●全日本F3選手権 第9戦 ミリオンカードカップレース・ラウンド3鈴鹿 決勝レース 速報 ◆A.リード、オペルパワーでポール・ツー・フィニッシュ T.クリステンセンが続く 秋晴れの鈴鹿サーキットで行なわれた全日本F3選手権・第9戦は、昨日の 予選でポールを獲得したダラーラF393・オペルに乗る92年チャンピオン のアンソニー・リード(英)が、スタートからトップに立ち、そのまま一度も 首位を譲ることなくゴールまで走り、今季2度目の優勝を飾った。 前戦の菅生で今年のチャンピオンを獲得したトム・クリステンセン(デンマ ーク/トムス033F・トヨタ)が、スタートで4位グリッドから2位までジ ャンプアップ、リードを追いかけながらも届かずに2位でフィニッシュした。 クリステンセンは、91年にドイツF3チャンピオンを獲得しており、独日 のF3チャンピオンとなっている。 2番手グリッドからスタートした光貞秀俊(トムス033F・トヨタ)が、 3番手グリッドからスタートした中野信治(ダラーラF393・無限)の追撃 をかわしてて3位。中野は4位となった。 5位に入ったのは、6番手グリッドからスタートした本山哲(ダラーラF3 93・フィアット)、6位には5番手グリッドからスタートした井上隆智穂 (ダラーラF393・無限)が入った。 鈴鹿では、年間10戦のうち4戦も開催されることから、各チームともテス トでデータを煮詰めており、スタートでのポジションが、そのままレース結果 となることが多い。今回のレースも、そのような結果になった。 すがやみつる(SDI00104)/RIJ/鈴鹿