SUPER GT

SGT:第3戦富士フリー走行 またも#35MJ KRAFTがトップタイム!レクサスSCが上位独占

MJ KRAFTはここでも速かった!
2010スーパーGT第3戦の決勝前フリー走行は、ポールシッターの#35MJ KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)がトップタイムを記録。昨日の公式予選から全てのセッションでトップに立ち、決勝にむけて万全の仕上がりぶりを改めてみせつけた。
GT300クラスは今回2カーエントリーとなったタイサンの1台、#26CINE CITTAタイサンポルシェ(イゴール・スシュコ/植田正幸組)がトップ。ポルシェ勢がここでも速さをみせた。

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決勝日を迎えた富士スピードウェイも昨日に続いて快晴。朝早くから多くの観客が詰めかけ、既に1コーナー指定席は完売の状態だ。
そんななか、フリー走行は午前8時30分より30分間で行われた。

各車のペースは走り始めから速く、周回を重ねるたびにトップは#24HIS GT-R、#38ZENT SC、#8ARTA HSV、#6ENEOS SCと目まぐるしく入れ替わるが、開始15分で大嶋のドライブする#35MJ SCが1分35秒975でトップに躍り出て、これがそのままこのセッションのベストタイムとなった。
これはユーズドタイヤを装着し、決勝を想定して燃料を多めに積んでいながらのタイムということであり、決勝に向けて35号車の準備は万全のようだ。 また2番手には#6エネオス、3番手に#38ZENTがつけ、35号車だけでなくレクサスSC勢全体の好調ぶりを伺わせた。

100502FpKondo一方GT-R勢最上位は#24HISの4位。しかし24号車は走行終了3分前に1コーナー立ち上がりでトラブルによりストップしてしまい、決勝への影響が懸念される状況だ。

HSV勢では#17ケーヒンの5位が最高。前回優勝の#18ウイダーは9位と、ここでも苦戦が続く。

GT300クラスは序盤から#26タイサンポルシェと#2アップルK-ONE紫電の2台が交互にトップタイムを塗り替えあう展開に。結局スシュコが開始14分で記録した1'44.925がここでのトップタイムとなった。
2番手に#2紫電、3番手には#19ウェッズスポーツIS350がつけた。

第3戦決勝はこのあと午後2時より88周(400km)で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA


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