GT500クラスポールシッター ZENT CERUMO SC
- 立川祐路
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「15回目でポールポジション記録を更新しましたが、開幕以来、久々です。シーズン序盤は調子が良かったんですが、そのあと調子を崩して辛い中盤戦を送っていました。ここに来る前、だめだった原因がわかり、その結果ポールを取れたので嬉しいです。だめだった原因は秘密ですが、解消された原因にあわせてフリー走行からクルマを作りました。フリー走行はバンピーで決まってなくて、スーパーラップでもミスがあったけど、予選までにがんばってクルマを作ってくれたチームに感謝しています。あしたはチャンピオンシップを考えても厳しい状態で、ここに来る前から優勝しか考えていませんでした。ポイント差もあり、勝たなければもうアウトだと思っています。今日一番前に並べたので最後の大逆転にのぞみをつなぐためにも勝ちます」
- リチャード・ライアン
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「今日一日を振り返ってみると午前中は難しい状況でした。立川さんが戻ってきたときは、みんな悩んでいましたが、チームの加藤さんや立川さんがクルマのセッティングを考えてくれて、午前中のことを考えるとポールポジションが取れて良かったです。スーパーラップ中は寝てました(笑)。冗談です。ちゃんと見ていましたよ。実は私服で見ていてポールポジションが取れればレーシングスーツに着替えようと思っていました。立川さんはぼく以上に緊張していたと思います。ポールポジションからのスタートでアドバンテージがあるし、クルマの調子はいいので2位や3位じゃなく1位しか考えていません」
GT300クラスポールシッター ARTA Garaiya
- 新田守男
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「朝からクルマを作っていましたが、よそもアンダーステアのチームが多かったので、最後のスーパーラップに合わせて、第3セクターでのパフォーマンスを上げるようにオーバーにセッティングしました。そこが他のクルマより良かったので、真一の走りを見ながらぼくらの考えがうまくいったと安心していました。ポールを取れたのであしたは優位に戦えるだろうと周りの期待感がぼくたち以上に高まっていますが、楽観視はしていません。短い時間でセットアップを進め、クラッシュとかポイントを取れない状況を避けながらライバルの前でチェッカーを受けたいです」
- 高木真一
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「嬉しいです。いつもは緊張しない方ですが、あと2戦で最終戦のもてぎがガライヤが得意じゃないコースなので一番前で予選を終えたいと思っていました。朝も1回目の予選も新田さんが乗って一番だったので、一番を取らなければと緊張しました。午前中からタイヤのセットアップをしていますが、詰まってない部分もあるので、あしたは厳しいかも知れません。ただ、一番前でいろんな作戦を立てられるので1位とはいいませんが、表彰台には確実に登りたいと思います。チャンピオンシップを争うライバルの前でゴールしたいですね」
まとめ: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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