GTAは7月29日、スーパーGT第5戦の行われているスポーツランドSUGOにて行った定例会見の中で、
第7戦もてぎでノックダウン方式の予選の実施を検討していることを明らかにした。
ノックダウン方式とは、昨年からF1で採用されているもので、予選セッションを三つのピリオドに区切り、
それぞれのピリオドで上位の決められた台数のみが次のピリオドに進めるという方式だ。
スーパーGTでは午前中の予選1回目は予選通過基準タイムをクリアするためのセッションと位置づけ、
予選2回目をノックダウン方式で行う意向。
これに伴い、8月2日にツインリンクもてぎで行われるGT合同テストでシミュレーションを実施する予定だ。
今回はツインリンクもてぎサイドからの提案だったいうが、GTAとしても「土曜日もお客さんを呼べる」
ということで採用に動き出したとのこと。
なお、計時システムの制約などがあり、この予選方式は残念ながら第7戦一回限りとなる模様だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO