SUPER GT

SGT:GTA定例会見 オートポリス戦が来年復活!

GTアソシエイション(以下GTA)は7月25日、スーパーGT第5戦が開催されているスポーツランドSUGOで定例会見を行い、現在進めているDTMとの規則統一や来年のカレンダーについて坂東正明代表が明らかにした。

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DTMとの規則統一について
先日もBMWのマリオ・タイセン氏と二日にわたって会談した。
現在DTMとは2015年を目処に車両規則を統一するべく話し合いを続けているが、DTMでは2012年より前倒しで適用したいとの意向がある。このため、年内に合意すべく話を続けている。
一方、BMWではDTM、スーパーGTのほか、アメリカ(グランダムシリーズか?)を含めた統一を望んでいる。
GTAとしては2015年からの導入を考えているが、もしそれ以前にということなら、性能調整が必要になるし、当面はエキジビジョンマッチで考えることになるだろう。
今年の特別戦や、上海でのDTM最終戦でエキジビジョンマッチができないか、ということも現在話し合っている。
規則統一に当たっては、アメリカの側ではカーボンモノコックの部分が難しいようだ。スーパーGTではエンジンが問題になる。その点も一つ一つ片付けながら進めていきたい。

特別戦について
一昨日、昨日のチームミーティングでも話し合ったが、「出ないチームはいない」と理解している。
スタンディングスタートについて、駆動系パーツの強度を心配しているメーカーもあるが、ジャッキを降ろしてスタートしたり、ローリングに出て行くときとどれほど違うのかと思うし、何を問題にしているのかが疑問だ。
将来に向けて一つの新しいGT見てもらうことのほうが大事だと考えている。

来年のスケジュールについて
オートポリス戦は復活する。スプリントカップも富士で開催する。
来年もシリーズ8大会と特別戦1回は変わらない。
詳しいスケジュールについては来月JAFの方から発表になると思う。

その他
次回の鈴鹿ラウンドからGT300クラスに2台が加わる。
1台はヴィーマック、もう1台はポルシェだと聞いている。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO


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