わずかな風が心地よく感じる暖かな鈴鹿サーキット。11時35分、F3レースの 決勝がスタートした。ウォームアップでエンジンが停止して心配された田中哲也もな んとかスタート。オープニングラップを制したのはポールからスタートの金石。石川 朗が1周目シケインでスピン、サンドトラップにはまってリタイア。 土屋も途中でスピンしピットへ。 2周目にはロッソがピットインした。 4周目終了時点、トップは金石で変わらず。2位にリード、3位にビスコ。2位争 いが続いている。 金石は2位以下を離し始めている。2位争いに田中哲也が加わり3台の争いに。い ま7周目を走行中。 8周目、高村が田中を抜いて4位に浮上。4位争いが激化し、2、3位のリード、 ビスコとの差が開いてしまう。 11周目、金石は余裕のトップ。キーを叩きながらだと展開がよくわからない。ピ ットFMのラジオにもワープロのノイズが入るようで音が聞きにくい。 ここシケインでは金石の走りも単独走行に近いせいか、とても安定している。その 後方では2番手争いがさらに激化。リードにビスコが迫る。 14周目。5位田中が4位高村に接近。シケインでは完全なテール・ツー・ノーズ。 エラリーがシケインで単独スピン、セナ足でエンジンをあおり再スタート。 田中は高村のリアウィングの下にノーズを潜らせるように追撃するが及ばず。 17周のレースは12時10分に終了。トップ6の順位は以下の通り。 1 金石 2 リード 3 ビスコ 4 高村 5 田中哲也 6 沢登 上位のマシン、走りの差はそんなにない感じ。予選順位とスタートがレースの展開 結果を左右するようだ。 すがやみつる(鈴鹿サーキット・シケインスタンド) NTTの携帯電話ムーバとオアシスポケットでリポートしました。