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SUPER GT 第7戦
「SUPER GT IN KYUSHU 300KM」 事前情報
■開催月日:2005年10月15-16日
■開催場所:オートポリス
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◇インプレッサ、相性のいいオートポリスで表彰台を目指す
SUPER GT第7戦は10月15~16日、大分県のオートポリスにおいて開催される。クスコスバルADVANインプレッサは、小林且雄と谷川達也のコンビで参戦。完走記録を更新し、第6戦富士に続き連続でポイント獲得、さらには表彰台を目指す。
オートポリスは世界最大のカルデラとして知られる阿蘇山の外輪山西北に位置するサーキットで、最近の市町村合併により日田市に編入された。このコースは高地に位置することもあり天候が不安定で、ときおり霧が発生することもある。ハイスピードコーナー、回りこむ複合コーナー、テクニカルセクションとレイアウトにメリハリがありアップダウンにも富み、多くのドライバーに好評なサーキットだ。特に後半のテクニカル区間では、低重心パワーユニット・水平対向エンジンを搭載するインプレッサは、その特徴である優れた回頭性を生かした走りを見せてくれるだろう。
さらにここの特徴はピットが右回りのコースの外側に位置するため車両とピットガレージの位置関係が逆になること。つまり日本の他のコースは“車両の右側がピットガレージ”となるのだが、ここは逆。したがって給油口もボディ右側から左側へ移動させる必要がある。また、ドライバー交代も通常と勝手が異なるため、金~土曜日には ピットワークの練習を行うチームが多い。
今回のエントリーは41台で、うちGT300クラスは24台。インプレッサはまず予選で、今季4回目スーパーラップ(SL)への進出を目指す。性能調整により今回もリストリクター径は2ランクアップのまま。GT初優勝(99年オールスター戦)を遂げたゲンのいいサーキットで14戦連続完走記録の更新とポイント獲得し、またチャンスを生かして表彰台を期待したい。
15日の予選日は8時~9時30分がピットロードにおいて公開車検、10時30分~11時30分がSL進出を決める公式予選の1回目、14時30分~16時20分がSLを含む公式予選2回目となる。16日は9時~9時30分がフリー走行、14時に65周の決勝レースがスタートを切る予定。
■小林且雄選手
「富士はほとんど最後尾から追い上げて今季最高位の9位でゴー
ルするという不思議なレースだった。オートポリスでは作戦どおり
リストリクターも2ランク広いままだし、GT初優勝を遂げた思い出の
コースなので、粘りの走りで上位を目指したいですね。ストレートス
ピードではまだライバルたちにはかなわないけど、後半のテクニカ
ルセクションやチーム全体の頑張りで、表彰台まで行けたらいいな
と期待しています」
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