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SUPER GT

吉本大樹レースレポート(SGT最終戦(第9戦)/もてぎ)

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【スーパーGTシリーズ第9戦(ツインリンクもてぎ)】
7-8 November, 2009
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紫電、ラスト2戦のトラブルが響き
タイトルには手が届かず

CAMXLT1A.jpg
【Result】
(Sta) FP : 3 th / QF : 11 th
(Sun) FP : 4 th / Final : 16 th (0 pt / Team Point : 1 pt)
Driver's Ranking : 8 th (吉本大樹)
Team's Ranking : 7 th (Cars Tokai Dream 28)

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【Qualify】
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天候:曇|路面:ドライ|気温:21℃|路面温度:24℃(ノックダウン予選開始時)

紫電、タイヤと路面のマッチングに苦しみ予選は11番手

遂に雌雄を決する最終戦を迎えた2009年のスーパーGTシリーズ。タイトル獲得の可能性は残すものの、ランキングトップとのポイント差等、立場的にはやや苦しい状況でこの最終戦を迎える事となったカーズ東海ドリーム28&紫電。しかし、チーム&ドライバーは「まだシーズンが終わったわけではない」と、逆転タイトル獲得に向け必勝を期しこの最終戦に挑むこととなった。

迎えた土曜日のフリープラクティス。上空はやや雲が多かったものの、日差しは強く、セッションが進むにつれて気温、路面温度とも上昇。11月とは思えないほどの暖かさの中での走行となった。このセッションでまずステアリングを握ったのは加藤選手。その加藤選手は予選、決勝に向けマシンのセットを確認~調整していくと、NEWタイヤでは1'56"218をマーク。セッション後半でステアリングを握った吉本大樹もこの後のセッションに向けたセットアップを進めて行き、最終的にこのセッションを4番手で終えることとなった。

その後12:50から45分間(GT500、GT300両クラスの混走)で行われた公式予選1回目。この予選はこの後のノックダウン方式での予選に進むための予選通過基準タイムを両ドライバーがクリアすることが求められる他、そのノックダウン予選までにマシンのセットを最終調整する為にも大事なセッションとなる。予選通過基準タイムに関しては両ドライバー共危なげなくクリアしたカーズ東海ドリーム28&紫電陣営は、このセッションでは吉本大樹がNEWタイヤでアタック。最終的にこのセッションのトップから0.2秒差の3番手となる1'56"850をマークする。しかし「コースが混雑していてまともなアタックを出来たラップがなかった事もあるけど、今一タイムが伸びなかった。マシンのセットというより、コースとの相性という感じですが・・・」と、後のノックダウン予選に向けては幾分の不安も残しつつこのセッションを終了する事となった。

そして迎えたノックダウン予選。この予選方式はセッション1(Q1)、セッション2(Q2)、セッション3(Q3)の3回に分けられ、それぞれのセッションで上位タイムをマークしたチームのみが次のセッションへの出走が許され、セッション2までで脱落したチームはその時点で決勝スターティンググリッドが確定。セッション3でトップタイムをマークしたチームがポールポジションとなる。更に一人のドライバーが2回続けてのセッションに出走する事は認められない。この予選Q1で紫電のステアリングを握ったのは吉本大樹。その吉本はこのセッションで6番手タイムとなる1'55"807をマークし、まずは危なげなくQ2進出を決めて行く。そして迎えたQ2セッション。ここでは加藤選手がNEWタイヤを履きコースイン、Q3進出を賭けたアタックへと入って行く。しかし午前のフリープラクティスから懸念していたタイヤと路面とのマッチングに苦しむこととなり、マークしたタイムは1'56"248。セッション終盤まではぎりぎりQ3進出圏内となる10番手につけていたものの、最後の最後にタイムアップを果たしたマシンにそのポジションを奪われQ3に進出する事が出来ず、翌日の決勝は11番グリッドからスタートを切る事となった。

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【Final】
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天候:晴|路面:ドライ|気温20℃|路面温度24℃

紫電、トラブルで今シーズン最後のチェッカーを受けることは叶わず

前日の予選では無念の11番手に留まった紫電。タイトルを争うチームの多くが予選上位につけたこともありタイトル争いでは窮地に立たされる事になったものの、この日午前のフリープラクティスでは4番手のタイムをマーク。決勝での巻き返しを狙いマシンをスターティンググリッドへと並べた。

迎えた注目のスタート。ここで紫電のステアリングを握ったのは加藤選手。しかしその加藤選手はスタートこそまずまずの動きを見せたものの、オーバーテイクポイントの少ないコース特性も影響し、その後は思ったようににポジションを上げることが出来ず。それでも粘り強く8番手近辺までポジションを上げて行くと、レース折り返しよりも若干早目の周回数ながらピットイン。今シーズン最後のピット作業を行っていく。すると紫電はここで何とタイヤ交換を行わず給油とドライバーチェンジのみでコースイン。ピット作業でのロスタイムを削り、タイトルを争う#19(ウェッズスポーツIS350)と#43(ARTA Garaiya)の間でコースに復帰すると、最後のスティントを吉本大樹のドライビングに賭けていく。

ここから最後の追い上げを期しステアリングを握った吉本大樹。しかし前戦オートポリスに続きここでも不運が紫電を待ち構えていた。「ピットアウト直後から異音がし始めた」というマシンはその後程なくして明らかな異音と共にエンジンが一気にパワーダウン、元々劣勢であったストレートスピードが更に落ちていく。吉本は一度はアウトラップだった#7(M7 MUTIARA MOTORS雨宮 SGC7)を交わし前に出ると、その後巧みなブロックで数周に渡り何とかそのポジションを守ったものの、結局徐々に悪化していったトラブルには成す術もなく、#7(M7 MUTIARA MOTORS雨宮 SGC7)に抜き返された後、#11(JIMGAINER)にもポジションを奪われてしまう。更にその後方から来ていた#74(COROLLA Axio apr GT)にも1コーナーで接触されながら交わされ、最後は「エンジンが止まりかけるガス欠のような症状も出てきた」とピットインを余儀なくされてしまう。

トラブルの原因はマフラーの破損で、タコ足状に分かれたマフラーパイプのうち1本にクラック(亀裂)が入った事によるものであった。それでも最後のガス欠のような症状はその破損がエンジンの燃調にも異常を来した為引き起こされたものでエンジン自体のトラブルではなかった為、チーム、ドライバー共に「もう一度コース復帰を・・・」との思いはあったものの、ピットに戻りその破損状況を目視すると、すでにクラックの入ったマフラーは完全に折れてしまっていた。この状態で走行を続ければエンジン自体のトラブルに繋がる可能性もある他、エンジンルーム内やその周りの配線類に引火しマシンの火災に発展する可能性もある。結局この破損状況を見たチームはこの時点で続走を断念。2009年のカーズ東海ドリーム28&紫電の戦いは、無念にもここで幕が下ろされる事となった。

今シーズン紫電&カーズ東海ドリームは第2戦鈴鹿から吉本大樹を迎え入れ、第4戦(セパン)での最後尾からの劇的逆転優勝を含み3度の表彰台を獲得。ウェイトが加算され劣勢が予想された後半戦も、チームの戦略の功もあり着実にポイントを加算、第7戦終了時点ではドライバーズランキングでトップと同ポイントの2位、チームランキングでも2pt差の3位につける等、大混戦のタイトル争いの中心的存在ともなった。最終戦の時点で6台ものマシンがタイトル獲得圏内に残った大混戦のタイトル争いの中、最後の2ラウンドはトラブルに泣くレースが続いたため惜しくもタイトルは逃したものの、最終的にはドライバーズランキング6位(加藤選手)&8位(吉本大樹)、チームランキングは7位という結果で2009年のシーズンを締めくくる事になった。

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【吉本大樹コメント】
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今回は、前回オートポリスを落とした事、このもてぎが紫電との相性が良くない事等も含め、タイトル争いと今回のレースはかなり厳しいものになるだろうとの覚悟でのぞみましたが、マシンはタイヤと路面との相性でタイムが伸びず、予選からレースにかけては想像していた以上に厳しい展開でした。

それでも決勝はチームがこれまで幾度となく当ててきた作戦とコンスタンシーで勝負をかけ、スタートの位置とコースの特性から、トップを逃がさない為にも早いピットインを行ったのですが、その直後にトラブルが出てしまいました。最後は燃調が狂ったまま走るとエンジン自体が壊れてしまう可能性、ハーネス類に引火する可能性等もあり走行を断念しましたが、あの状態で、更にはタイヤも交換せずに走ってあのラップタイム(1分58秒台)が刻めていた事を考えると、トラブル無しで思惑通り進めば間違いなく19号車や11号車と争う位置、悪くても3位表彰台を争うところには行けたと思います。それだけにこの結果は非常に残念ですが、今回のような事前に防ぐのが難しいトラブルが出るのは仕方のない事ですし、チーム、ドライバー共に皆が最後まで力を出し切れたと思います。

また今シーズン、こうして僕が第2戦から紫電で走り、最終戦までタイトル争いを出来たのも、チーム全員の努力、スポンサー様の協力、ファンの皆さんの応援があったからに他なりません。非常に苦しい状況もあったなか頑張り続けてくれたチーム、応援していただいたスポンサー様、毎戦声援を送ってくれたファンの皆さんに本当に感謝します。

応援、本当にありがとうございました。



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