Japanese F3

JF3:第19戦SUGO決勝 坪井翔が7連勝も4位に入った高星明誠がチャンピオンを決める。Nクラスは長谷川綾哉が優勝

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 全日本F3選手権第19戦は23日、スポーツランドSUGOで18周の決勝を行い、総合で坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が、Nクラスで長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)が優勝。4位に入った高星明誠(B-MAX NDDP F3)が今シーズンのシリーズチャンピオンを決めた。

 決勝は午後2時55分に曇り空の下フォーメーションラップが始まった。

 トップで1コーナーに飛び込んだのは好スタートを切ったポールシッターの大津弘樹(TODA FIGHTEX)。優勝しかチャンピオンへの望みがつなげない坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が予選3位から2位に上がり、予選2位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)は3位に落ちた。チャンピオン最右翼で予選4位の高星明誠(B-MAX NDDP F3)は、予選5位の阪口晴南(HFDP RACING F316)にかわされ5位でレースを始めることとなった。

 トップに立った大津だったが背後から坪井が迫る。7周目からは0秒2~3差で大津を追い詰めると、12周目のSPコーナー立ち上がりでアウトにはらんだ大津がスピン、コースアウトしクラッシュ。坪井は難なくトップに立った。

 この大津のクラッシュでセーフティーカー(SC)が導入され、15周目でピットに退くと16周目から残り3周でレースは再開。

 トップに立った坪井だったが、4位に上がった高星のチャンピオンを阻止するためにはファステストラップの獲得が必須条件。坪井はスパートし、17周目にファステストラップとたたき出すとそのままトップでゴール。しかし坪井に続いて2位でゴールしたチームメートの宮田が最終18周目に坪井のタイムを上回りファステストを奪いという意外な展開となり、これで高星の今シーズンのドライバーズチャンピオンが決まることとなった。

 3位には阪口が、4位にはチャンピオンを獲得した高星が入り、5位に阪口、6位にアレックス・パロウ(THREEBOND)が続いた。

 Nクラスは予選2位の久保田克昭(Planexスマカメ・F308)が、スタートでポールシッターの長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)をかわしてトップに立つも、スピードに勝る長谷川が7周目の1コーナーで久保田をかわし逆転。

 SCからのレース再開後もこの順位は変わること無く優勝は長谷川、2位に久保田、3位には植田正幸(Rn山下製作所F308)が入った。

 第20戦決勝は明日24日、午後12時より25周で行われる。チャンピオンも決まり消化試合となったが坪井の8連勝がなるかどうかに注目したい。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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