT第5戦の決勝前フリー走行は、#8ARTA NSX(伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組み)がトップタイム。
GT300クラスは#43ARTAガライヤ(新田守男/高木真一組)がトップだった。

決勝日を迎えたスポーツランドSUGOの天候は曇り。上空に厚い雲が覆いかぶさり、今にも雨が降ってきそうな状態だ。
現時点での降水確率は30%、気温も23℃と、昨日とはうって変わって涼しい気候だ。
フリー走行は午前9時より開始されたが、開始5分で#87マルホンムルシエRG-1がトラブルのためバックストレート脇にストップ。
この際エンジンルーム付近より出火したため、赤旗中断となった。
消火作業と車両回収の後、9時25分にフリー走行再開。
再び各車一斉にコースへ出て行った。
昨日の予選に続いてここでもNSX勢が上位に名を連ねる。
再開直後の順位は1位#32エプソン、2位#17リアル、3位#100レイブリックだ。
4連続ポールのTAKATA童夢、今回予選2番手のARTAも次第にペースを上げ、
セッション半ばを過ぎたあたりで#18TAKATAを駆る小暮卓史が1分16秒771でトップに立つ。
ARTAもそのすぐ後にラルフ・ファーマン16秒727を叩き出してトップに。
一時はトップ5が全てNSXという状態であったが、#1宝山が16.935を出して3番手、5番手に#38ZENTと、
レクサスSC勢もセッション後半にペースを上げてNSX勢に割って入った。
一方Z勢は#3イエローハットの8番手が最上位と苦戦。9番手にザナヴィが続き、
トレルイエ欠場の#12カルソニックはクラス最下位の16番手に終わった。
GT300クラスは、#46宝山Zが走行再開直後からトップに立っていたが、
セッション終了間際に#43ガライヤが1分23秒124を出してトップに。ポールシッターの#2紫電はクラス4番手に終わった。
第5戦決勝は今日午後2時より、81周で戦われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
6月マレーシアで行われたシリーズ第4戦から1ヶ月のインターバルを経て、7月28日(土)にSUPER GT第5戦の公式予選がスポーツランドSUGOで行われた。
GT500は、ニスモが「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/リチャード・ライアン組 ハンディウェイト40kg)、「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/松田次生 同30kg)の2台。さらにZ勢はハセミモータースポーツの「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3 セバスチャン・フィリップ/柳田真孝)、チームインパルの「カルソニック インパルZ」(#12星野一樹/ジュレミー・デュフォア 同20kg)、そして前回優勝したKONDO RACINGの「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治 同50kg)の3台を加えた計5台。#12 Zのレギュラードライバーのブノワ・トレルイエは、怪我療養中のために欠場。同じフランス出身のデュフォアがピンチヒッターをつとめる。
公式予選1回目、ドライバーのアタック慣熟が必要な#12(星野)とハンディウェイトの重い#24が先にコースイン。続いて前日の公開練習走行で好タイムを出していた#3が続く。専有セッションが終盤になると
#22と#23もピットアウトしていった。タイミングモニターでは、NSX勢が前線を占めていたが、フィリップがアタックした#3が1分15秒897を出して上位に進出すると、終盤にはライアンの#23がトップ2の間に割って入る2番手のタイムを絞り出した。またクルムの#22も8番手のポジションを確保し、#3は5番手でスーパーラップ(SL)へと進出。Zは3台がトップ10に残った。
午後2時30分からは各クラスともそれぞれ15分間の公式予選2回目を走行した。これに続くスーパーラップ(SL)は、決勝のスタート順を決める他、観客が一台ずつクルマの走りをじっくり見られるため人気が高い。速いクルマが目の前でコースアウトするなどのハプニングが起きることもある。今回のSLでは、Z勢にこのハプニングが起こったと言えるだろう。
1回目の予選で8番手であった「MOTUL AUTECH Z」(#22)はミハエル・クルムがコクピットに収まり、アタックラップに向かった。しかしタイムが伸びず、下位に沈む。そして、Z勢で唯一ハンディウェイトを積まない「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3)は、セバスチャン・フィリップがアタック走行を行ったが、同様に1回目のタイムに0.3秒及ばず順位もひとつ落とした。そして、期待を集めたリチャード・ライアンが
ドライブする「XANAVI NISMO Z」(#23)は最後から2番目に出走したが、10番手タイムでフロントロウスタートのチャンスを失った。
- 上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
- http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO
■GT500 Class
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2007/07/29) Total Qualify GT500 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Qualify 1 Time | Super Lap Time | km/h |
1 | 18 | TAKATA 童夢 NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 10 | 1'14.784 | 1'15.120 | 177.520 |
2 | 8 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 45 | 1'16.109 | 1'15.545 | 176.522 |
3 | 32 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル ファビオ・カルボーン | DL | | 1'15.693 | 1'15.689 | 176.186 |
4 | 1 | 宝山 TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | 1'15.822 | 1'15.752 | 176.039 |
5 | 17 | REAL NSX HONDA NSX | 金石 勝智 金石 年弘 | BS | | 1'16.074 | 1'15.971 | 175.532 |
6 | 3 | YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | セバスチャン・フィリップ 柳田 真孝 | BS | +1 | 1'15.897 | 1'16.052 | 175.345 |
7 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | ドミニク・シュワガー 細川 慎弥 | BS | 60 | 1'16.266 | 1'16.328 | 174.711 |
8 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | 35 | 1'16.299 | 1'16.340 | 174.683 |
9 | 22 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 松田 次生 | BS | 30 | 1'16.206 | 1'16.351 | 174.658 |
10 | 23 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 リチャード・ライアン | BS | 40 | 1'15.621 | 1'16.366 | 174.624 |
11 | 6 | Forum Eng. SC430 LEXUS SC430 | 片岡 龍也 ビヨン・ビルドハイム | BS | | 1'16.362 | | 174.633 |
12 | 25 | ECLIPSE ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 土屋 武士 織戸 学 | YH | +1 | 1'16.714 | | 173.832 |
13 | 39 | デンソー サード SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | +1 | 1'16.764 | | 173.718 |
14 | 12 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ジェレミー・デュフォア 星野 一樹 | BS | 20 | 1'16.945 | | 173.310 |
15 | 24 | WOODONE ADVAN Clarion Z NISSAN FAIRLADY Z | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 荒 聖治 | YH | 50 | 1'17.289 | | 172.538 |
16 | 35 | BANDAI DUNLOP SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ロニー・クインタレッリ | DL | +2 | 1'17.836 | | 171.326 |
---- 以上予選通過(基準タイム[107%)]: 1'20.642)---- |
■GT300 Class
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2007/07/29) Total Qualify GT300 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Qualify 1 Time | Super Lap Time | km/h |
1 | 2 | プリヴェKENZOアセット・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 35 | 1'23.092 | 1'22.760 | 161.132 |
2 | 43 | ARTA Garaiya Garaiya | 新田 守男 高木 真一 | MI | 20 | 1'22.665 | 1'22.886 | 160.888 |
3 | 13 | エンドレスアドバン洗剤革命 Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | 30 | 1'23.314 | 1'23.285 | 160.117 |
4 | 46 | 宝山 DUNLOP Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 横溝 直輝 | DL | 10 | 1'23.182 | 1'23.299 | 160.090 |
5 | 62 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 黒澤 治樹 | YH | | 1'23.574 | 1'23.360 | 159.973 |
6 | 101 | TOY STORY Racing apr MR-S TOYOTA MR-S | 大嶋 和也 石浦 宏明 | MI | 80 | 1'23.192 | 1'23.502 | 159.701 |
7 | 31 | DOUBLEHEAD apr MR-S TOYOTA MR-S | 峰尾 恭輔 坂本 雄也 | MI | +1 | 1'23.471 | 1'23.546 | 159.617 |
8 | 19 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 飯田 章 関口 雄飛 | YH | +1 | 1'23.420 | 1'23.615 | 159.485 |
9 | 7 | RE 雨宮 ADVAN RX-7 MAZDA RX-7 | 井入 宏之 折目 遼 | YH | | 1'23.600 | 1'24.176 | 158.422 |
10 | *110 | GREEN-TEC KUMHO BOXSTER-GT PORSCHE BOXSTER | 黒澤 琢弥 光貞 秀俊 | KH | | 1'23.619 | deleted | - |
11 | 33 | HANKOOK NSC PORSCHE PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 坂本 祐也 | HK | | 1'23.815 | | 159.104 |
12 | 47 | 宝山 DUNLOP Z NISSAN FAIRLADY Z | 脇阪 薫一 密山 祥吾 | DL | 5 | 1'23.818 | | 159.099 |
13 | 5 | クムホ プロμ マッハ号 320R VEMAC 320R | 玉中 哲二 竹内 浩典 | KH | +1 | 1'23.942 | | 158.864 |
14 | 26 | ユンケルパワー タイサン ポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 谷口 信輝 ドミニク・ファーンバッハー | YH | | 1'24.225 | | 158.330 |
15 | 77 | クスコ DUNLOP スバルインプレッサ SUBARU IMPREZA | 山野 哲也 青木 孝行 | DL | | 1'24.307 | | 158.176 |
16 | 55 | DHG ADVAN FORD GT FORD GT | 池田 大祐 番場 琢 | YH | +2 | 1'24.535 | | 157.749 |
17 | 87 | マルホン ムルシエRG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-G1 | 檜井 保孝 余郷 敦 | YH | | 1'24.650 | | 157.535 |
18 | 88 | アクティオ ムルシェRG-1 LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1 | 松田 秀士 山西 康司 | YH | 15 | 1'24.692 | | 157.457 |
19 | 333 | ADVAN UEMATSU 320R VEMAC RD320R | 植松 忠雄 阪口 良平 | YH | +1 | 1'24.740 | | 157.367 |
20 | *111 | KUMHO GREEN-TEC BOXSTER-GT PORSCHE BOXSTER | 菊地 靖 Guts 城内 | KH | | 1'24.929 | | 157.017 |
21 | 666 | 楽天 BOMEX 320R VEMAC 320R | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | YH | +2 | 1'25.882 | | 155.275 |
22 | *11 | TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360 FERRARI F360 MODENA | 植田 正幸 菅 一乗 | YH | +2 | 1'26.184 | | 154.731 |
---- 以上予選通過(基準タイム[107%)]: 1'28.788)---- |
- | 9 | LEYJUN DUNLOP MT900 MOSLER MOSLER MT900R OOX | 田中 勝喜 筒井 克彦 | DL | | 1'25.641 | | 155.712 |
- | 70 | ノマド・GAIKOKUYA・ADVANGT3-RS PORSCHE 996GT3RS | 石橋 義三 小泉 洋史 | YH | | 1'25.938 | | 155.174 |
- | 67 | triple a ガイヤルド RG-3 LAMBORGHINI Gallardo R-G3 | 黒澤 翼 和田 久 | YH | | 1'27.221 | | 152.891 |
- 各クラス1~10位の順位はスーパーラップの結果による。
- CarNo.110の車両は、2007 SUPER GP Sporting Regulations 第11条1.1)違反により、スーパーラップのタイム抹消のペナルティが課された。
- CarNo.111の車両は、SUGO GT 300km RACE 特別規則書第8条22(ピットレーン通過速度)違反により、罰金3万円のペナルティが課された。
- CarNo.11の車両は、2007 SUPER GP Sporting Regulations 第25条8.により決勝レース出場権が保証されている。
GT500クラス TAKATA童夢NSX
小暮 卓史
まず、この場にこられたことについて、チームスタッフをはじめ関係者の皆さんに感謝します。
予選1回目では14秒台が出せていたのに、スーパーラップが15秒台に終わったのは残念です。フロントタイヤの皮をむいとけば、もうちょっといいタイムが出たのかな、と思いますが、ポールが取れたので満足しています。
(3戦連続ポールについて)まるで去年のフォーミュラニッポンみたいですね(笑)
(決勝に向けては)これから道上さんとも話し合って決勝セッティングを詰めていきます。それさえ決まれば、優勝に一番近い位置からスタートするんですから、勝てるはずです。
菅生は何も考えないでもリズムを取れるくらい相性のいいコースです。
道上 龍
岡山から小暮が3戦連続、チームとしては4連続ポールです。うれしいことはうれしいですが、できれば自分もレースを戦った後でこの場に来たいですね。
明日はトラブルが出ないことだけを願っています。トラブルさえ出なければ優勝できると思いますから。
ここ数戦はボクがレースセットアップを入念にやってるんですが、今回も金曜からいい方向に行ってますが、明日までにやらないといけないことも残ってるんで。
クルマは雨でも晴れでも問題ありませんが、途中で天気が変わると難しいことになるので、運も見方につけたいですね。
GT300クラス プリベKENZOアセット・紫電
加藤 寛規
昨日の最後のセッションと今朝とで路面が違ってました。それに対するクルマのバランスはそんなに悪くはなかったんですが、もうちょっと改善すべきところがあって、それを午後のセッションで調整してスーパーラップに臨みました。
クルマの仕上がりに関しては、チームもタイヤメーカーさんもだいぶ頑張ってくれてたんですが、午前のガライヤのタイムには届かなかったので、『今日は2番かな』と思っていたら、ガライヤさんがポールをプレゼントしてくれた、って感じです。
明日は天気も含めてレースのうちなので、気にせずにベストを尽くします。
高橋 一穂
いつものことですが、またプレッシャーをかけていただきまして。
明日の決勝で気になる点は、2番目に乗るドライバー何じゃないかと思います。
セパンではいろんなところでぶつかって、最後はガス欠にもなって、その結果15kgのウェイトを降ろせたのでこの結果なんだと思います。そういう意味ではボクも貢献できたんじゃないかと(笑)
これ以上言うとまた2ちゃんねるで『高橋うざい』とか言われかねないですね(笑)
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
■GT500 Class
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2007/07/28) Super Lap GT500 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 18 | TAKATA 童夢 NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 10 | R1'15.120 | - | - | 177.520 |
2 | 8 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 45 | R1'15.545 | 0.425 | 0.425 | 176.522 |
3 | 32 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル ファビオ・カルボーン | DL | | R1'15.689 | 0.569 | 0.144 | 176.186 |
4 | 1 | 宝山 TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | R1'15.752 | 0.632 | 0.063 | 176.039 |
5 | 17 | REAL NSX HONDA NSX | 金石 勝智 金石 年弘 | BS | | 1'15.971 | 0.851 | 0.219 | 175.532 |
6 | 3 | YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | セバスチャン・フィリップ 柳田 真孝 | BS | +1 | 1'16.052 | 0.932 | 0.081 | 175.345 |
7 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | ドミニク・シュワガー 細川 慎弥 | BS | 60 | 1'16.328 | 1.208 | 0.276 | 174.711 |
8 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | 35 | 1'16.340 | 1.220 | 0.012 | 174.683 |
9 | 22 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 松田 次生 | BS | 30 | 1'16.351 | 1.231 | 0.011 | 174.658 |
10 | 23 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 リチャード・ライアン | BS | 40 | 1'16.366 | 1.246 | 0.015 | 174.624 |
■GT300 Class
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2007/07/28) Super Lap GT500 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 2 | プリヴェKENZOアセット・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 35 | 1'22.760 | - | - | 161.132 |
2 | 43 | ARTA Garaiya Garaiya | 新田 守男 高木 真一 | MI | 20 | 1'22.886 | 0.126 | 0.126 | 160.888 |
3 | 13 | エンドレスアドバン洗剤革命 Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | 30 | 1'23.285 | 0.525 | 0.399 | 160.117 |
4 | 46 | 宝山 DUNLOP Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 横溝 直輝 | DL | 10 | 1'23.299 | 0.539 | 0.014 | 160.090 |
5 | 62 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 黒澤 治樹 | YH | | 1'23.360 | 0.600 | 0.061 | 159.973 |
6 | 101 | TOY STORY Racing apr MR-S TOYOTA MR-S | 大嶋 和也 石浦 宏明 | MI | 80 | 1'23.502 | 0.742 | 0.142 | 159.701 |
7 | 31 | DOUBLEHEAD apr MR-S TOYOTA MR-S | 峰尾 恭輔 坂本 雄也 | MI | +1 | 1'23.546 | 0.786 | 0.044 | 159.617 |
8 | 19 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 飯田 章 関口 雄飛 | YH | +1 | 1'23.615 | 0.855 | 0.069 | 159.485 |
9 | 7 | RE 雨宮 ADVAN RX-7 MAZDA RX-7 | 井入 宏之 折目 遼 | YH | | 1'24.176 | 1.416 | 0.561 | 158.422 |
- | 110 | GREEN-TEC KUMHO BOXSTER-GT PORSCHE BOXSTER | 黒澤 琢弥 光貞 秀俊 | KH | | deleted | - | - | - |
- CarNo.110は、2007 SUPER GT Sporting Regulation 第11条1.1) 違反により、SLタイム抹消のペナルティを科す。
2007スーパーGT第5戦、SUGO GT 300kmは、
#18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)がポールポジションを獲得。
TAKATA童夢は第2戦岡山から4戦連続、アタックを担当した小暮にとっても3戦連続のポールポジション獲得となった。
GT300クラスは#2プリベKENZOアセット・紫電(高橋一穂/加藤寛規組)が、第2戦岡山以来、
今季2度目のポールポジションを獲得した。
公式予選2回目が終了して5分後、GT300クラスからスーパーラップが開始された。
空は幾分雲が厚くなってきたが、天気はなんとかSL終了まで持ちこたえた。
午前中10番手だった#110アークテックボクスターから始まったこのクラスのスーパーラップでは、
そのボクスターを駆る黒澤琢弥が順位を一つ上げたが、予選終了後に車両規則違反とされ、タイム抹消のペナルティが下された。
明日のスタート順位は午前中と同じく10番手だ。
このほか、#62ウィルコムヴィーマックの黒澤治樹が午前中8番手から一気に5番手に、
#13エンドレスアドバン洗剤革命Zの影山正美が午前中5位から3位までジャンプアップしてきた。
ポイントリーダーの#101トイストーリーMR-Sを駆る石浦宏明は、前半セクションでは影山を上回る快走を見せたが、
80kgものウェイトハンデが祟って後半セクションのタイムが伸びず、順位を二つ落とす結果となった。
9番目に出走した#2紫電の加藤は前半セクションだけで影山を0.438秒も上回るハイペースで攻め、1分22秒760と、
午前中の自己ベストをも更新してみせる。
一方午前中トップの#43ARTAガライヤは、高木真一がアタックを担当するが、1分22秒886と僅かに加藤に届かなかった。
続いて行われたGT500クラスのスーパーラップでは、今回5台中3台をSLに送り込んだZ勢が失速。
午前中8番手の#22モチュールを駆るミハエル・クルムが9位、同じく5番手の#3イエローハットを駆るセバスチャン・
フィリップが6位に終わったほか、午前中2番手と健闘した#23ザナヴィのリチャード・ライアンにいたっては、
なんと10位にまで後退してしまう有様だった。
SC勢は#38ZENTの立川祐路が順位を二つ上げたが、#1宝山のアンドレ・ロッテラーは4位のまま。
その一方でNSX勢は、#100レイブリックのドミニク・シュワガーが9位から二つ順位を上げてきたほか、
#8ARTAの伊藤大輔も45kgのウェイトハンデをものともせず、午前中7位から一気に2位にジャンプアップしてみせた。
しかしその伊藤をもってしても、この日の小暮の勢いにはかなわなかった。
小暮の駆る#18TAKATA童夢は午前中の14秒台にこそ届かなかったものの、2位をコンマ4以上上回る1分15秒120を叩き出し、
第2戦岡山以来4戦連続でポールポジションを獲得した。
小暮にとってもこれは第3戦富士以来3戦連続のポールポジションである。
予選での圧倒的な速さとは対照的に、決勝ではトラブルやアクシデントに見舞われてなかなか結果を残せないTAKATA童夢。
果たして菅生では念願の優勝を手にすることができるだろうか。
第5戦決勝は明日午後2時より、81周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
スーパーGT第5戦の公式予選2回目もまた、#18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)がトップタイム。
好調な仕上がりぶりをアピールした。
GT300クラストップは#5クムホプロμマッハ号320R(玉中哲二/竹内浩典組)だった。
午後2時30分、公式予選2回目が開始された。
GT300、GT500の順でそれぞれ15分づつのこのセッションでは、スーパーラップに向けての最終調整や、
決勝をにらんだセッティング作業が中心だ。
なお今回の菅生ラウンドでは、最大出走台数が38台となっているため、午前中の予選で下位に留まった#9モスラーMT、
#67ランボルギーニガイヤルド、#70ポルシェ996GT3は基準タイムをクリアしたものの予選落ち扱いとなっている。
GT300クラスは開始早々から#5マッハ号が好タイムを連発。今回SL進出はならなかったが、
決勝に向けて着々と調整が進んでいるようだ。
2番手には#2紫電、3番手は#62ウィルコムヴィーマック。
午前中トップの#43ARTAガライヤは4番手でこのセッションを終えた。
GT500クラスは#18TAKATAの快進撃がとまらない。
このセッションでも1分15秒918のトップタイムを叩き出す。2番手の#32エプソンは16秒664。
NSXの1-2ながら大きな差が開いた格好だ。
3番手には#23ザナヴィZ、4番手には#38ZENT SCがつけた。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2007/07/28) Qualifying 2 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 500 | 1 | 18 | TAKATA 童夢 NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 10 | 1'15.918 | - | - | 175.654 |
2 | 500 | 2 | 32 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル ファビオ・カルボーン | DL | | 1'16.664 | 0.746 | 0.746 | 173.945 |
3 | 500 | 3 | 23 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 リチャード・ライアン | BS | 40 | 1'16.681 | 0.763 | 0.017 | 173.906 |
4 | 500 | 4 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | 35 | 1'16.886 | 0.968 | 0.205 | 173.443 |
5 | 500 | 5 | 8 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 45 | 1'16.983 | 1.065 | 0.097 | 173.224 |
6 | 500 | 6 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | ドミニク・シュワガー 細川 慎弥 | BS | 60 | 1'17.108 | 1.190 | 0.125 | 172.943 |
7 | 500 | 7 | 17 | REAL NSX HONDA NSX | 金石 勝智 金石 年弘 | BS | | 1'17.115 | 1.197 | 0.007 | 172.928 |
8 | 500 | 8 | 3 | YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | セバスチャン・フィリップ 柳田 真孝 | BS | +1 | 1'17.326 | 1.408 | 0.211 | 172.456 |
9 | 500 | 9 | 6 | Forum Eng. SC430 LEXUS SC430 | 片岡 龍也 ビヨン・ビルドハイム | BS | | 1'17.708 | 1.790 | 0.382 | 171.608 |
10 | 500 | 10 | 39 | デンソー サード SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | +1 | 1'17.791 | 1.873 | 0.083 | 171.425 |
11 | 500 | 11 | 1 | 宝山 TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | 1'18.050 | 2.132 | 0.259 | 170.856 |
12 | 500 | 12 | 22 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 松田 次生 | BS | 30 | 1'18.120 | 2.202 | 0.070 | 170.703 |
13 | 500 | 13 | 25 | ECLIPSE ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 土屋 武士 織戸 学 | YH | +1 | 1'18.129 | 2.211 | 0.009 | 170.683 |
14 | 500 | 14 | 12 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ジェレミー・デュフォア 星野 一樹 | BS | 20 | 1'18.333 | 2.415 | 0.204 | 170.239 |
15 | 500 | 15 | 35 | BANDAI DUNLOP SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ロニー・クインタレッリ | DL | +2 | 1'18.969 | 3.051 | 0.636 | 168.868 |
16 | 500 | 16 | 24 | WOODONE ADVAN Clarion Z NISSAN FAIRLADY Z | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 荒 聖治 | YH | 50 | 1'18.990 | 3.072 | 0.021 | 168.823 |
17 | 300 | 1 | 5 | クムホ プロμ マッハ号 320R VEMAC 320R | 玉中 哲二 竹内 浩典 | KH | +1 | 1'23.566 | 7.648 | 4.576 | 159.578 |
18 | 300 | 2 | 2 | プリヴェKENZOアセット・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 35 | 1'23.991 | 8.073 | 0.425 | 158.771 |
19 | 300 | 3 | 62 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 黒澤 治樹 | YH | | 1'24.062 | 8.144 | 0.071 | 158.637 |
20 | 300 | 4 | 43 | ARTA Garaiya Garaiya | 新田 守男 高木 真一 | MI | 20 | 1'24.160 | 8.242 | 0.098 | 158.452 |
21 | 300 | 5 | 19 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 飯田 章 関口 雄飛 | YH | +1 | 1'24.288 | 8.370 | 0.128 | 158.211 |
22 | 300 | 6 | 88 | アクティオ ムルシェRG-1 LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1 | 松田 秀士 山西 康司 | YH | 15 | 1'24.538 | 8.620 | 0.250 | 157.744 |
23 | 300 | 7 | 110 | GREEN-TEC KUMHO BOXSTER-GT PORSCHE BOXSTER | 黒澤 琢弥 光貞 秀俊 | KH | | 1'24.590 | 8.672 | 0.052 | 157.647 |
24 | 300 | 8 | 31 | DOUBLEHEAD apr MR-S TOYOTA MR-S | 峰尾 恭輔 坂本 雄也 | MI | +1 | 1'24.652 | 8.734 | 0.062 | 157.531 |
25 | 300 | 9 | 7 | RE 雨宮 ADVAN RX-7 MAZDA RX-7 | 井入 宏之 折目 遼 | YH | | 1'24.722 | 8.804 | 0.070 | 157.401 |
26 | 300 | 10 | 47 | 宝山 DUNLOP Z NISSAN FAIRLADY Z | 脇阪 薫一 密山 祥吾 | DL | 5 | 1'24.869 | 8.951 | 0.147 | 157.128 |
27 | 300 | 11 | 33 | HANKOOK NSC PORSCHE PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 坂本 祐也 | HK | | 1'25.057 | 9.139 | 0.188 | 156.781 |
28 | 300 | 12 | 26 | ユンケルパワー タイサン ポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 谷口 信輝 ドミニク・ファーンバッハー | YH | | 1'25.157 | 9.239 | 0.100 | 156.597 |
29 | 300 | 13 | 77 | クスコ DUNLOP スバルインプレッサ SUBARU IMPREZA | 山野 哲也 青木 孝行 | DL | | 1'25.450 | 9.532 | 0.293 | 156.060 |
30 | 300 | 14 | 55 | DHG ADVAN FORD GT FORD GT | 池田 大祐 番場 琢 | YH | +2 | 1'25.512 | 9.594 | 0.062 | 155.947 |
31 | 300 | 15 | 87 | マルホン ムルシエRG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-G1 | 檜井 保孝 余郷 敦 | YH | | 1'25.740 | 9.822 | 0.228 | 155.532 |
32 | 300 | 16 | 13 | エンドレスアドバン洗剤革命 Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | 30 | 1'25.878 | 9.960 | 0.138 | 155.282 |
33 | 300 | 17 | 11 | TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360 FERRARI F360 MODENA | 植田 正幸 菅 一乗 | YH | +2 | 1'26.495 | 10.577 | 0.617 | 154.174 |
34 | 300 | 18 | 333 | ADVAN UEMATSU 320R VEMAC RD320R | 植松 忠雄 阪口 良平 | YH | +1 | 1'26.555 | 10.637 | 0.060 | 154.068 |
35 | 300 | 19 | 9 | LEYJUN DUNLOP MT900 MOSLER MOSLER MT900R OOX | 田中 勝喜 筒井 克彦 | DL | | 1'26.817 | 10.899 | 0.262 | 153.603 |
36 | 300 | 20 | 666 | 楽天 BOMEX 320R VEMAC 320R | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | YH | +2 | 1'27.320 | 11.402 | 0.503 | 152.718 |
37 | 300 | 21 | 111 | KUMHO GREEN-TEC BOXSTER-GT PORSCHE BOXSTER | 菊地 靖 Guts 城内 | KH | | 1'28.116 | 12.198 | 0.796 | 151.338 |
38 | 300 | 22 | 70 | ノマド・GAIKOKUYA・ADVANGT3-RS PORSCHE 996GT3RS | 石橋 義三 小泉 洋史 | YH | | 1'28.866 | 12.948 | 0.750 | 150.061 |
39 | 300 | 23 | 67 | triple a ガイヤルド RG-3 LAMBORGHINI Gallardo R-G3 | 黒澤 翼 和田 久 | YH | | 1'30.115 | 14.197 | 1.249 | 147.981 |
- | 300 | - | 101 | TOY STORY Racing apr MR-S TOYOTA MR-S | 大嶋 和也 石浦 宏明 | MI | 80 | absence | - | - | - |
- | 300 | - | 46 | 宝山 DUNLOP Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 横溝 直輝 | DL | 10 | absence | - | - | - |
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2007/07/28) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 500 | 1 | 18 | TAKATA 童夢 NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 10 | R1'14.784 | - | - | 178.318 |
2 | 500 | 2 | 23 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 リチャード・ライアン | BS | 40 | R1'15.621 | 0.837 | 0.837 | 176.344 |
3 | 500 | 3 | 32 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル ファビオ・カルボーン | DL | | R1'15.693 | 0.909 | 0.072 | 176.176 |
4 | 500 | 4 | 1 | 宝山 TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | 1'15.822 | 1.038 | 0.129 | 175.877 |
5 | 500 | 5 | 3 | YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | セバスチャン・フィリップ 柳田 真孝 | BS | +1 | 1'15.897 | 1.113 | 0.075 | 175.703 |
6 | 500 | 6 | 17 | REAL NSX HONDA NSX | 金石 勝智 金石 年弘 | BS | | 1'16.074 | 1.290 | 0.177 | 175.294 |
7 | 500 | 7 | 8 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 45 | 1'16.109 | 1.325 | 0.035 | 175.213 |
8 | 500 | 8 | 22 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 松田 次生 | BS | 30 | 1'16.206 | 1.422 | 0.097 | 174.990 |
9 | 500 | 9 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | ドミニク・シュワガー 細川 慎弥 | BS | 60 | 1'16.266 | 1.482 | 0.060 | 174.853 |
10 | 500 | 10 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | 35 | 1'16.299 | 1.515 | 0.033 | 174.777 |
11 | 500 | 11 | 6 | Forum Eng. SC430 LEXUS SC430 | 片岡 龍也 ビヨン・ビルドハイム | BS | | 1'16.362 | 1.578 | 0.063 | 174.633 |
12 | 500 | 12 | 25 | ECLIPSE ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 土屋 武士 織戸 学 | YH | +1 | 1'16.714 | 1.930 | 0.352 | 173.832 |
13 | 500 | 13 | 39 | デンソー サード SC430 LEXUS SC430 | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | +1 | 1'16.764 | 1.980 | 0.050 | 173.718 |
14 | 500 | 14 | 12 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ジェレミー・デュフォア 星野 一樹 | BS | 20 | 1'16.945 | 2.161 | 0.181 | 173.310 |
15 | 500 | 15 | 24 | WOODONE ADVAN Clarion Z NISSAN FAIRLADY Z | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 荒 聖治 | YH | 50 | 1'17.289 | 2.505 | 0.344 | 172.538 |
16 | 500 | 16 | 35 | BANDAI DUNLOP SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ロニー・クインタレッリ | DL | +2 | 1'17.836 | 3.052 | 0.547 | 171.326 |
17 | 300 | 1 | 43 | ARTA Garaiya Garaiya | 新田 守男 高木 真一 | MI | 20 | 1'22.665 | 7.881 | 4.829 | 161.318 |
18 | 300 | 2 | 2 | プリヴェKENZOアセット・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 35 | 1'23.092 | 8.308 | 0.427 | 160.489 |
19 | 300 | 3 | 46 | 宝山 DUNLOP Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 横溝 直輝 | DL | 10 | 1'23.182 | 8.398 | 0.090 | 160.315 |
20 | 300 | 4 | 101 | TOY STORY Racing apr MR-S TOYOTA MR-S | 大嶋 和也 石浦 宏明 | MI | 80 | 1'23.192 | 8.408 | 0.010 | 160.296 |
21 | 300 | 5 | 13 | エンドレスアドバン洗剤革命 Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | 30 | 1'23.314 | 8.530 | 0.122 | 160.061 |
22 | 300 | 6 | 19 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 飯田 章 関口 雄飛 | YH | +1 | 1'23.420 | 8.636 | 0.106 | 159.858 |
23 | 300 | 7 | 31 | DOUBLEHEAD apr MR-S TOYOTA MR-S | 峰尾 恭輔 坂本 雄也 | MI | +1 | 1'23.471 | 8.687 | 0.051 | 159.760 |
24 | 300 | 8 | 62 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 黒澤 治樹 | YH | | 1'23.574 | 8.790 | 0.103 | 159.563 |
25 | 300 | 9 | 7 | RE 雨宮 ADVAN RX-7 MAZDA RX-7 | 井入 宏之 折目 遼 | YH | | 1'23.600 | 8.816 | 0.026 | 159.513 |
26 | 300 | 10 | 110 | GREEN-TEC KUMHO BOXSTER-GT PORSCHE BOXSTER | 黒澤 琢弥 光貞 秀俊 | KH | | 1'23.619 | 8.835 | 0.019 | 159.477 |
27 | 300 | 11 | 33 | HANKOOK NSC PORSCHE PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 坂本 祐也 | HK | | 1'23.815 | 9.031 | 0.196 | 159.104 |
28 | 300 | 12 | 47 | 宝山 DUNLOP Z NISSAN FAIRLADY Z | 脇阪 薫一 密山 祥吾 | DL | 5 | 1'23.818 | 9.034 | 0.003 | 159.099 |
29 | 300 | 13 | 5 | クムホ プロμ マッハ号 320R VEMAC 320R | 玉中 哲二 竹内 浩典 | KH | +1 | 1'23.942 | 9.158 | 0.124 | 158.864 |
30 | 300 | 14 | 26 | ユンケルパワー タイサン ポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 谷口 信輝 ドミニク・ファーンバッハー | YH | | 1'24.225 | 9.441 | 0.283 | 158.330 |
31 | 300 | 15 | 77 | クスコ DUNLOP スバルインプレッサ SUBARU IMPREZA | 山野 哲也 青木 孝行 | DL | | 1'24.307 | 9.523 | 0.082 | 158.176 |
32 | 300 | 16 | 55 | DHG ADVAN FORD GT FORD GT | 池田 大祐 番場 琢 | YH | +2 | 1'24.535 | 9.751 | 0.228 | 157.749 |
33 | 300 | 17 | 87 | マルホン ムルシエRG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-G1 | 檜井 保孝 余郷 敦 | YH | | 1'24.650 | 9.866 | 0.115 | 157.535 |
34 | 300 | 18 | 88 | アクティオ ムルシェRG-1 LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1 | 松田 秀士 山西 康司 | YH | 15 | 1'24.692 | 9.908 | 0.042 | 157.457 |
35 | 300 | 19 | 333 | ADVAN UEMATSU 320R VEMAC RD320R | 植松 忠雄 阪口 良平 | YH | +1 | 1'24.740 | 9.956 | 0.048 | 157.367 |
36 | 300 | 20 | 111 | KUMHO GREEN-TEC BOXSTER-GT PORSCHE BOXSTER | 菊地 靖 Guts 城内 | KH | | 1'24.929 | 10.145 | 0.189 | 157.017 |
37 | 300 | 21 | 666 | 楽天 BOMEX 320R VEMAC 320R | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | YH | +2 | 1'25.882 | 11.098 | 0.953 | 155.275 |
38 | 300 | 22 | *11 | TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360 FERRARI F360 MODENA | 植田 正幸 菅 一乗 | YH | +2 | 1'26.184 | 11.400 | 0.302 | 154.731 |
---- 以上予選通過(基準タイム(107%) GT500:1'20.642 / GT300:1'28.788)---- |
- | 300 | - | 9 | LEYJUN DUNLOP MT900 MOSLER MOSLER MT900R OOX | 田中 勝喜 筒井 克彦 | DL | | 1'25.641 | 10.857 | 0.543 | 155.712 |
- | 300 | - | 70 | ノマド・GAIKOKUYA・ADVANGT3-RS PORSCHE 996GT3RS | 石橋 義三 小泉 洋史 | YH | | 1'25.938 | 11.154 | 0.297 | 155.174 |
- | 300 | - | 67 | triple a ガイヤルド RG-3 LAMBORGHINI Gallardo R-G3 | 黒澤 翼 和田 久 | YH | | 1'27.221 | 12.437 | 1.283 | 152.891 |
- 赤旗中断: 11:21~11:33
- CarNo.11の車両は、2007 SUPER GP Sporting Regulations 第25条8.により決勝レース出場権が保証されている。
2007スーパーGT第5戦、菅生GT300kmレースの公式予選1回目は、
またしても#18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が暫定ポールを獲得することとなった。
タイムは1分14秒784と、小暮が只一人14秒台を記録した。
GT300トップは#43ARTAガライヤ(新田守男/高木真一組)。こちらも新田が唯一の22秒台となる1分22秒665を記録した。
公式予選日を迎えたスポーツランド菅生は快晴。朝から降り注ぐ強い夏の陽射しの下、午前11時から公式予選1回目が開始された。
GT300クラスの専有では、暫定ポールのガライヤの他、#31MR-S、
#101MR-Sのapr勢がセッション序盤から速さを見せ、#101石浦宏明が4番手、
#31峰尾恭輔が7番手といずれもスーパーラップ進出を果たした。
2番手には#2紫電の加藤寛規が1分23秒082でつけ、
3番手には佐々木孝太の駆る#46宝山Zが専有終了ぎりぎりのタイミングで滑り込んだ。
なお、このセッションは開始20分で#9モスラーMTがSPコーナーの一つ目でバリアに突っ込んだために赤旗が出され、
そのまま専有走行は終了となった。
予選は13分後にGT500クラスの専有走行から再開された。
暫定ポールのTAKATAをはじめ、今シーズン何度も速さを見せつけているNSX勢に対し、今回はZ勢も好調であり、
#23ザナヴィZのリチャード・ライアンが専有終了間際に1分15秒621を叩き出して2番手に食い込んだほか、
#3イエローハットZが5番手、#22モチュールZが8番手でスーパーラップ進出を果たした。
ここ菅生で6連勝中のトヨタ勢は#1宝山SCの4位が最上位。10番手に#38ZENTが入ったのみ。
ここまで不運の続いたディフェンディングチャンピオンの宝山の巻き返しに期待が集まる。
2クラス混走となる最後の20分間は、いずれのチームも基準タイムクリアに照準を合わせて周回を重ねていった。
しかしそんな中で唯一、#7雨宮RX-7の井入宏之が戦終了時12番手から一気に9番手にジャンプアップを果たし、
予選終了直前にスーパーラップ進出を決めた。
公式予選2回目は今日午後2時30分より、各クラス15分間。
その後午後3時5分より、スーパーラップが行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
オートバックス・レーシング・チーム・アグリ(ARTA)は、スーパーGT第6戦ポッカ1000kmで#8ARTA
NSXの第三ドライバーに井出有治を起用することを7月27日付のリリースで発表した。
井出は8月1、2日のGTA合同テスト(ツインリンクもてぎ)にも参加する。
昨年の井出は発足したばかりのスーパーアグリからF1念願のF1デビューを果たして序盤3戦を戦ったが、
その後はスーパーライセンスの停止などがありシートを喪失。
その後は帰国してポッカ1000kmでザナヴィZの第三ドライバーを務めた。
今年は開幕からARTAの55号車のドライバーとしてフォーミュラニッポンに参戦し、第5戦の鈴鹿で3位を獲得、
久々の表彰台に上がっている。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ)は7月27日付けのリリースで、
スーパーGT第6戦ポッカ1000kmに出場する#23ザナヴィ・ニスモZの第三ドライバーに安田裕信を起用することを発表した。
安田は昨年、ニッサン・ドライバーズ・デベロップメント・プログラム(NDDP)の支援を受けてフォーミュラチャレンジ・
ジャパン(FCJ)に参戦、最多勝を記録してシリーズ3位を獲得したほか、
スーパーGTのGT300クラスで#47吉兆宝山Zをドライブしている。
今年はスリーボンドレーシングから全日本F3選手権に出場するほか、スーパー耐久のST3クラスでアラビアンオアシスZをドライブしている。
日産自動車およびニスモは、将来性のある若手ドライバーにチャンスを与えるため、安田の起用を決定した、としている。
安田は8月1、2日にツインリンクもてぎで行われるGTA合同テストにも参加の予定だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
スーパーGTでカルソニック・インパルZを走らせている、チームインパルは7月26日にリリースを出し、ブノワ・
トレルイエの第5戦菅生欠場を発表。併せて、代役にジェレミー・デュフォアを起用することを明らかにした。
トレルイエは7月8日に鈴鹿サーキットで行われた、フォーミュラニッポン第5戦決勝におけるクラッシュで負傷しており、
これが未だ完治していないため第5戦を欠場して治療に専念するとのこと。
次回第6戦には復帰する予定だ。
これにより今回ドライバーに起用されることになったデュフォアは、
昨年のポッカ1000kmで第3ドライバーとしてカルソニックZをドライブ、優勝に貢献した実績がある。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
クスコDUNLOPスバルインプレッサ、セパンからの流れを保ち表彰台を目指す
07年SUPER GTシリーズの第5戦は、杜の都・仙台近郊、スポーツランドSUGOにおいて行われる。SUPER GT唯一のシンメトリカルAWD車である「クスコDUNLOPスバルインプレッサ」は、第4戦・セパンでの5位入賞をステップに入賞、そして表彰台の獲得を狙う。
セパンでのレースは、残念ながらわずかな差で予選でのスーパーラップ進出こそならなかったが、決勝レースは粘りの走りでポジションを上げる。マシン的には燃料系にトラブルを抱えながらも走りきり5位入賞を遂げた。高温多湿という厳しい条件の中での結果であり、大きな収獲となった。チームはSUGOに向けて、ボンネット形状を見直し空力とクーリング効果のアップを狙う。また、燃料系のトラブルも再発しないように対策をしてレースに挑む。
今回のエントリーはGT300クラスが27台の計43台。SUGOはコース幅も狭くアクシデントも発生しがちだが、確実に走りきり入賞を狙う。また、天候が悪化すればそれを味方にして、独自のシンメトリカルAWDシステムを武器に上位フィニッシュを狙う。
なお、レースウィークのタイムスケジュールは以下のとおり。
7月27日(金) | 9:45~11:15 | 練習走行 |
14:20~16:05 | 練習走行 |
7月28日(土) | 11:00~ 12:00 | 公式予選1回目 |
2:30~13:20 | ピットウォーク |
14:30~15:00 | 公式予選2回目 |
15:05~ | スーパーラップ |
7月29日(日) | 9:00~9:30 | フリー走行 |
10:45~11:35 | ピットウォーク |
14:00~ | 決勝レース(81周) |
- 青木孝行
-
「セパンではまずまずの結果を残せたのでチームはいい状態です。クルマのポテンシャルは確実に上がっていますし、第3戦までのような大きなトラブルもないでしょう。セパンのいい流れをSUGOに持ち込めるようにしたいです。セパンのレースは反省点も多かったので、そこを生かしてレースマネージメントを確実にこなして入賞。そして表彰台を目指します」
- ◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
- [スバルモータースポーツマガジン]
Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社
全日本スポーツカー耐久選手権シリーズ第3戦 -RIJ- (2007/07/22) Final Race Weather:Cloudy Course:Fine
2007 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | P1 | 1 | 22 | DUNLOP Zytek05S Zytek 05S | 野田 英樹 山崎 信介 | DL | 189 | 6:01'11.799 |
2 | GT1 | 1 | 21 | DUNLOP Ferrari 550 GTS FERRARI 550 GTS Maranello | 飯田 章 藤井 誠暢 | DL | 178 | 11Laps |
3 | GT2 | 1 | 27 | Ferrari F430 GT FERRARI F430 GT | 青山 光司 高木 真一 新田 守男 | MI | 175 | 14Laps |
4 | P2 | 1 | 15 | KK-LM MAX MYST ADVAN RS.KK-LM | 伊藤 俊哉 植田 正幸 高見沢 一吉 | YH | 172 | 17Laps |
5 | P2 | 2 | 18 | Aim Sprots GC-21 MOONCRAFT GC-21 | 富澤 勝 麻生 裕二 松下 昌輝 | YH | 162 | 27Laps |
6 | GT2 | 2 | 910 | 910 WAKO'S PORSCHE PORSCHE 996 GT3R | 中山 良明 DRAGON 吉田 基良 | YH | 162 | 27Laps |
7 | GT2 | 3 | 20 | DUNLOP PORSCHE 997 PORSCHE 997 GT3 RSR | 福山 英朗 谷口 行規 羽根 幸浩 | DL | 140 | 49Laps |
---- 以上規定周回数完走 ----
|
- | P2 | - | 5 | DRAGON東京・いとう歯科GC MOONCRAFT GC-21 | 白坂 卓也 岡本 武之 伊藤 剛史 | YH | 110 | 79Laps |
- | P1 | - | 16 | 無限 COURAGE LC70 COURAGE LC70 | 黒澤 治樹 中野 信治 | MI | 117 | 72Laps |
- | P2 | - | 37 | QED宮本町整骨院EBRRO GC21 MOONCRAFT GC-21 | 小泉 洋史 黒澤 翼 石浦 宏明 | YH | 53 | 136Laps |
- | GT1 | - | 7 | SCUDERIA FORME GT3-R PORSCHE 996 GT3R | 小嶋 貞一 藤野 昌弘 | YH | 51 | 138Laps |
- Fastest Lap: CarNo.16 無限COURAGE LC70 1'44.508 (28/117) 165.39km/h
全日本スポーツカー耐久選手権シリーズ第3戦 -RIJ- (2007/07/22) After 750km Weather:Cloudy Course:Dry
2007 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | P1 | 1 | 22 | DUNLOP Zytek05S Zytek 05S | 野田 英樹 山崎 信介 | DL | 157 | 4:47'17.510 |
2 | GT1 | 1 | 21 | DUNLOP Ferrari 550 GTS FERRARI 550 GTS Maranello | 飯田 章 藤井 誠暢 | DL | 141 | 16Laps |
3 | P2 | 1 | 18 | Aim Sprots GC-21 MOONCRAFT GC-21 | 富澤 勝 麻生 裕二 松下 昌輝 | YH | 140 | 17Laps |
4 | GT2 | 1 | 27 | Ferrari F430 GT FERRARI F430 GT | 青山 光司 高木 真一 新田 守男 | MI | 140 | 17Laps |
5 | P2 | 2 | 15 | KK-LM MAX MYST ADVAN RS.KK-LM | 伊藤 俊哉 植田 正幸 高見沢 一吉 | YH | 137 | 20Laps |
6 | GT2 | 2 | 910 | 910 WAKO'S PORSCHE PORSCHE 996 GT3R | 中山 良明 DRAGON 吉田 基良 | YH | 128 | 29Laps |
7 | P1 | 2 | 16 | 無限 COURAGE LC70 COURAGE LC70 | 黒澤 治樹 中野 信治 | MI | 117 | 40Laps |
8 | GT2 | 3 | 20 | DUNLOP PORSCHE 997 PORSCHE 997 GT3 RSR | 福山 英朗 谷口 行規 羽根 幸浩 | DL | 109 | 48Laps |
9 | P2 | 3 | 5 | DRAGON東京・いとう歯科GC MOONCRAFT GC-21 | 白坂 卓也 岡本 武之 伊藤 剛史 | YH | 79 | 78Laps |
10 | P2 | 4 | 37 | QED宮本町整骨院EBRRO GC21 MOONCRAFT GC-21 | 小泉 洋史 黒澤 翼 石浦 宏明 | YH | 53 | 104Laps |
11 | GT1 | 2 | 7 | SCUDERIA FORME GT3-R PORSCHE 996 GT3R | 小嶋 貞一 藤野 昌弘 | YH | 51 | 106Laps |
全日本スポーツカー耐久選手権シリーズ第3戦 -RIJ- (2007/07/22) After 500km Weather:Fine Course:Dry
2007 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | P1 | 1 | 22 | DUNLOP Zytek05S Zytek 05S | 野田 英樹 山崎 信介 | DL | 105 | 3:11'50.161 |
2 | P1 | 2 | 16 | 無限 COURAGE LC70 COURAGE LC70 | 黒澤 治樹 中野 信治 | MI | 103 | 2Laps |
3 | P2 | 1 | 18 | Aim Sprots GC-21 MOONCRAFT GC-21 | 富澤 勝 麻生 裕二 松下 昌輝 | YH | 97 | 8Laps |
4 | GT2 | 1 | 27 | Ferrari F430 GT FERRARI F430 GT | 青山 光司 高木 真一 新田 守男 | MI | 95 | 10Laps |
5 | GT1 | 1 | 21 | DUNLOP Ferrari 550 GTS FERRARI 550 GTS Maranello | 飯田 章 藤井 誠暢 | DL | 93 | 12Laps |
6 | P2 | 2 | 15 | KK-LM MAX MYST ADVAN RS.KK-LM | 伊藤 俊哉 植田 正幸 高見沢 一吉 | YH | 92 | 13Laps |
7 | GT2 | 2 | 910 | 910 WAKO'S PORSCHE PORSCHE 996 GT3R | 中山 良明 DRAGON 吉田 基良 | YH | 89 | 16Laps |
8 | GT2 | 3 | 20 | DUNLOP PORSCHE 997 PORSCHE 997 GT3 RSR | 福山 英朗 谷口 行規 羽根 幸浩 | DL | 63 | 42Laps |
9 | P2 | 3 | 37 | QED宮本町整骨院EBRRO GC21 MOONCRAFT GC-21 | 小泉 洋史 黒澤 翼 石浦 宏明 | YH | 53 | 52Laps |
10 | P2 | 4 | 5 | DRAGON東京・いとう歯科GC MOONCRAFT GC-21 | 白坂 卓也 岡本 武之 伊藤 剛史 | YH | 53 | 52Laps |
11 | GT1 | 2 | 7 | SCUDERIA FORME GT3-R PORSCHE 996 GT3R | 小嶋 貞一 藤野 昌弘 | YH | 51 | 54Laps |
全日本スポーツカー耐久選手権シリーズ第3戦 -RIJ- (2007/07/22) After 250km Weather:Cloudy Course:Dry
2007 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | P1 | 1 | 22 | DUNLOP Zytek05S Zytek 05S | 野田 英樹 山崎 信介 | DL | 53 | 1:36'45.882 |
2 | P1 | 2 | 16 | 無限 COURAGE LC70 COURAGE LC70 | 黒澤 治樹 中野 信治 | MI | 51 | 2Laps |
3 | P2 | 1 | 18 | Aim Sprots GC-21 MOONCRAFT GC-21 | 富澤 勝 麻生 裕二 松下 昌輝 | YH | 50 | 3Laps |
4 | GT2 | 1 | 27 | Ferrari F430 GT FERRARI F430 GT | 青山 光司 高木 真一 新田 守男 | MI | 48 | 5Laps |
5 | P2 | 2 | 15 | KK-LM MAX MYST ADVAN RS.KK-LM | 伊藤 俊哉 植田 正幸 高見沢 一吉 | YH | 48 | 5Laps |
6 | GT2 | 2 | 910 | 910 WAKO'S PORSCHE PORSCHE 996 GT3R | 中山 良明 DRAGON 吉田 基良 | YH | 46 | 7Laps |
7 | GT1 | 1 | 21 | DUNLOP Ferrari 550 GTS FERRARI 550 GTS Maranello | 飯田 章 藤井 誠暢 | DL | 45 | 8Laps |
8 | P2 | 3 | 37 | QED宮本町整骨院EBRRO GC21 MOONCRAFT GC-21 | 小泉 洋史 黒澤 翼 石浦 宏明 | YH | 41 | 12Laps |
9 | GT1 | 2 | 7 | SCUDERIA FORME GT3-R PORSCHE 996 GT3R | 小嶋 貞一 藤野 昌弘 | YH | 21 | 32Laps |
10 | P2 | 4 | 5 | DRAGON東京・いとう歯科GC MOONCRAFT GC-21 | 白坂 卓也 岡本 武之 伊藤 剛史 | YH | 18 | 35Laps |
11 | GT2 | 3 | 20 | DUNLOP PORSCHE 997 PORSCHE 997 GT3 RSR | 福山 英朗 谷口 行規 羽根 幸浩 | DL | 18 | 35Laps |
JLMC第3戦もてぎ決勝は、トップが189周を消化した時点で6時間に達したため、規定によりチェッカーが出されることとなった。
総合トップは#22ダンロップザイテック05s(野田英樹/山崎信介組)。
開幕以来3戦連続の勝利を挙げるとともに、ライバルの無限クラージュがノーポイントに終わったため、
最終戦を待たずしてLMP1クラスのシリーズチャンピオンをここで決定した。
クラージュはオフィシャルの車両に回収されてピットに戻ってきたが、無限スタッフの懸命の修復作業も実らず、
117周でレースを終えることとなった。
総合2位はLMGT1クラスの#21ダンロップフェラーリ550GTS(飯田章/藤井誠暢組)。
スタートに手間取って4周遅れでレースに加わったものの、そこから終始安定したペースで着実に順位を上げ、3戦連続のクラス優勝。
LMP1のザイテックとともに一ツ山レーシングが3連続1-2を達成することとなった。
同時に、#7スクーデリア・フォルムGT3-Rがリタイヤに終わったために、ここでクラスタイトルを決めた。
3位はLMGT2クラスの#27KRH F430GT(青山光司/新田守男/高木真一組)。
途中クールスーツのトラブルに見舞われた以外は至って順調に6時間を走りきった。
こちらも3連続クラス優勝。ライバルと目された#20ダンロップポルシェ997はトラブルに苦しんで総合7位、クラス3位に終わった。
LMP2クラスは、総合4位に入った#15KK-LM MAXミストアドバン(伊藤俊哉/植田正幸/高見沢一吉組)がクラス優勝。
途中までトップを快走していた#18エイムスポーツGC-21(富澤勝/麻生裕二/松下昌輝組)は終盤トラブルからピットインを繰り返し、
総合5位、クラス2位に終わった。
これにより、LMP2クラスのポイントランキングは、富澤/麻生組が14ポイント、伊藤/植田組が13ポイントと、
僅か1ポイント差で最終戦に臨むこととなった。
JLMC最終戦は10月28日、岡山国際サーキットで開催される。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
JLMC第3戦もてぎ決勝は5時間を消化。
ここまで快調にトップを走行していた#22ダンロップザイテック05sだったが、
166周終わりでピットインした際に電気系にトラブルが出た模様で、そのままピットに留まった。
ザイテックはピットレーン上で20分間もの作業を行った後、漸くピットアウト。ドライバーは野田から山崎に交代した。
大幅にタイムロスをしたザイテックだが、かろうじてトップを守っている。
コース脇にストップした無限クラージュLC70は駆動系にトラブルを抱えている模様。
ドライバーの黒澤治樹は修復を試みる、とコメントしているが、残り時間から考えると規定周回数を走りきるのはきわめて困難と思われる。
LMP2ではトップを走行していた#18エイムスポーツGC-21が143周でガレージへ引っ込んでしまった。
18号車は3スティント目(112周)までは順調に走行していたが、その後127周、136周、143周と頻繁にピットに戻ってきていた。
LMGTクラスは、GT1の#21フェラーリ550GTSがGT2の#27フェラーリF430を抜いて総合2位に。
両者ともクラストップは変わらない。
5時間経過時点での順位は
#22、#21、#27、#15、#18、#910、#16、#20、#5、#37、#7だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
JLMC第3戦もてぎ決勝は4時間を消化した。
トップは依然として#22ダンロップザイテック05s。
ここまで132周を消化して4度目のピットストップを行った。
もしこのままのペースだと、200周前後で6時間が経過してしまうものと思われる。
これまで2周遅れの2位を走行していた#16無限クラージュLC70は、
黒澤治樹が2スティント目に入ってわずか15周、 112周目の90度コーナーでスピンアウト。
コースには復帰したものの、113周終わりでピットインし、そのままガレージへ。
ミッショントラブルのようだ。
16号車は20分以上にわたってギヤボックス下部にエアを吹きつけた後、コースに復帰したが、この時点で既に順位は総合5位まで後退。
ザイテックとは17周もの大差が付いてしまった。
一旦は1分45秒台までペースを戻した黒澤だったが、118周目のファーストアンダーブリッジ先で再びコースアウト。
そのままスロー走行で130R先のグリーンゾーンまで移動して、黒澤はクルマを降りた。
その他のクラスでは、#37GC-21、#7ポルシェ996が駆動系のトラブルによりリタイヤ。
これにより、最終戦を待たずしてLMGT1のシリーズタイトルは#21ダンロップフェラーリ550GTSのものとなった。
さらにクラージュがこのままレースを終えることになれば、LMP1クラスのタイトルも#22ザイテックに決定してしまう。
4時間終了時点での順位は、
#22、#18、#27、#21、#16、#15、#910、#20、#6、#37、#7だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
JLMC第3戦もてぎ決勝はスタートから3時間を経過した。
依然としてトップは#22ダンロップザイテック05s(野田英樹/山崎信介組)。
2番手には#16無限クラージュLC70が2周遅れで続いている。
3位以下は#18、#27、#21、#15、#910、#20、#37、#7、#5の順。
99周終わりでザイテックは3度目のルーティンストップ。野田英樹から山崎信介に交代した。
ここまでザイテックはきっちり1時間33周のペースで1スティントを消化しており、その都度タイヤ交換とドライバー交代を行っている。
対照的にクラージュはタイヤとドライバーを2スティントもたせる作戦。
ただし2スティント目、3スティント目とも32周と、1周短い走行となっている。
97周終わりで3度目のピットストップを終えた後も、黒澤治樹がドライブしている。
LMP2クラスはここまで2連勝中の#18エイムスポーツGC-21がトップ。
#5、#37がブレーキトラブルに苦しんで大きく順位を落とし、ランキング2位の#15RS
KK-LMもコースアウトを繰り返して順位を上げられないでいる。
LMGT1は#21フェラーリ550がトップ。#7ポルシェ996はトラブルに苦しんでいる。
LMGT2は#27フェラーリF430がトップを快走。総合でも4位につけている。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
JLMC第3戦決勝はスタートから2時間が経過。
依然としてトップは#22ダンロップザイテック05s。
2位に#16無限クラージュLC70。トップとの差は2周。
以下、#18、#27、#15、#21、#910、#37、#7、#4、#20、#5の順。
激しい追い上げで総合2位まで順位を挽回し、なおもザイテックとの差を着実に詰めていたクラージュの中野だったが、
33周目のバックストレッチでに突如スローダウン。
中野信治は惰性とセルモーターを駆使してなんとかダウンヒルストレートを下りきり、90度コーナーでエンジンを再始動させてピットへ。
ガス欠症状が出ていたようだ。
クラージュはタイヤ交換、ドライバー交代を行わず、給油のみを行ってコースイン。
これに先立ってトップのザイテックも33周終わりでルーティンストップを行い、
こちらはタイヤ交換を行ってドライバーも山崎信介にスイッチした。
山崎はコンスタントに45秒後半から46秒前半のタイムを連発、クラージュを徐々に引き離しながら66周終わりで再びピットへ。
きっちり33周、1時間づつの走行で再び野田英樹にステアリングを託した。
クラージュも65周終わりで2度目のルーティンストップ。ここでタイヤ交換とドライバー交代を行って黒澤治樹に交代した。
両者の差は依然として2周ながら。ほぼ3周差に近づきつつある
Text:Kazuhisa SUEHIRO
JLMC第3戦もてぎの決勝は正午にスタートしたが、
始まっていきなりポールポジションの#16無限クラージュLC70の中野信治が1コーナーで飛び出すアクシデントが発生した。

中野は#22ダンロップザイテック07sの野田英樹とスタート直後から激しい先陣争いを繰り広げ、
2台併走状態で1コーナーに入っていった。
その結果、中野がグラベルに飛び出すこととなってしまった。
コースマーシャルの手を借りてクラージュはコースに復帰したが、その時点で既に2周遅れになってしまった。
しかし中野はハイペースで追い上げを開始し、トップが27周を消化した時点で総合2位まで順位を回復してきた。(中野自身は25周目)
その後も中野は野田を2秒以上上回るハイペースで追い上げている。
その他、LMGT1クラスの#21ダンロップフェラーリ550GTSがスタートでエンジンストール。
ガレージに押し戻して再始動を試みることとなり、4周遅れでコースに復帰した。
トップが30周消化時点での順位は7位。クラストップの7号車がトラブルによりガレージに入ったため、GT1クラスのトップに浮上している。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
全日本スポーツカー耐久選手権シリーズ第3戦 -RIJ- (2007/07/22) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2007 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | P1 | 1 | 22 | DUNLOP Zytek05S Zytek 05S | 野田 英樹 山崎 信介 | DL | 1'54.552 | - | - | 150.892 |
2 | P1 | 2 | 16 | 無限 COURAGE LC70 COURAGE LC70 | 黒澤 治樹 中野 信治 | MI | 1'55.261 | 0.709 | 0.709 | 149.964 |
3 | P2 | 1 | 37 | QED宮本町整骨院EBRRO GC21 MOONCRAFT GC-21 | 小泉 洋史 黒澤 翼 石浦 宏明 | YH | 2'05.902 | 11.350 | 10.641 | 137.289 |
4 | GT1 | 1 | 21 | DUNLOP Ferrari 550 GTS FERRARI 550 GTS Maranello | 飯田 章 藤井 誠暢 | DL | 2'07.516 | 12.964 | 1.614 | 135.551 |
5 | GT2 | 1 | 27 | Ferrari F430 GT FERRARI F430 GT | 青山 光司 高木 真一 新田 守男 | MI | 2'08.058 | 13.506 | 0.542 | 134.978 |
6 | GT2 | 2 | 20 | DUNLOP PORSCHE 997 PORSCHE 997 GT3 RSR | 福山 英朗 谷口 行規 羽根 幸浩 | DL | 2'08.905 | 14.353 | 0.847 | 134.091 |
7 | P2 | 2 | 5 | DRAGON東京・いとう歯科GC MOONCRAFT GC-21 | 白坂 卓也 岡本 武之 伊藤 剛史 | YH | 2'09.688 | 15.136 | 0.783 | 133.282 |
8 | P2 | 3 | 18 | Aim Sprots GC-21 MOONCRAFT GC-21 | 富澤 勝 麻生 裕二 松下 昌輝 | YH | 2'09.830 | 15.278 | 0.142 | 133.135 |
9 | P2 | 4 | 15 | KK-LM MAX MYST ADVAN RS.KK-LM | 伊藤 俊哉 植田 正幸 高見沢 一吉 | YH | 2'14.860 | 20.308 | 5.030 | 128.170 |
10 | GT2 | 3 | 910 | 910 WAKO'S PORSCHE PORSCHE 996 GT3R | 中山 良明 DRAGON 吉田 基良 | YH | 2'16.182 | 21.630 | 1.322 | 126.925 |
11 | GT1 | 2 | 7 | SCUDERIA FORME GT3-R PORSCHE 996 GT3R | 小嶋 貞一 藤野 昌弘 | YH | 2'25.906 | 31.354 | 9.724 | 118.466 |
全日本スポーツカー耐久選手権第3戦の決勝前フリー走行は、#22ダンロップザイテック05s(野田英樹/山崎信介組)
が1分54秒552と、昨日の予選で#16無限クラージュの記録したポールタイムをも大きく上回るトップタイムを記録した。
フリー走行は午前8時30分より30分間で行われた。
夜半に降った雨は上がっているが、依然として雲は厚く垂れ込めており、路面はウェット。
メインポストからは「ライトオン」の指示が出された。
参加各車ともスリックか、ウェットか、タイヤチョイスに悩む難しいコンディションとなった。
そんな中、LMP1の2台は開始早々から好タイムをマーク。
クラージュの中野信治がいきなり1分56秒865を出してみせれば、その直後にザイテックの山崎も1分56秒724と中野を上回る。
更にセッション後半にそれぞれ野田、黒澤治樹にスイッチすると、野田がいきなり1分55秒589でトップに立った。
野田はセッション終盤には1分55秒260、54秒552と更にペースを上げ、
最後も1分494と終始55秒前半のラップで周回して走行を終えた。
対する黒澤も1分55秒261と、こちらもグリッド予選での自身のベストタイムを大幅に上回ったが、僅かにザイテックには届かなかった。
総合3番手には#37のGC-21。石浦宏明が2分05秒902を記録し、LMP2クラスのトップとなった。
以下、4番手にLMGT1クラスの#21フェラーリ550マラネロ、5番手にLMGT2クラスのフェラーリF430が入り、
決勝に向けて好調ぶりをアピールした。
第3戦決勝は今日正午スタート。
209周または6時間の戦いだ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
全日本スポーツカー耐久選手権シリーズ第3戦 -RIJ- (2007/07/21) Grid Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2007 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | P1 | 1 | 16 | 無限 COURAGE LC70 COURAGE LC70 | 黒澤 治樹 中野 信治 | MI | 1'55.243 | - | - | 149.987 |
2 | P1 | 2 | 22 | DUNLOP Zytek05S Zytek 05S | 野田 英樹 山崎 信介 | DL | 1'55.432 | 0.189 | 0.189 | 149.742 |
3 | P2 | 1 | 37 | QED宮本町整骨院EBRRO GC21 MOONCRAFT GC-21 | 小泉 洋史 黒澤 翼 石浦 宏明 | YH | 2'04.931 | 9.688 | 9.499 | 138.356 |
4 | P2 | 2 | 18 | Aim Sprots GC-21 MOONCRAFT GC-21 | 富澤 勝 麻生 裕二 松下 昌輝 | YH | 2'05.704 | 10.461 | 0.773 | 137.505 |
5 | GT2 | 1 | 27 | Ferrari F430 GT FERRARI F430 GT | 青山 光司 高木 真一 新田 守男 | MI | 2'05.857 | 10.614 | 0.153 | 137.338 |
6 | GT2 | 2 | 20 | DUNLOP PORSCHE 997 PORSCHE 997 GT3 RSR | 福山 英朗 谷口 行規 羽根 幸浩 | DL | 2'08.447 | 13.204 | 2.590 | 134.569 |
7 | P2 | 3 | 5 | DRAGON東京・いとう歯科GC MOONCRAFT GC-21 | 白坂 卓也 岡本 武之 伊藤 剛史 | YH | 2'09.055 | 13.812 | 0.608 | 133.935 |
8 | P2 | 4 | 15 | KK-LM MAX MYST ADVAN RS.KK-LM | 伊藤 俊哉 植田 正幸 高見沢 一吉 | YH | 2'12.424 | 17.181 | 3.369 | 130.527 |
9 | GT2 | 3 | 910 | 910 WAKO'S PORSCHE PORSCHE 996 GT3R | 中山 良明 DRAGON 吉田 基良 | YH | 2'15.707 | 20.464 | 3.283 | 127.370 |
10 | GT1 | 1 | 7 | SCUDERIA FORME GT3-R PORSCHE 996 GT3R | 小嶋 貞一 藤野 昌弘 | YH | 2'26.093 | 30.850 | 10.386 | 118.315 |
-- 予選通過基準タイム 総合(125%) 2'28'169 / P1 2'12.529 / P2 2'23.671 / GT1 2'48.007 / GT2 2'24.736 -- |
- | GT1 | - | 21 | DUNLOP Ferrari 550 GTS FERRARI 550 GTS Maranello | 飯田 章 藤井 誠暢 | DL | no time | - | - | - |

JLMC第3戦もてぎ 予選後の記者会見より
LMPクラス #16無限クラージュLC70
中野 信治
今日はチームに感謝です。トラブルもなかったし、タイヤも安定していて、
ボクはただ普通に走らせただけなのにタイムが出せました。
治樹も良い仕事をしてくれて、セットアップもちゃんとできていました。
明日はとにかく結果を残す、勝つしかない、という決意でボクも治樹もチームもここへ来ました。
とにかく良いレースを治樹やチームと力を合わせてやりたいですね。
黒澤 治樹
今回から新しいシステムを入れたんですけど、その擦り合わせも、
セットアップもうまくいきました。
でも、一番は明日勝つことです。今日は信治さんが頑張ってくれましたが、明日はボクも頑張ります。
新しいシステムはシフトチェンジに関するもので、ライバルのザイテックのものを入れています。今まではシフト操作をエアでやっていましたが、
今度のは電気で操作します。ここまで一度もトラブルの出ていない、信頼性の高いシステムです。
LMGTクラス #27KRH F430
新田 守男
今年から新しいクルマになって、雨でF430を走らせるのは初めてだったので、
不安はありました。
ミシュランタイヤはGTでも使っているので信頼していますが、F430に履かせてどうなるかは不安でしたし、
ライバルは雨で滅法速い997に雨に強いダンロップを履かせているので気になっていましたが、
走らせてみるとミシュランもF430もすごくいい感じでした。
最近のハコのレーシングカーはフォーミュラチックな方向に仕上がっていることが多いのですが、これはジオメトリーなど、
市販車の素のよさを生かす方向で作られています。こういう言い方はアレですけど、イタリア人が作ったとは思えないレベルの高さです。
高木 真一
ボクは2周しか走ってないので........
997とダンロップの組み合わせはボクも気になっていましたが、フェラーリとミシュランのマッチングもよかったです。
同じミシュランといっても、GTで使っているのとはかなりフィーリングが違うんですが、
こんなコンディションでも悪い方向に行きませんでしたね。雨でも晴れでもいい方向に行くタイヤなんだ、ってことがわかりました。
青山光司
トップタイムを出したのは新田さんなので......
素人なので、雨だとうまく走れなくて、だから梅雨時のレースはヤだな、って思っていたんですが、
この前台風が来たときに岡山で高木選手に特訓してもらいました。
横に乗ってもらって、ハンドルの切り方から全部教えてもらいました。
このシリーズが2年でなくなってしまうのは残念です。
いつかはシード権を得て、ルマンにも出てみたかったし、そういうことも考えて、3年は乗るつもりで今のフェラーリを買いましたからね。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro
TAKESHITA
JLMC第3戦は、#16無限クラージュLC70(黒澤治樹/中野信治組)が1分55秒243でトップタイム。
無限クラージュはこれで開幕以来の3連続ポールを達成した。
グリッド予選は午後3時25分に開始された。
雨はかなり小降りになり、路面からあがる水しぶきも徐々に少なくなってきた。
クラージュのアタックを担当した中野信治は早めのコースイン。最初の10分間で1分55秒243を叩き出して主導権を握った。
対するザイテックは野田英樹がアタックを担当。こちらは残り13分まで様子を伺ってコースへ。
周回を重ねるにつれて徐々にペースを上げて要った野田だったが、チェッカーラップで叩き出した自己ベストタイムも1分55秒432に留まり、
僅かにクラージュに届かなかった。
LMP2クラスでは、今回から参戦してきた#37QED.宮本整骨院EBBRO
GC-21が常連の#18エイムスポーツを抑えてトップ。アタッカーは全日本F3の成長株、石浦宏明だ。
GT1はトップ常連の#21フェラーリ550マラネロにまさかのトラブル、ノータイムに終わったため、
最後尾タイムながら#7スクーデリア・フォルムGT3-Rがクラストップとなった。
GT2は前回に続いて#27KRH F430GTが新田守男のドライブでトップタイムを記録した。
第3戦決勝は明日正午スタート。
209周または6時間の戦いだ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro
TAKESHITA
全日本スポーツカー耐久選手権シリーズ第3戦 -RIJ- (2007/07/21) Drivers' Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2007 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | P1 | 1 | 22 | DUNLOP Zytek05S Zytek 05S | 野田 英樹 山崎 信介 | DL | 1'57.555 | - | - | 147.037 |
2 | P1 | 2 | 16 | 無限 COURAGE LC70 COURAGE LC70 | 黒澤 治樹 中野 信治 | MI | 1'57.671 | 0.116 | 0.116 | 146.892 |
3 | GT1 | 1 | 21 | DUNLOP Ferrari 550 GTS FERRARI 550 GTS Maranello | 飯田 章 藤井 誠暢 | DL | 2'05.518 | 7.963 | 7.847 | 137.709 |
4 | GT2 | 1 | 27 | Ferrari F430 GT FERRARI F430 GT | 青山 光司 高木 真一 新田 守男 | MI | 2'07.332 | 9.777 | 1.814 | 135.747 |
5 | P2 | 1 | 18 | Aim Sprots GC-21 MOONCRAFT GC-21 | 富澤 勝 麻生 裕二 松下 昌輝 | YH | 2'09.021 | 11.466 | 1.689 | 133.971 |
6 | P2 | 2 | 37 | QED宮本町整骨院EBRRO GC21 MOONCRAFT GC-21 | 小泉 洋史 黒澤 翼 石浦 宏明 | YH | 2'09.944 | 12.389 | 0.923 | 133.020 |
7 | GT2 | 2 | 20 | DUNLOP PORSCHE 997 PORSCHE 997 GT3 RSR | 福山 英朗 谷口 行規 羽根 幸浩 | DL | 2'10.734 | 13.179 | 0.790 | 132.215 |
8 | GT2 | 3 | 910 | 910 WAKO'S PORSCHE PORSCHE 996 GT3R | 中山 良明 DRAGON 吉田 基良 | YH | 2'14.376 | 16.821 | 3.642 | 128.631 |
9 | P2 | 3 | 15 | KK-LM MAX MYST ADVAN RS.KK-LM | 伊藤 俊哉 植田 正幸 高見沢 一吉 | YH | 2'16.356 | 18.801 | 1.980 | 126.764 |
-- 予選通過基準タイム 総合(125%) 2'30.310 / P1(115%) 2'15.188 / P2(115%) 2'28.374 / GT1(115%) 2'25.346 / GT2(115%) 2'26.432 -- |
- | P2 | - | *5 | DRAGON東京・いとう歯科GC MOONCRAFT GC-21 | 白坂 卓也 岡本 武之 伊藤 剛史 | YH | 2'13.748 | 16.193 | -2.608 | 129.235 |
- | GT1 | - | *7 | SCUDERIA FORME GT3-R PORSCHE 996 GT3R | 小嶋 貞一 藤野 昌弘 | YH | 2'20.440 | 22.885 | 6.692 | 123.077 |
- CarNo.5 の伊藤剛史及びCarNo.7の小嶋禎一はドライバーズ予選不通過。
- S字コーナーにおけるコースアウト車両回収のため、11時21分21秒から8分39秒間、赤旗中断とした。
- CarNo.5は、2007年全日本スポーツカー耐久選手権統一規則付則H項違反(ピットレーン通過速度)違反により、罰金3万円を課した。
- CarNo.7は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間でのスピン)により、罰金3万円を課した。
スポーツカー エンデュランス レース オペレーション(SERO)は7月21日、
第3戦の公式予選が行われているツインリンクもてぎで記者会見を開き、2008年以降のジャパン・ルマン・
チャレンジ(JLMC)シリーズの開催中止を発表した。
当初の予定では、3年目からはルマン24時間やALMSなどと同様に、
ACOの技術規則に適合した車両のみでレースを開催することになっていたが、参加車両の増加の見通しが不透明な現状を鑑み、
シリーズの継続は困難と判断したとのこと。
今後はもてぎと岡山で開催される残り2戦で有終の美を飾るべく、努力していくという。
また、当初予定していたは2008年シーズンの各クラスチャンピオンを翌年のルマン24時間へ送り込む計画については、
1年前倒しで2008年のルマンに出られるよう、ACOと調整中とのことだ。
また、ACOとしては今後もアジア地域でシリーズ戦を行う意向があるとのこと。
そこにSEROがどういう形で関わっていくのか、日本開催の可能性があるのか、ACOの今後の動向からは目が離せそうにない。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
全日本スポーツカー耐久選手権(JLMC)第3戦のドライバーズ予選は、#22ダンロップザイテック05s(野田英樹/山崎信介組)
が総合トップ。タイムは1分57秒555だった。
公式予選日を迎えたツインリンクもてぎは朝から小雨が降り続き、コースは完全なウェットコンディション。
気温、路面温度もそれぞれ22.8℃、24℃と、7月とは思えない低さだ。
ドライバーズ予選は午前10時40分より、1時間で行われた。
LMP1クラスは#22ザイテックと#16無限クラージュが走り出しから僅差でしのぎを削った。
トップは#22ザイテックだが、#16クラージュも黒澤治樹が1分57秒671と、その差はごく僅かだ。
総合3番手にはLMGT1の#21ダンロップフェラーリ550GTS。4番手にLMGT2の#27KRH
F430と2台のフェラーリが続く。
21号車は残り18分のところで同じGT1の#7ポルシェ996GT3-RとS字で絡み、赤旗中断の原因となってしまったが、
予選再開後も問題なく走り続け、好調ぶりを見せつけた。
LMP2クラスは#18エイムスポーツGC-21がトップだった。
明日のスターティンググリッドを決める、グリッド予選は午後3時25分より、20分間で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
7月29日に行われる第5戦SUGO大会で、芸能人女子フットサルリーグ「スフィアリーグ」のスペシャルマッチ『SPHERE LEAGUE×SUPER GT 楽天CUPin SUGO』が併催されることになった。
「スフィアリーグ」は、若手女性タレントやレースクイーン、モデルなどが参加する女性芸能人によるフットサル大会で、現在テレビなどでも人気上昇中のスポーツ・イベント。
Text: GTA SUPER GT Press Release
難しいコンディションの変化にもノントラブル #3「エンドレスアドバンZ」がST1クラスで3連勝
S耐第3戦は十勝インターナショナルスピードウェイで、シリーズ最長の24時間レースとして行われ、ST1クラスで#3 Zが3連勝を飾った。また、ST3クラスでは#113 Zが3戦連続の2位で表彰台を獲得した。
今年の十勝24時間にはヨーロッパから3台の車両が初参戦。またハイブリットGTカーやバイオ燃料を使用する車両も参戦して注目を集めた。また今年も予選は実施されず、第2戦までのシリーズポイントでグリッドが決定された。
決勝レースがスタートする15日は朝から曇天、スタート直後まで弱い霧雨となった。15時丁度に24時間レースがスタート。#3「エンドレスアドバンZ」の青木がオープニングラップで総合トップに立ちS耐ファンを沸かせたが、すぐにGTに逆転を許し#23「CAR-CHANNEL アドバンZ33」の田中とランデブー走行を続けた。
レース開始3時間半ごろに#23 Zがピットガレージに。センサーの交換のために時間を要してポジションを落とした。また#3 ZもABSを装着し十勝を得意とするポルシェのペースについて行くことができず、#1ポルシェ、さらには#8ポルシェに先行を許すこととなった。レースの折り返し点となる夜中の3時の時点で、#3 Zは2台のポルシェから2周遅れのクラス3位、そして#23 Zは28周遅れの5位を走行していた。
早朝の5時前、#23 Zの星野が雨とオイルで濡れた路面で滑り1コーナー先でコースアウト、クラッシュ。車両はフロントを大破したもののピットに戻り、おおがかりな修復作業に入ることになった。
朝の8時半を回ったころ、クラストップを走行中の#1ポルシェがブレーキトラブルでスローダウン。この間に#8ポルシェがトップ、#3 Zが2位に繰り上がったが、#8ポルシェはペースが上がらず、11時過ぎ#3 Zがトップに返り咲きその差を広げていった。
ゴールまで残り3時間、#3 Zは#8ポルシェに先行されるもピットインの間に逆転し、そのままチェッカー。十勝24時間レースにおいてZが初めてS耐のトップチェッカーを受け、開幕戦からの連勝を3に伸ばした。
なおチームスタッフの懸命の作業によりコース復帰を果たした#23 Zだったが、なんとチェッカー30分前にメインドライブシャフトの破損でコース脇にストップ。残念ながらリタイアとなってしまった。
いっぽうST3クラスでは、序盤から#74「アラビアンオアシスZ」、#41「SABOTAGE Z」、そして#113「カルラレーシング☆ings北海Z」が同一周回でバトルを繰り広げた。ここに割って入ってきたのが#27 BMW M3と開幕戦優勝の#15「岡部自動車 eei A ディクセルZ」。
しかし#15 Zは他車両に追突されるなどしてリアを大破し、リタイアとなった。その後は#74 Z、#41 Z、#113 Z、#27 BMWのバトルに。そして日付の変わろうとする前に、#74 Zはコースアウトし、クラッシュ。ポジションダウンを余儀なくされた。
クラストップに躍り出た#113 Zは順調に走行していたが、朝9時過ぎ#27 BMWにかわされ2位へ。原因不明のエンジントラブルでペースが鈍っていたのだ。そしてそのままのポジションをキープして3戦連続のクラス2位でゴールとなった。#74 Zは4位、#333 Zはデフなどにトラブルを抱えたものの5位でフィニッシュ、#41 Zは6位だった。
- 上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
- http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO
7月15~16日、北海道帯広市近郊の十勝インターナショナルスピードウェイで、スーパー耐久第3戦となる第14回十勝24時間レースが行われた。
ここ数年はショートコースで行われてきたが、今回は2002年以来久しぶりのグランプリコース(5.091km)での戦いとなった。
昨年も参戦して話題となったハイブリットカーはGTスープラとして参戦。さらには海外からエントリーのチームも初参戦し、バイオECOカーも参戦することとなった。
(総入場者数 37,900人)
注目のGTクラスに参戦のハイブリットスープラ#039 DENSO SARD SUPRA HV-R(飯田章/平中克幸/Andre couto組)は見事な走りで圧勝! 昨年のレクサスが完走を果たしたレベルだったのに対し、今年は本格的なレーシングカーとしてさらなる総合優勝という目標を掲げて、616周を走りきり2位の#3 ENDLESS ADVAN Z(影山正美/青木孝行/藤井誠暢組)に19周の大差をつけてチェッカーを受けた。
スーパー耐久シリーズとしてはST1クラスは、Zが3戦連続のクラス優勝を果たした。#3Zは今回も決勝レースでも安定した速さをみせつける展開となった。
午後3時、気温16度、路面温度20度の肌寒さの中で、36台のマシンがフォーメーションラップからスタート。
序盤から#039スープラは30秒のペナルティストップを受けても挽回し、トップの座を守る。
2番手争いは終盤#8黒豆リボイス GT3(清水康弘/竹内浩典/土屋武士/澤圭太組)と#3の戦いとなったが、最後に#8がピットイン。#3の3戦3勝という結果となった。
クラス2も#11オーリンズランサーEVO MR(木下隆之/中谷明彦/菊地靖/福山英朗組)が3勝目をあげた。
クラス3はマッチこと近藤真彦選手の久々のドライブが話題となった#27 FINA GSX ADVAN M3(長島正興/村田信博/小林且雄/近藤真彦組)が鈴鹿に続いて2連勝。
クラス4は#10 FD CIVIC TYPER(塚越広大/伊沢拓也/中山友貴組)が初優勝をとげた。


Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
ハイブリッドカー「トヨタ スープラ HV-R」、十勝24時間レースで総合優勝

長かったレースを無事に終え、トヨタ スープラ HV-Rと共に、
スタッフ全員で喜びを分かち合う
北の大地を舞台に、24時間に渡って繰り広げられた「第14回十勝24時間レース」もついにフィナーレを迎えた。レース専用のハイブリッドシステムを開発・搭載し、同レースに参戦した「トヨタ スープラ HV-R」は、24時間の長丁場を見事、トラブル無く走り抜き、総合優勝を飾った。
レースも残り4時間を切り、車両も、ドライバー、スタッフも疲労の色が濃くなる中で、トヨタ スープラ HV-Rは安定したペースで、首位を独走。527周目に片岡龍也から飯田章にドライバーチェンジ、そして573周目に飯田章から、最後の走行を担当する平中克幸へと、予定通り、着実に周回を重ねて行った。
そして午後3時、平中克幸がドライブする「トヨタ スープラ HV-R」が、616周(3136km)の走行を終え、トップでチェッカーフラッグを受けた。
序盤戦においては、断続する降雨のため、タイヤ選択をはじめ、難しいレース戦略を強いられることとなった。また、夜のセッションにおいては、降雨とコースの汚れによる影響で視界が極めて悪く、ドライバーに負担をかける場面もあった。しかし、24時間を通じ各ドライバーは冷静沈着な走りで首位のポジションを堅持した。このドライビングに応え、トヨタ スープラ HV-Rはハイブリッドシステムを含む基本的なメカニズムにおいて、トラブルフリーで完走を果たした。
今回のハイブリッドシステムの効果により、燃費は10%以上の向上が見られた。また、フロントの回生力行システムの効果により、フロントブレーキの摩耗も当初想定した半分以下のレベルに抑えられた。
なお、準国際格式のレースにおいて、ハイブリッド車が総合優勝を果たしたのは、今回が世界で初めてとなる。
そして、新たな時代を切り開く挑戦に対する特別賞として、昨年に引き続き、東京中日スポーツ紙より「東京中日スポーツ賞」が送られた。
- トヨタ自動車(株)モータースポーツ部 部長 高橋敬三
-
「ハイブリッド車が24時間レースに総合優勝したことは、世界のレース史に新たな足跡を残したことであり、大変嬉しく思っている。ただ、今回のこの結果は、モータースポーツというフィールドにおいて、ハイブリッド技術がスタートラインに立った、ということだと認識している。今回の勝利を通じて得られたデータやノウハウは、レースにおける性能向上だけでなく、量産を見据えたハイブリッド技術全体の更なる進化のために活かしていきたい。最後になるが、応援してくださったファンの皆様、ハイブリッドカーでの走行を許可してくれたレース主催者の皆様、また今回の勝利を支えてくれた関係者、関係会社の皆様に心より御礼申し上げたい」
- トヨタ自動車(株)モータースポーツ部 主査 村田久武
-
「最後の30分は、それまでの23時間半と同じくらい長く感じた。我々は粛々と、目の前の課題をこなしてきただけであるが、今まで努力して積み重ねてきたものを、レースの現場で思い通りに実現出来たことは嬉しく思っている。今晩は、一緒に努力してきた仲間と労をねぎらいたい」
- トヨタ・チーム・サード 代表 加藤眞
-
「とにかくハイブリッド・レーシングカーという世界で唯一の車両で、初めて本格的なレースへ参戦し、勝てたということは、トヨタのエンジニアの努力の賜物だと思う。この素晴らしい技術はまだまだ進化を続けて行くはずで、若きエンジニアのパワーに期待したい。豊田喜一郎がまいた種が、こういう形で実を結んだのだと、感謝している」
- トヨタ・チーム・サード チーム監督 大橋孝至
-
「言葉がない。勝てるという自身はあったが、ゴールが近づくに連れ、不安が高まり、何もないことを祈っていた。初めてのハイブリッド・レーシングカーを短期間で実現してくれたトヨタのエンジニア、そして車体を作り上げてくれたサードのエンジニアやメカニック、そして、それを見事に操ってくれたドライバーに感謝したい」
- トヨタ・チーム・サード ドライバー 飯田章
-
「無事にチェッカーを受けることができ、本当に良かった。レースは何が起こるか分からないものであり、不安と自信、半分半分の状態でスタートした。前半はなかなか思い通りのペースでレースを戦うことが出来なかったが、終わってみれば、絵に描いたようなフィニッシュを飾ることが出来た。スタッフの努力が報われたのだと思う。我々ドライバーは、最後に完成したものを受け取って操っただけだ。とはいえ、完璧な仕事をしてくれた平中克幸、A.クート、片岡龍也の3人のドライバーには、リーダーとして、感謝している」
- トヨタ・チーム・サード ドライバー 平中克幸
-
「このような大きなプロジェクトのチェッカーを受ける最終ドライバーを担当させて貰い、本当に光栄に感じている。レース序盤戦は、ウェットコンディションの中スリックタイヤで走ることもあり、楽ではなかった。速度差が大きかったこともあって、安全第一で走った。それだけに、実際にチェッカーを受けたときは本当に嬉しかった。短い期間で、ここまで仕上げてくれたスタッフの努力のおかげだ」
- トヨタ・チーム・サード ドライバー A.クート
-
「この巨大なプロジェクトに参加し、トヨタと共にモータースポーツの歴史に残るレースを戦えたことは本当に誇りに思っている。私にとっては初めての24時間レースでの勝利であり、本当に嬉しい。チームも素晴らしい仕事をしてくれた」
- トヨタ・チーム・サード ドライバー 片岡龍也
-
「私はこのプロジェクトに途中から参加することとなったが、それでも、初めて乗ったときから、レースまでには、確実に進化を遂げていた。24時間レースという独特のレースであり、気を遣って走った。一番恐れていた、夜間の雨に見舞われたが、結果的には、それによって後続との差を広げることが出来、フロントウィンドウの視界不良に見舞われたときも、そのマージンを利用して、リスクを減らすことが出来た。何も起こらなければ勝てるとは思っていたが、レースは最後まで分からないものであり、最後の30分はとても長く感じた。ドライバー全員が冷静に戦ったことで、最後まで走り切れたのだと思う」
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
第14回十勝24時間レース -RIJ- (2007/07/16) Final Race Weather:Rainy-Fine Course:Wet-Dry
2007 Super Taikyu Series Round 3 十勝スピードウェイ(グランプリコース) 5.09145km
Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | GT1 | 1 | 039 | DENSO SARD SUPRA HV-R TOYOTA SUPRA HV-R | 飯田 章 平中 克幸 アンドレ・クート 片岡 龍也 | BS | 616 | 24:01'32.709 |
2 | ST1 | 1 | 3 | エンドレスアドバン Z NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 影山 正美 青木 孝行 藤井 誠暢 | YH | 597 | 19Laps |
3 | ST1 | 2 | 8 | 黒豆リボイス GT3 PORSCHE 911GT3 / JGN | 清水 康弘 竹内 浩典 土屋 武士 澤 圭太 | MI | 596 | 20Laps |
4 | ST1 | 3 | 1 | euroMEVIUS MACAU ADVAN PORSCHE PORSCHE 911GT3 / JGN | 山野 直也 Henry Ho 谷口 信輝 織戸 学 | YH | 593 | 23Laps |
5 | ST2 | 1 | 11 | オーリンズ ランサー EVO MR MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A | 木下 隆之 中谷 明彦 菊地 靖 福山 英朗 | YH | 582 | 34Laps |
6 | ST3 | 1 | 27 | FINA GSX ADVAN M3 BMW M3 / E46 | 長島 正興 村田 信博 小林 且雄 近藤 真彦 | YH | 574 | 42Laps |
7 | ST3 | 2 | 113 | カルラレーシング☆ings北海Z NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 大井 貴之 伊橋 勲 武居 義隆 松田 次生 | YH | 572 | 44Laps |
8 | ST3 | 3 | 7 | アメニティホーム・エクセディRX-7 MAZDA RX-7 / FD3S | 井入 宏之 赤鮫 オヤジ 佐々木 孝太 入口 秀輝 | YH | 564 | 52Laps |
9 | ST3 | 4 | 74 | アラビアンオアシスZ NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 小林 敬一 安田 裕信 菅原 修一 本山 哲 | YH | 560 | 56Laps |
10 | ST2 | 2 | 13 | エクセディシーケンシャル エンドレスCS MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A | 和田 久 中村 啓 HINOKI 大瀧 賢治 | YH | 560 | 56Laps |
11 | ST1 | 4 | 50 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M / DU30 | 柳田 真孝 Fariqe Hairuman Hans Stuck Johannes Stuck | MI | 560 | 56Laps |
12 | ST4 | 1 | 10 | FD CIVIC TypeR HONDA CIVIC / FD2 | 塚越 広大 伊沢 拓也 中山 友貴 | YH | 555 | 61Laps |
13 | ST4 | 2 | 76 | Honda Access CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R / FD2 | 玉本 秀幸 小林 正吾 古橋 譲 | YH | 552 | 64Laps |
14 | ST4 | 3 | 67 | YAMATO ADVAN INTEGRA HONDA INTEGRA / DC5 | 野間 一 内山 慎也 大村 和生 麻田 明人 | YH | 549 | 67Laps |
15 | ST3 | 5 | 333 | H.I.S.◆ings◆Z NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 前嶋 秀司 Igor Sushko 山崎 学 杉野 甫 | YH | 547 | 69Laps |
16 | ST3 | 6 | 41 | SABOTAGE Z NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 塩渕 誠二 加納 政樹 牧田 克也 脇阪 薫一 | YH | 545 | 71Laps |
17 | ST4 | 4 | 4 | AVANZZA BOMEX ADVAN DC5 HONDA INTEGRA / DC5 | 中村 貴広 太田 侑弥 井上 恵一 DEKATO | YH | 536 | 80Laps |
18 | ST4 | 5 | 28 | エボレックス・スワローDC5 HONDA INTEGRA / DC5 | 佐藤 清治 関谷 輝明 伊藤 英治 関川 秀樹 | YH | 527 | 89Laps |
19 | ST3 | 7 | 69 | J'S RACING ADVAN S2000 HONDA S2000 | 梅本 淳一 楠本 義晴 長野 賢也 久保田 英夫 | YH | 525 | 91Laps |
20 | ST3 | 8 | 55 | BOLD WORLD S2000 HONDA S2000 / AP1 | 秋山 辰勝 石川 朗 河村 直樹 五反田 義治 | YH | 511 | 105Laps |
21 | ST2 | 3 | 12 | レブ&エボマガ★ワゴン MITSUBISHI LANCER Evolution WAGON / CT9W | 三好 正巳 佐藤 和徳 池之平 昌信 後藤 比東至 | YH | 507 | 109Laps |
22 | TP2 | 1 | 29 | スワロー・エボレックス DC5 HONDA INTEGRA / DC5 | 二瓶 治彦 三浦 勝 岩谷 昇 小幡 弘 | YH | 502 | 114Laps |
23 | TP1 | 1 | 96 | ジェネシス・十勝エタノールDC HONDA INTEGRA / DC5 | 面野 一 長川 秀一 森 徹 鹿内 邦宜 | TY | 498 | 118Laps |
24 | ST2 | 4 | 30 | RSオガワワコーズランサー MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A | 堀田 誠 武井 真司 伊藤 俊哉 植田 正幸 | YH | 494 | 122Laps |
25 | TP2 | 2 | 75 | JPAX北斗病院SATシビック HONDA CIVIC / EG6 | 村西 豪紀 大須賀 眞太郎 高宮 徹 木本 正広 | DL | 492 | 124Laps |
26 | ST2 | 5 | 20 | RSオガワ ADVANランサー MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A | 阪口 良平 砂子 智彦 小川 日出生 伊藤 勝一 | YH | 491 | 125Laps |
27 | TP1 | 2 | 68 | RED CAMEL RACING SEAT Leon 2.0Tdi | Ivo Breukers Gerrie Willems Henk Thijssen Ton Verkoelen | TY | 486 | 130Laps |
28 | ST4 | 6 | 73 | コミックバスターPSY.ERG.ED.DC5 HONDA INTEGRA / DC5 | 山本 すばる 花岡 隆弘 山下 將志 浅見 武 | YH | 483 | 133Laps |
29 | ST3 | 9 | 666 | Tohhal×avanzza ADVAN M3 BMW M3 | 伊藤 祐二 田中 豊彦 山下 潤一郎 周防 彰悟 | YH | 476 | 140Laps |
30 | ST1 | 5 | 17 | キーパー&KOSEI★ADVAN GT3R PORSCHE 911GT3 / JGN | 松永 まさひろ 三沢 伸輔 田中 篤 福田 良 | YH | 444 | 172Laps |
31 | ST2 | 6 | 602 | 享成自校・鳥居歯科・BRIDE・明京・EVO MITSUBISHI LANCER Evolution / CP9A | 岩月 辰文 岡田 道昌 鳥居 良彦 島田 和樹 | YH | 375 | 241Laps |
-- 以上完走(GT:431L / ST1:417L / ST2:407L / ST3:401L / ST4:388L / TP2:351L / TP1:348L)-- |
- | ST1 | - | 23 | CAR-CHANNEL アドバンZ33 NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 田中 哲也 星野 一樹 山田 英二 | YH | 439 | 177Laps |
- | ST4 | - | 18 | FUNKY-Sコスモソニックings FK-DC5 HONDA INTEGRA / DC5 | 浅野 武夫 笠原 智行 水書 健司 中島 敦 | YH | 371 | 245Laps |
- | TP2 | - | 21 | MUEHLNER MOTORSPORT SPRL PORSCHE 997 GT3-CUP | Tom Cloet Heinz-Joscf Bermes Tim Bergmeister Gilles Vannelet | TY | 276 | 340Laps |
- | ST3 | - | 15 | 岡部自動車 eeiA ディクセルZ NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 長島 正明 古谷 直広 杉林 健一 小松 一臣 | YH | 135 | 481Laps |
- | TP2 | -/td> | 16 | Autoracing Club Bratislava PORSCHE 966 GT3-RS | Miro Konopka Markus Lungstrass Petr Va'lek Miroslav Mornak | TY | 26 | 590Laps |
- Fastest Lap: CarNo.039 DENSO SARD SUPRA HV-R(平中克幸) 2'03.028 148.984km/h
- SC導入時間: 16日08:17~08:30(2Laps)
- CarNo.039は、スーパー耐久シリーズ2007 シリーズ規則・技術規則書 第13条 (2) (グリッド上における作業)違反により、30秒のペナルティストップを科した。
- CarNo.21、29、666、30、68は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項 18.1(ピットレーン速度超過) 違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.13は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項 4.1.2 b) (黄旗区間での追越し) 違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
- CarNo.73は、大会特別規則書 第2章 第35条 6) (ピットエンド赤信号無視) 違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
第14回十勝24時間レース -RIJ- (2007/07/16) After 21 hours Weather:Cloudy Course:Dry
2007 Super Taikyu Series Round 3 十勝スピードウェイ(グランプリコース) 5.09145km
Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | GT1 | 1 | 039 | DENSO SARD SUPRA HV-R TOYOTA SUPRA HV-R | 飯田 章 平中 克幸 アンドレ・クート 片岡 龍也 | BS | 534 | 21:01'00.390 |
2 | ST1 | 1 | 8 | 黒豆リボイス GT3 PORSCHE 911GT3 / JGN | 清水 康弘 竹内 浩典 土屋 武士 澤 圭太 | MI | 517 | 17Laps |
3 | ST1 | 2 | 3 | エンドレスアドバン Z NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 影山 正美 青木 孝行 藤井 誠暢 | YH | 517 | 17Laps |
4 | ST1 | 3 | 1 | euroMEVIUS MACAU ADVAN PORSCHE PORSCHE 911GT3 / JGN | 山野 直也 Henry Ho 谷口 信輝 織戸 学 | YH | 516 | 18Laps |
5 | ST2 | 1 | 11 | オーリンズ ランサー EVO MR MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A | 木下 隆之 中谷 明彦 菊地 靖 福山 英朗 | YH | 509 | 25Laps |
6 | ST3 | 1 | 27 | FINA GSX ADVAN M3 BMW M3 / E46 | 長島 正興 村田 信博 小林 且雄 近藤 真彦 | YH | 498 | 36Laps |
7 | ST3 | 2 | 113 | カルラレーシング☆ings北海Z NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 大井 貴之 伊橋 勲 武居 義隆 松田 次生 | YH | 497 | 37Laps |
8 | ST3 | 3 | 7 | アメニティホーム・エクセディRX-7 MAZDA RX-7 / FD3S | 井入 宏之 赤鮫 オヤジ 佐々木 孝太 入口 秀輝 | YH | 490 | 44Laps |
9 | ST3 | 4 | 74 | アラビアンオアシスZ NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 小林 敬一 安田 裕信 菅原 修一 本山 哲 | YH | 485 | 49Laps |
10 | ST2 | 2 | 13 | エクセディシーケンシャル エンドレスCS MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A | 和田 久 中村 啓 HINOKI 大瀧 賢治 | YH | 485 | 49Laps |
11 | ST4 | 1 | 10 | FD CIVIC TypeR HONDA CIVIC / FD2 | 塚越 広大 伊沢 拓也 中山 友貴 | YH | 483 | 51Laps |
12 | ST1 | 4 | 50 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M / DU30 | 柳田 真孝 Fariqe Hairuman Hans Stuck Johannes Stuck | MI | 482 | 52Laps |
13 | ST4 | 2 | 76 | Honda Access CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R / FD2 | 玉本 秀幸 小林 正吾 古橋 譲 | YH | 481 | 53Laps |
14 | ST4 | 3 | 67 | YAMATO ADVAN INTEGRA HONDA INTEGRA / DC5 | 野間 一 内山 慎也 大村 和生 麻田 明人 | YH | 477 | 57Laps |
15 | ST3 | 5 | 333 | H.I.S.◆ings◆Z NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 前嶋 秀司 Igor Sushko 山崎 学 杉野 甫 | YH | 472 | 62Laps |
16 | ST3 | 6 | 41 | SABOTAGE Z NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 塩渕 誠二 加納 政樹 牧田 克也 脇阪 薫一 | YH | 468 | 66Laps |
17 | ST4 | 4 | 4 | AVANZZA BOMEX ADVAN DC5 HONDA INTEGRA / DC5 | 中村 貴広 太田 侑弥 井上 恵一 DEKATO | YH | 463 | 71Laps |
18 | ST4 | 5 | 28 | エボレックス・スワローDC5 HONDA INTEGRA / DC5 | 佐藤 清治 関谷 輝明 伊藤 英治 関川 秀樹 | YH | 457 | 77Laps |
19 | ST3 | 7 | 69 | J'S RACING ADVAN S2000 HONDA S2000 | 梅本 淳一 楠本 義晴 長野 賢也 久保田 英夫 | YH | 452 | 82Laps |
20 | ST2 | 3 | 20 | RSオガワ ADVANランサー MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A | 阪口 良平 砂子 智彦 小川 日出生 伊藤 勝一 | YH | 446 | 88Laps |
21 | ST3 | 8 | 55 | BOLD WORLD S2000 HONDA S2000 / AP1 | 秋山 辰勝 石川 朗 河村 直樹 五反田 義治 | YH | 445 | 89Laps |
22 | TP2 | 1 | 29 | スワロー・エボレックス DC5 HONDA INTEGRA / DC5 | 二瓶 治彦 三浦 勝 岩谷 昇 小幡 弘 | YH | 439 | 95Laps |
23 | TP1 | 1 | 96 | ジェネシス・十勝エタノールDC HONDA INTEGRA / DC5 | 面野 一 長川 秀一 森 徹 鹿内 邦宜 | TY | 432 | 102Laps |
24 | TP1 | 2 | 68 | RED CAMEL RACING SEAT Leon 2.0Tdi | Ivo Breukers Gerrie Willems Henk Thijssen Ton Verkoelen | TY | 431 | 103Laps |
25 | ST2 | 4 | 12 | レブ&エボマガ★ワゴン MITSUBISHI LANCER Evolution WAGON / CT9W | 三好 正巳 佐藤 和徳 池之平 昌信 後藤 比東至 | YH | 431 | 103Laps |
26 | TP2 | 2 | 75 | JPAX北斗病院SATシビック HONDA CIVIC / EG6 | 村西 豪紀 大須賀 眞太郎 高宮 徹 木本 正広 | DL | 428 | 106Laps |
27 | ST2 | 5 | 30 | RSオガワワコーズランサー MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A | 堀田 誠 武井 真司 伊藤 俊哉 植田 正幸 | YH | 421 | 113Laps |
28 | ST4 | 6 | 73 | コミックバスターPSY.ERG.ED.DC5 HONDA INTEGRA / DC5 | 山本 すばる 花岡 隆弘 山下 將志 浅見 武 | YH | 411 | 123Laps |
29 | ST3 | 9 | 666 | Tohhal×avanzza ADVAN M3 BMW M3 | 伊藤 祐二 田中 豊彦 山下 潤一郎 周防 彰悟 | YH | 404 | 130Laps |
30 | ST1 | 5 | 23 | CAR-CHANNEL アドバンZ33 NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 田中 哲也 星野 一樹 山田 英二 | YH | 377 | 157Laps |
31 | ST4 | 7 | 18 | FUNKY-Sコスモソニックings FK-DC5 HONDA INTEGRA / DC5 | 浅野 武夫 笠原 智行 水書 健司 中島 敦 | YH | 371 | 163Laps |
32 | ST1 | 6 | 17 | キーパー&KOSEI★ADVAN GT3R PORSCHE 911GT3 / JGN | 松永 まさひろ 三沢 伸輔 田中 篤 福田 良 | YH | 371 | 163Laps |
33 | ST2 | 6 | 602 | 享成自校・鳥居歯科・BRIDE・明京・EVO MITSUBISHI LANCER Evolution / CP9A | 岩月 辰文 岡田 道昌 鳥居 良彦 島田 和樹 | YH | 346 | 188Laps |
34 | TP2 | 3 | 21 | MUEHLNER MOTORSPORT SPRL PORSCHE 997 GT3-CUP | Tom Cloet Heinz-Joscf Bermes Tim Bergmeister Gilles Vannelet | TY | 276 | 258Laps |
35 | ST3 | 10 | 15 | 岡部自動車 eeiA ディクセルZ NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 長島 正明 古谷 直広 杉林 健一 小松 一臣 | YH | 135 | 399Laps |
36 | TP2 | 4 | 16 | Autoracing Club Bratislava PORSCHE 966 GT3-RS | Miro Konopka Markus Lungstrass Petr Va'lek Miroslav Mornak | TY | 26 | 508Laps |
- Fastest Lap: CarNo.039 DENSO SARD SUPRA HV-R 2.03.028 148.984km/h
- CarNo.039は、スーパー耐久シリーズ2007 シリーズ規則・技術規則書 第13条 (2) (グリッド上における作業)違反により、30秒のペナルティストップを科した。
- CarNo.21は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項 18.1(ピットレーン速度超過) 違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.29、666は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項18.1 (ピットレーン速度超過)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.30は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項 18.1 (ピットレーン速度超過) 違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.68は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項 18.1 (ピットレーン速度超過) 違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.13は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項 4.1.2 b) (黄旗区間での追越し) 違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
- CarNo.73は、大会特別規則書 第2章 第35条 6) (ピットエンド赤信号無視) 違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
トヨタ スープラ HV-R 後続との差を広げながら首位を快走

青空の下、首位を快走するトヨタ スープラ HV-R
「第14回トヨタ24時間レース」はレース開始から20時間を経過し、長丁場のレースもいよいよ終盤戦を迎えている。
昨夜降り続いた雨も、夜明けと共に止み、路面コンディションは徐々に回復。7時過ぎ、402周目にトヨタ スープラ HV-Rはピットインし、タイヤをスリックタイヤへと交換。給油を行い、飯田章から平中克幸へとドライバーチェンジ、路面の乾き始めたコースへと戻った。
435周目、今大会初となるセーフティカーが導入されると、この機会を利用して平中克幸はやや早めのピットイン。ドライバーはA.クートへと交替。その後、480周目には片岡龍也へと予定通りのドライバーチェンジをこなし、着実な走行を続けている。
天候は、午前11時(20時間経過)の時点で青空が見えるまでに回復。さわやかで過ごしやすいコンディションの下、トヨタ スープラ HV-Rは500周を突破し、2位に15周もの大差を付けて首位を独走している。
- トヨタ・チーム・サード ドライバー 飯田章(午前7時過ぎ 走行直後のコメント)
-
「予想よりも路面が湿っていたが、マージンを稼ぐために、ペースを上げ気味にして走行した。車両自体の調子は非常に良い。ただ、24時間レースでは、これからが重要な時間帯となるので、気を引き締めていきたい」
- トヨタ・チーム・サード ドライバー 平中克幸(午前8時半 走行直後のコメント)
-
「車両も、私の体調も特に問題はなく、トヨタ スープラ HV-Rのバランスも良い。ただ、路面は乾き始めていたが、走行ライン1本だけであり、他車をかわす際には濡れた場所を走行しなくてはならないため、注意を払い、安全マージンを取っての走行を心がけた」
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
第14回十勝24時間レース -RIJ- (2007/07/16) After 18 hours Weather:Cloudy Course:Dry
2007 Super Taikyu Series Round 3 十勝スピードウェイ(グランプリコース) 5.09145km
Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | GT1 | 1 | 039 | DENSO SARD SUPRA HV-R TOYOTA SUPRA HV-R | 飯田 章 平中 克幸 アンドレ・クート 片岡 龍也 | BS | 452 | 18:00'54.803 |
2 | ST1 | 1 | 8 | 黒豆リボイス GT3 PORSCHE 911GT3 / JGN | 清水 康弘 竹内 浩典 土屋 武士 澤 圭太 | MI | 440 | 12Laps |
3 | ST1 | 2 | 3 | エンドレスアドバン Z NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 影山 正美 青木 孝行 藤井 誠暢 | YH | 438 | 14Laps |
4 | ST1 | 3 | 1 | euroMEVIUS MACAU ADVAN PORSCHE PORSCHE 911GT3 / JGN | 山野 直也 Henry Ho 谷口 信輝 織戸 学 | YH | 436 | 16Laps |
5 | ST2 | 1 | 11 | オーリンズ ランサー EVO MR MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A | 木下 隆之 中谷 明彦 菊地 靖 福山 英朗 | YH | 432 | 20Laps |
6 | ST3 | 1 | 113 | カルラレーシング☆ings北海Z NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 大井 貴之 伊橋 勲 武居 義隆 松田 次生 | YH | 421 | 31Laps |
7 | ST3 | 2 | 27 | FINA GSX ADVAN M3 BMW M3 / E46 | 長島 正興 村田 信博 小林 且雄 近藤 真彦 | YH | 421 | 31Laps |
8 | ST1 | 4 | 50 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M / DU30 | 柳田 真孝 Fariqe Hairuman Hans Stuck Johannes Stuck | MI | 417 | 35Laps |
9 | ST3 | 3 | 7 | アメニティホーム・エクセディRX-7 MAZDA RX-7 / FD3S | 井入 宏之 赤鮫 オヤジ 佐々木 孝太 入口 秀輝 | YH | 417 | 35Laps |
10 | ST3 | 4 | 74 | アラビアンオアシスZ NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 小林 敬一 安田 裕信 菅原 修一 本山 哲 | YH | 411 | 41Laps |
11 | ST4 | 1 | 10 | FD CIVIC TypeR HONDA CIVIC / FD2 | 塚越 広大 伊沢 拓也 中山 友貴 | YH | 410 | 42Laps |
12 | ST2 | 2 | 13 | エクセディシーケンシャル エンドレスCS MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A | 和田 久 中村 啓 HINOKI 大瀧 賢治 | YH | 409 | 43Laps |
13 | ST4 | 2 | 76 | Honda Access CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R / FD2 | 玉本 秀幸 小林 正吾 古橋 譲 | YH | 408 | 44Laps |
14 | ST4 | 3 | 73 | コミックバスターPSY.ERG.ED.DC5 HONDA INTEGRA / DC5 | 山本 すばる 花岡 隆弘 山下 將志 浅見 武 | YH | 405 | 47Laps |
15 | ST4 | 4 | 67 | YAMATO ADVAN INTEGRA HONDA INTEGRA / DC5 | 野間 一 内山 慎也 大村 和生 麻田 明人 | YH | 404 | 48Laps |
16 | ST2 | 3 | 30 | RSオガワワコーズランサー MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A | 堀田 誠 武井 真司 伊藤 俊哉 植田 正幸 | YH | 397 | 55Laps |
17 | ST3 | 5 | 333 | H.I.S.◆ings◆Z NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 前嶋 秀司 Igor Sushko 山崎 学 杉野 甫 | YH | 397 | 55Laps |
18 | ST3 | 6 | 41 | SABOTAGE Z NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 塩渕 誠二 加納 政樹 牧田 克也 脇阪 薫一 | YH | 392 | 60Laps |
19 | ST4 | 5 | 4 | AVANZZA BOMEX ADVAN DC5 HONDA INTEGRA / DC5 | 中村 貴広 太田 侑弥 井上 恵一 DEKATO | YH | 391 | 61Laps |
20 | ST4 | 6 | 28 | エボレックス・スワローDC5 HONDA INTEGRA / DC5 | 佐藤 清治 関谷 輝明 伊藤 英治 関川 秀樹 | YH | 386 | 66Laps |
21 | ST3 | 7 | 55 | BOLD WORLD S2000 HONDA S2000 / AP1 | 秋山 辰勝 石川 朗 河村 直樹 五反田 義治 | YH | 379 | 73Laps |
22 | ST3 | 8 | 69 | J'S RACING ADVAN S2000 HONDA S2000 | 梅本 淳一 楠本 義晴 長野 賢也 久保田 英夫 | YH | 378 | 74Laps |
23 | ST3 | 9 | 666 | Tohhal×avanzza ADVAN M3 BMW M3 | 伊藤 祐二 田中 豊彦 山下 潤一郎 周防 彰悟 | YH | 376 | 76Laps |
24 | TP2 | 1 | 29 | スワロー・エボレックス DC5 HONDA INTEGRA / DC5 | 二瓶 治彦 三浦 勝 岩谷 昇 小幡 弘 | YH | 372 | 80Laps |
25 | ST4 | 7 | 18 | FUNKY-Sコスモソニックings FK-DC5 HONDA INTEGRA / DC5 | 浅野 武夫 笠原 智行 水書 健司 中島 敦 | YH | 371 | 81Laps |
26 | ST2 | 4 | 20 | RSオガワ ADVANランサー MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A | 阪口 良平 砂子 智彦 小川 日出生 伊藤 勝一 | YH | 370 | 82Laps |
27 | TP1 | 1 | 96 | ジェネシス・十勝エタノールDC HONDA INTEGRA / DC5 | 面野 一 長川 秀一 森 徹 鹿内 邦宜 | TY | 365 | 87Laps |
28 | TP1 | 2 | 68 | RED CAMEL RACING SEAT Leon 2.0Tdi | Ivo Breukers Gerrie Willems Henk Thijssen Ton Verkoelen | TY | 364 | 88Laps |
29 | TP2 | 2 | 75 | JPAX北斗病院SATシビック HONDA CIVIC / EG6 | 村西 豪紀 大須賀 眞太郎 高宮 徹 木本 正広 | DL | 361 | 91Laps |
30 | ST2 | 5 | 12 | レブ&エボマガ★ワゴン MITSUBISHI LANCER Evolution WAGON / CT9W | 三好 正巳 佐藤 和徳 池之平 昌信 後藤 比東至 | YH | 358 | 94Laps |
31 | ST1 | 5 | 17 | キーパー&KOSEI★ADVAN GT3R PORSCHE 911GT3 / JGN | 松永 まさひろ 三沢 伸輔 田中 篤 福田 良 | YH | 325 | 127Laps |
32 | ST1 | 6 | 23 | CAR-CHANNEL アドバンZ33 NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 田中 哲也 星野 一樹 山田 英二 | YH | 309 | 143Laps |
33 | ST2 | 6 | 602 | 享成自校・鳥居歯科・BRIDE・明京・EVO MITSUBISHI LANCER Evolution / CP9A | 岩月 辰文 岡田 道昌 鳥居 良彦 島田 和樹 | YH | 296 | 156Laps |
34 | TP2 | 3 | 21 | MUEHLNER MOTORSPORT SPRL PORSCHE 997 GT3-CUP | Tom Cloet Heinz-Joscf Bermes Tim Bergmeister Gilles Vannelet | TY | 276 | 176Laps |
35 | ST3 | 10 | 15 | 岡部自動車 eeiA ディクセルZ NISSAN FAIRLADY Z / Z33 | 長島 正明 古谷 直広 杉林 健一 小松 一臣 | YH | 135 | 317Laps |
36 | TP2 | 4 | 16 | Autoracing Club Bratislava PORSCHE 966 GT3-RS | Miro Konopka Markus Lungstrass Petr Va'lek Miroslav Mornak | TY | 26 | 426Laps |
- Fastest Lap: CarNo.039 DENSO SARD SUPRA HV-R 2.03.028(427/452) 148.984km/h
- CarNo.039は、スーパー耐久シリーズ2007 シリーズ規則・技術規則書 第13条 (2) (グリッド上における作業)違反により、30秒のペナルティストップを科した。
- CarNo.21は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項 18.1(ピットレーン速度超過) 違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.29、666は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項18.1 (ピットレーン速度超過)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.30は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項 18.1 (ピットレーン速度超過) 違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.68は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項 18.1 (ピットレーン速度超過) 違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.13は、国際モータースポーツ競技規則 付則H項 4.1.2 b) (黄旗区間での追越し) 違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
- CarNo.73は、大会特別規則書 第2章 第35条 6) (ピットエンド赤信号無視) 違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
トヨタ スープラ HV-R 視界不良に苦しみながらも順調に周回、首位を維持

夜明けを迎え、順調に周回を重ねるトヨタ スープラ HV-R
「第14回十勝24時間レース」は15時間目を消化し、雨が降り続く、長く厳しいナイトセッションを終え、朝を迎えた。
トヨタ スープラ HV-Rは、この時点で373周を走行し、首位を守っている。
この夜のセッションの間に、ドライバーは平中克幸から、A.クート、片岡龍也と交替し、現在は飯田章がドライブしている。
この間、午前3時50分に、オイル等で汚れたフロントガラスの清掃作業のため、臨時のピットインを強いられた。また、雨天と前輪回生の効果により、当初の想定よりもフロントブレーキローター、パッドの摩耗は少なかったが、若干フィーリングに変化があったため、念のために交換を行った。しかし、車両自体には大きな問題はなく、首位を守ったまま、順調に周回を重ねている。
- トヨタ・チーム・サード ドライバー 平中克幸
-
「非常に視界が悪く、下位クラスの競争も激化しており、また、トラブル車も発生している悪条件の中、慎重に走行し、マージンを拡大することが出来た。車両の状態は全く問題ない。尚、ウェット路面では、前輪を駆動することによるコーナリング中の曲がりやすさも実感出来ている」
- トヨタ・チーム・サード ドライバー A.クート
-
「車両自体は問題ないが、フロントガラスの汚れのため視野が非常に限られている。特にガラス内側の曇りが非常に厄介であった。慎重な走行で順調にペースを維持したものの、大変ハードなスティントであった」
- トヨタ・チーム・サード ドライバー 片岡龍也
-
「フロントブレーキのフィーリングが若干低下し、念のためにローター、パッドを交換した。また、クラッチの摩耗の影響からか、発信にやや手間取った。しかし、車両自体は非常に安定しており、順調に周回を重ねることが出来た」
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社